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テンさんとタビさんの事

前回のnoteの投稿にスキして下さった皆様、いつもありがとうございます。
今回は17歳の頃から一緒にいた猫様たちについて書いてみようと思います。


どうして一緒に暮らし始めたか

私は子供の頃から動物が好きで外を歩いていても飼い主さんと散歩している犬様や猫様をつい見てしまいます。哺乳類だけでなく爬虫類も好きです。(…虫と人間は嫌い、論外、特に虫が嫌い、見つけた瞬間に叩き潰す)

猫様たちと暮らし始めた時は私が17歳、高校2年生の頃です。
その時の私は同級生からいじめを受けて家出&自殺未遂をやらかした後に自暴自棄になっていました。この世の全てに絶望していました。
少しの間、不登校の状態で家で過ごしていました。母も「無理をして行かなくてもいい」と支えてくれました。ある日一緒に外出(放っておくと引きこもりがちになるので母が連れ出してくれたのだと思います)した時にホームセンターに行きました。

その時は確か…母が必要な物を探しに色々なコーナーに行っている間に、私はペットショップのエリアに居たと思います。
結構無気力な感じでボンヤリと犬様猫様を眺めていたと思います。
そんな感じで色々な種類の犬様猫様を眺めていた時、ふとある猫様に釘付けになりました。顔が丸くて全体的にムッチリした体格をしていて中毛種(多分)の不思議な魅力を持つ猫様でした。

猫様たちを紹介

その猫様がこちら↓

・名前:テンさん
・年齢:9歳(今年誕生日を迎えたら10歳になる)
・性別:男
・誕生日:9月21日
・種類:マンチカン(脚長、スコティッシュフォールドの血筋もある)
・性格:のんびりしたビビり、怒っても怖くない、音の鳴らないオモチャが好き

何故かその時は「初めて会った気がしない」という感情をテンさんに抱いていました。出会った当時のテンさんは生後6ヶ月で、周りにいた猫様と比べると割と体格が大きい方でした。
種類はマンチカン(脚長)と聞いていましたが、顔が丸くて垂れた小さい耳が特徴的だと思いました。(後にテンさんの血統書で彼がマンチカンとスコティッシュフォールドのミックスだと知る)
出会ったばかりのテンさんはケージの柵に登ったり、甘噛みが下手だったり、伸びをする時は何故かドヤ顔で縦に伸びたりなど…クセが強強の猫様でした。歳をとった今でもクセが強いのは変わりません。
むしろクセが強くなって更に謎が深まる猫様だと思いました。シニア期に入ったテンさんは出会った時よりも活発に動き、今までやらなかった悪戯をして、鳴き声がダミ声になりました。
人見知りな所はありますが、来客時にインターホンが鳴った時はビビって逃げなくなりました。(昔は鳴った瞬間にダッシュで2階に逃げていました。)
昔は逃げてだった耳掃除も今では抵抗せずに人間にさせてくれるようになりました。顔拭きと爪切りは相変わらず苦手のようです…(テンさんの爪は太くて硬いので切りにくいです。)
現在に至るまでの間に肛門膿(人間でいう痔のようなもの)が出来て、病院で膿を絞ってもらう度に怒り狂って大悲鳴を上げたり、膀胱炎になった時に治療で注射をされて少しの間嘔吐が続いた事もありました(テンさんは普段滅多に毛玉を吐かないのでこの時は凄く心配になりました。)が元気に過ごしています。

テンさんと出会って暮らし始めたおかげで、私は生きる気力を取り戻しました。「テンさんが居るから死んではいけない!」と思って色々な事を頑張れるようになりました。
慣れない事もありました。テンさんを動物病院に連れて行く時に、逃げられたり抵抗されて血が出るまで引っ掻かれた事もありました。テンさんは力が強いので抱っこしたとてすぐに大暴れして人間の腕の中から脱出します。

テンさんと暮らし始めて月日が経ち、高校を卒業して浪人生だった頃に2匹目の猫様と出会いました。浪人していたのは自分のやりたい事が分からないのと人が信じられなかったからです。
その猫様とは、テンさんが居たホームセンターのペットショップで出会いました。

2匹目の猫様がこちら↓

・名前:タビさん
・年齢:7歳(今年誕生日を迎えたら8歳になる)
・性別:男
・誕生日:6月15日
・種類:アメリカンカール(実はよく見るとテンさんより体が大きい)
・性格:好奇心旺盛のビビり、運動能力が高い、滅多に怒らないけど怒ると怖い、猫じゃらしやボールが好き

出会った時のタビさんは生後3ヶ月で片手で抱き抱える事が出来るぐらい体が小さかったです。タビさんに出会って最初に思ったのは「顔ちっちゃ!!耳立ってる!」でした。
太くて硬い曲がらない尻尾を持つテンさんと違って、タビさんは長くてよく動く尻尾を持っています。そして手足が小さくて爪も細めなので伸びた時に爪が人間の手に当たると結構痛いです。
目ヤニはあまり付きませんが鼻くそはよく付いてました。(最近は付かなくなったらしい。)
毛玉を吐く事がテンさんに比べると多いです。(吐く前に結構な大きい音量の嗚咽を出す)
性格も甘えん坊で寂しがり屋な所があって人間が近くに居ないと甲高い声で呼びます。ビビリですが人見知りはしない方です。
膀胱炎と下痢になった事もあってその時は大変でした。出そうとして出なくて何度もトイレに入ったりしていましたので。テンさんだけでなくタビさんもですが、膀胱炎の時は本当に辛そうで…なっている本人たちもスッキリしなくてイライラしている様子でした。


↑一緒に寝てる時の写真

2匹の写真を見てよく分かると思いますが、テンさんとタビさんは凄く似ています。ですが種類も年齢も骨格も違いますので血の繋がった兄弟ではありません。
SNSでアップしたり人に見せたりするとよく兄弟と間違われる事が多いです。
そしてよく間違われるのですが…タビさんの方が顔が小さくて、現在シニアの年齢になっても子猫に間違われる事が多いです。タビさんは顔が小さいですがテンさんより体が大きくて体重も同じぐらいです。

現在の2匹

私が専門学生になり、コロナ禍も乗り越え、仕事も転々とし、マンションに引っ越して1人暮らしを始めた現在はテンさんたちと離れて暮らしております。いつも一緒に居られるわけではありません。

マンションで暮らし始めの頃は何日も寂しい思いをしました。朝起きて寝るまでの間に「あ…テンさんたち居ないんだった」と自然と猫様たちを探してしまう事もありました。
一緒に暮らし始めた頃は慣れない事が多くて大変でしたが、現在は一緒に暮らして、帰省したらまた会える関係で良かったなと思っています。
帰省した時は覚えていてくれるかどうか不安でしたが、テンさんたちは変わらず私に接してくれます。

時折「この子たち本当に猫ちゃんだよね…?」と思うぐらい癖が強い2匹ですが、私にとってはこの世で最も愛おしい存在だと思っております。
そして昔からこの考え方は変わっておりませんが…

「動物アレルギーはなりたくてなったわけではないから仕方ない、動物怖い嫌いと言う輩&虐待する輩は許さない、そういう奴らは即刻死刑でOK」

…という考えはこの先もずっと変えません!😅
人間よりマシな存在で可愛くて愛おしい存在なので動物大好きです👍

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