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「可愛い」に払う値段【日記:2023/7/20】

昨日、とあるカフェに入って、人生で初めてラテアートなるものを注文してみました。

「ペンギンカフェ」という店名に偽りない、可愛らしい一杯です。
前述のとおり、この手のものを飲むのは初めてなので、作法がよくわからないところがありましたが、美味しく頂かせていただきました。

価格はお安く700円。世間的な相場はよく知りませんが、ひと手間かかるタイプのドリンクにしては思ったよりも高くない気がします。
このお店の普通のコーヒーも同じく700円らしいですし。
カップがかなり大きかったので、妥当だなという感じですが、むしろデザイン代金分上乗せされていないのが驚きです。
世の中、可愛さには追加料金かかるというのがお約束ですからね。

昔だったら、それは否定しないものの「じゃあ普通のでいいや」と言っていた私ですが、人間は変わるものですね。
小説を書いたりするのにあたって、美少女のことをこれまでよりも深く考えるようになったからかな?
ファッションにメイクにネイル、トレンドのアイテムがどうたら。
美少女を作るにはとにかく金がかかります。

それは現実の女性たちも同じであるし、二次元の少女たちであっても同じだ。現物にお金がかかるか、想像して描くかの違いはあるけど。
どちらにせよ、本気で美を作ろうとすれば、それは一朝一夕ではならないのです。
私を含め、男性側だと中々分かりにくいことではありますが、オリジナルの二次元美少女を一人でも本気で生み出そうとしてみれば、その苦労の一端が分かってくるというものです。
だからこそ、私は可愛さに敬意を払う。
方法はどうであれ、そうありたいと願う心が既に美しいと思うから。

とまあ、少々ずれましたが、可愛さってお金を払うほどの価値があるよねって話です。
私もそろそろ、色味が多くて高いパンケーキを注文して「可愛い!」って言うやつをやろうかな。
最近は主食じゃない食べ物に1000円以上払うことも許せるようになってきたし、いっちょインスタ映えというのを狙ってみるのも悪くない。
というか、そうでもしないと一生安い珈琲だけ啜ってる男になってしまうから。可愛いへの投資だとでも思って、貧乏性の自分を誤魔化すことにする。


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