【2024年10月プレイしたゲーム】トウフになって体験版やってアークナイツに泣いた10月
SteamNextFesがあったので体験版多め。それ以外はエスプレイドをやっていたので新作をほとんど買ってない。あとはアークナイツ。
◆『スゴクツヨイトウフ』
ゲーム展示会で割と話題に。お子さんが熱心にやっていたのを見かけた。
バカゲーにしては真面目、真面目ではあるけどバカゲーというなんとも不思議な作品。
アクションの手触りがシンプルでとても良い。Aボタンで力をためて任意の方向に飛ぶ、それだけ。アクションステージの構成も割と簡単だが、油断してるとトウフはすぐに崩れる。手触りが良いだけに、調子に乗って飛ばしてると思ったより上に飛んでそのまま落下の衝撃に耐えられず崩れて粉々になったトウフの残骸がなんだか面白い絵面。リトライが異常なほど早くて、自分の残骸がステージに残ったまま再開する早さ。
ノーマル難易度で2~3時間ほど。食べ物で遊ぶというある種のタブー…
ゲームだからこそできる禁忌破りを擬似体験する背徳感。それでいながら作りは真面目で手触りの良いアクションゲーム。つくづく不思議な魅力を持ったゲームだと思う。
◇『Zeroranger』
リスペクトに溢れたフィンランド製STG。中ボスがモロ有名STGの自機。ステージ構成がシルバーガン、他にも色々、全ては把握出来てないけど。
自機の武装がちょっと独特、後ろから出てくる敵への対処が苦手なのと、ボムが無いので緊急回避が出来ないのがなかなか慣れない。演出はすごい。どうやらコンティニュー無しでやらないと真エンドをみることが出来ないのでクリアまで時間かかりそう。
◆『神風帝国』体験版
弾が無くなったら自機を特攻させて敵を巻き込む独自なシステムのSTG。
敵を巻き込んでいくことでスコア倍率も上がり、スコアを上げていくと自機がスピードアップしていく。敵弾に当たっても爆発して敵に一矢報いれる。
コンボゲージの減りが早くて、自爆から復帰したらもうコンボ繋がりにくい場面が多いから、もう少し猶予あっても良いかも。
◆『RANDOMAX』体験版
ランダムに供給される武器を使い分けてステージを攻略するローグライト的な要素を盛り込んだ縦スクロールSTG。序盤から敵がたくさん出てきてジャラジャラアイテムを獲得してマキシマムモードでエクステンド(残機アップ)しまくるフィーバーな感じがとても良い。
武器は3つのスロットに道中のショップでランダムにピックアップしたものをストックして、残弾が無くなったら次のものへ…とシフトしていくので割とアドリブ感が強め。といっても体験版で出てくる装備は軒並み強かったので、武器の特徴をある程度把握してれば困ることは無いと思われる。
最初は「ローグライト要素盛り込んだSTGです!」と聞いてどんなもんが出てくるのかちょっと不安だったけど、縦スクロールSTGの文法を踏襲しながらローグライトのアドリブ感とジャラジャラフィーバー感がなかなか楽しい作品で、製品版が待ち遠しい。
◆『メタルブリンガー』 体験版
たしかINDIE Live Expoで発表されたアクションローグライト。ドット絵…どちらかというとボクセル?を基調にしたビジュアルが目を引くし、登場する武器やロボットのデザインがめちゃくちゃカッコいい。
触ってみた感触は一見良さげなんだけど、敵が大量なので武器モーションの微妙な硬直時間に別方向から遠距離がペチペチ来て気持ちの良いアクションがあまり出来ない。攻撃を受けた時の硬直が気持ち長めなせい?
