Atonement
このからだは神様からの贈り物だって
誰が言ったんだっけ
だったら誰に愛されたって
変わらないはず だけど
夢の中へおちるまで ものたりなくて
声を求めた 誰かの声
ただ一瞬だけ やさしく包んでくれる
それだけ それだけでいいのに
流れていく 顔も知らないだれかのつぶやき
世界の真相なんて 知りたくないよ
知りたいのは 本当の気持ちだけ
悪魔だ 僕はひとのこころを食って生きてきた
このこころがいつか どこかに還るのなら
居場所はないだろう この罪は償えない
悪魔だ 僕はひとのこころを糧にした
もし僕が飢えていても なにも差し出されない
みずから贄になりたい なんてひとはいない
このからだは神様からの贈り物だって
誰が言ったんだっけ
答えがみえても ふりだしに戻される
永遠の迷路 解かされているみたい ああ
めざめてみた ヒビ割れた画面
わたしみたい もうボロボロだな
カーテンのさき 日々は流れる
その中にいれば 許される気がしていた
過ぎていく とりとめのない日々
迷惑な贈り物だよ 捨てるしかない
「本音は押しころして」
わたしが決めた ルールだった
天使じゃない 翼なんてない
許さない 許されない
わたしでいいなら なんて
そんなことは言えない
天使なんかじゃない 愛なんてわからない
許したい 許されたい
わたしじゃなきゃダメって
言ってほしい
生まれてきた意味なんて ないならさ
自由に生きたっていいじゃん なんて
無責任なコトバを 誰が言ったのか
こころとからだの間で
揺れている僕ら
生きる意味があったらあったで
つまらないでしょう
みんな溶けあってしまえば
楽なのにね なんて
冗談飛ばしながら 今日も生きていく
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