見出し画像

乙女の園におじゃまして【日記:2023/5/27】

人間、生きていると段々日々をルーチン化し、毎日を同じことの繰り返しにしてしまいがちです。
現に私もそう。食事と言えば、コンビニ弁当と冷食とレトルトとカップ麺ばかりで、飽きの来ないようにたまにサラダを入れて免罪符にする、そんな日常を送っています。
たまには料理でもしようと思い肉を買ってきたりするのですが、結局面倒になって、なんとなく茹でてポン酢などをかけて食べるという甲斐のない事ばかりしてしまう。

ひとえに食に対する興味の無さのせいですね。これがもし漫画とか小説とかなら、金がかかっても興味が出たらとりあえず買うという選択肢がとれるのですが……食については、知らないチェーン店に入るので勇気の限界です。(先日は震えながらSoup Stock Tokyoに挑戦した。小皿1杯のスープに600円ぐらい持っていかれると思っていたが、ご飯もつけて600円だった。やったぜ)
よく分からない世界は怖い。昔チャリ屋の親父にマウントを取られてから、特に初見の個人店には偏見がある。
ただまあ、一応物書きの真似事をしようとしている人間ではあるので、自分に伺い知れない世界に入るのもたまには必要だとは思ってる。
……でも知らん店に入るのは嫌なんだよなぁ。店主がタオルをバンダナみたいにしてるかもしれないし、若者相手なら無条件で自分が偉いと思ってる老人かもしれないし……

そんなわけで、これならできる挑戦としてやったことのない”乙女ゲー原作”のアニメ映画を見てきました。
『Collar×Malice』という警察もの、テロ解決ものの作品で、近年の乙女ゲー界隈でもトップを争う人気作。劇場版はそのバックストーリーを描くという内容とのこと。
原作を知らないと完全に楽しむのは難しそうでしたし、珍しく客席が女性ばかりで肩身が狭かったですが、雰囲気感はつかめましたし中々独特で面白かったです。

後編も6月にやるらしいので見に行こうと思う。
劇場版のアンフェアや相棒が好きなので、そのノリで見れそう。後単純に主人公の星野市香さんが気に入ったというのもある。
男性向け作品のヒロインにはあまりいない、自らの身を犠牲にしてでも他人を助けようとするヒーロータイプで良いです。見た目も髪型が凄いことになってますが猫っぽくて……
(乙女ゲーマーの友達に聞いたところ、女性は主人公に対して厳しいので、尊敬できる好かれる人間にしないと不買運動に発展したりするんだとか)

帰り道、BOOKOFFに寄ったらちょうどいい値段で売っていたので原作のゲームも買ってしまった。
人生初の乙女ゲー、美少女になってイケメンを袖にするのが夢の一つだったので、プレイするのがとても楽しみです。

知らん飲食店に入るのもこれぐらいスパッとできたらいいんだけどな……いつも店周辺を3周してから結局松屋に行ってしまう。
店主がイケメンじゃないのがまずいのか?
でもそうなると、まずはメンズコンカフェから始めるのが正解ということになるな。……要検討と。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?