結果的に雑魚敵には逃げ回ってバズーカの爆風で大雑把に倒すことに。それはいいんだけど、今度は敵が多くてロックオンしたい方向の敵に定まらない。
ゲーム中盤の能力がそこそこ上がってるモードになると幾分かは動きの自由度は上がってるのだけど、むしろ攻撃が派手になったことで余計視認性が悪くなって、攻撃してるのかそれともされているのかよく分からなかった。
他にもどのローグライトなのに踏破済み区域をマップで見られないので同じ場所を行ったり来たりする 、なので目的地も説明がない、キャラ強化の効果適用先が分かりにくい、レベルアップするとどのあたりが強化されてるのか情報が無い、と細かい部分で気になる作品だった。
◆『カルドアンシェル』 体験版
インティ・クリエイツの最新作。
ぶっちゃけると「ターン制になったロックマンエグゼ」。
カードの組み合わせでチート級コンボを生み出してオレTUEEEEをするという割り切ったコンセプトで、カジュアルかつテンポが良く戦闘が進められる。
ただ、使用するカード郡が「別の(架空orインティ・クリエイツ版権入り混じった)ゲームの力を使う?というような設定で、当然絵柄などに統一感が無いのがちょっと気になった。たぶんストーリー上の意味がありそうな感じなのだけど。
◆『Hook Line and Sniper』 Demo
今月のオススメゲーム。
ライフルを持った魚が飛ぶ鳥とついでに同胞や空飛ぶ船を落とすシューティングゲーム。ワイヤーアクションもあるので、鳥に引っ掛けて自身も空を翔び、上から狙い撃つ快感がたまらない。海もちょっとしたトランポリンのような挙動で、着水後すぐに空に上がれる体勢が取れるので動かしているだけでもすごく楽しい。
制限時間2分の間にどれだけ倒してスコアを稼いだり特定の条件をクリアするミッション形式で、ミニゲームっぽい感じでサクサク楽しめるのも良い。
◇『ButtKnight』Demo
海外製のエッな縦スクロールシューティング。武器が剣、弓、槍で拐われた女性たちを助ける騎士なので完全に魔界村を縦スクロールにしたやつ。魔界村よりかだいぶマイルド。
スコアを上げていくと右下の女の子の服がはだけていき、おそらく1万点超えるとR18なシーンが見れるっぽい。
エッな部分はともかく(女性キャラデザは割と日本でも通用しそうで良いと思う)、シューティング部分もけっこう手触りが良さげで普通に面白かった。操作方法をキーボードのみだったので、パッドを対応してくれたら嬉しい(あと日本語も)。
◆『DevilReversi』Demo版
石を上に重ねられるオセロという革新的なゲーム。相手の石に重ねて両面が同じ色の石を形成し、それをひっくり返すと「ひっくり返したのに同じ色にならない状態」が発生し、そこからさらに「ひっくり返し」がえしとなり、得点が加算されていく。
先に5万点を取った方が勝ちなので、上手いことコンボを決めて一回で高得点を叩き出せるように陣地を作っていく。これがなかなか難しい。かなり頭を使うゲームになってる。
説明がなんだか難しいが、補助として置けるところに色で教えてくれるし、得られる得点を可視化してくれる機能もあるので、けっこう優しい。
現状キャラクターは画像の2キャラのみだけど、かなり可愛いケモなのでこれは期待大。
◆『エスプレイドΨ』
最初は斑鳩をそろそろやろうと思ったものの、やはり2面が上手くいくビジョンが見えず、ひとまずなんとかできそうなやつをやることに。
もちろんエスプレイドも一筋縄ではいかず、ひたすらに練習する毎日。アーケードSTG独特の処理落ちや高速移動と低速移動の切り替えの仕様に四苦八苦しつつようやくクリアの光明が見え始めた。来月にはクリアできそうな予感。
◇『アークナイツ』
本当にスゲーわアークナイツ…。イベントシナリオ「バベル」を読んでしばらくこのゲームのこと以外考えられなくなってる。
これまで謎だった(状況証拠は既にあったけど)大分部が判明する設定面でも重大なシナリオなのもあるけど、なにより登場人物たちの苦悩と葛藤、そして願いの描き方に心を締めつけられた。そしてこのグチャグチャになっていく感情をどう文章で表していいか、まだしばらく心の整理がつかなそう。
来月のメインストーリー14章実装イベントが色々盛りだくさんな内容で、ここで集中して色々やりたい欲があるので、来月は他のゲームやる時間ないと思う。
ゲームに関する雑な話
・桜井政博のゲームを作るには
ついに最終回を迎えた「桜井政博のゲームを作るには」。最新ゲームの映像やらが使われてるからてっきりその時その時で作られてるのかと思ってたけど、まさかの原型は2年前に既に撮り終えてるとは…。
ゲームのデザイン(リスクとリターンの仕組みなど)を簡潔に分かりやすく映像化されていて、一介のゲームプレイヤーとしてもかなり参考になったし、これからもちょくちょく見返すだろうな、とも思ってる。
それにしても「未来のゲームをよりよくするために」という信念でもって、200本以上の動画を自腹で作る姿勢は、尊敬を通り越して畏敬の感情が近い。9000万円…。
・SNS
Twitter(オレはサービスが終わるまでこの名を使い続ける)で改悪アップデートがなされるたびに代替SNSに行くかどうかが話題になる。もうそろそろ移動の準備…少なくとも本当に何かあった時のために青空へ避暑地を作ってみた。
…みたものの、これまで特定の話題でアカウントを分ける動作すらまともに出来なかったので、ホントに避難場所を設けたというレベル。
シューティングゲーム、アークナイツ、インディーゲーム、昔ハマってたゲーム(アイマス、ウマ娘など)と雑多に情報が流れてきて、昔からフォローしてる人がその情報で喜んでたりするのを眺められる場所はやはり現状Twitterしかないので、みんなが移動しない限り、移動するのが難しい。どうしたもんか…。