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オールタイム・ベストゲームを決めるための準備稿【ロボゲー編】

あるいは懐古…かつて熱中したゲームを振り返りルーツを探る試み。

フォロワーのなるぼぼ=サンがオールタイム・ベストゲームの記事を出しており、それ以外にも多々オールタイム・ベストを語る記事や配信を散見するようになったので、自分も書いてみようと思い立ちました。

ただ、今考えてるオールタイム・ベストを挙げると『アーマード・コア6』『Hellsinker.』『ソニアド2』が三強で、そのラインに到達、あるいは近いゲームを選ぶとなると10作品以上も挙げられないかも…もしくは基準を決めてないと逆に多すぎる気がする。

なので過去にプレイして面白いと思ったのを整理して(あわよくばもう一回プレイ)、年末くらいに加筆前提のオールタイム・ベスト( Ver.0.5)をみたいなのを出して「オレ達のオールタイム・ベストゲームを決める戦いはこれからだ!!」みたいにできたら良いかなと思案中。

まずは少し回り道をして、昔どんなゲームをやってきて、何を面白いと感じて生きてきたのか。ベストではないけど、人生に少なからず影響を与えたであろう思い出の作品を挙げていきたい。

Another Century's Episode(PS2)


面白い作品は、元ネタやストーリーが解らなくても面白い。

男子にとってロボットというのは、一度は必ず触れるジャンルだ(と思ってる)。幼少期は戦隊モノのロボやガンプラにそれなりに買ってもらっていた気がするものの、とくべつ「ロボットアニメが好き!」って意識はなかった。
このゲームのOPを観るまでは。

(もうACE公式サイトが存在せず、Youtube動画も個人がアップロードしてるものなので各自検索をお願いします)

オープニングはまるで実写のようなリアリティを感じて(当時は本当にそれくらい衝撃だった)、デザインもスケールも全然違うカッコいいロボットたちが、カッコいい曲に合わせて戦ってる。

「なんだか分からないけど、カッコいい…!」。

知ってるロボットはガンダムだけ。それもアニメは観てないから機体の名前も、どんなストーリーかも分からない状態。カッコよさは全てにおいて優先される。それを自覚した作品だ。

プレイ中も、ミッションで出てくる敵キャラとの会話の断片から関係性やストーリーを妄想するのが楽しかった。


アーマード・コア3(PS2)

コントローラーでロボットを動かす楽しさ。

ACEをやって、「このゲームを作ったフロム・ソフトウェア?って他にどんなゲームを作ってるんだろ」と調べたのが最初だったか。これもまたオープニングが小学生当時からすれば、スーパーロボットとは違う「兵器っぽさ」がシブくてカッコよかった。

買ってはみたものの、これがまぁ非常に難しくて。
その理由が「サイトに収めないとターゲットロックしない」という仕様。ACEは敵をロックしたら敵と自機を線で繋いでいるようにしてくれるシステムだったので、自分でカメラを操作してロックする仕様になかなか慣れなれず、数ミッションやってどうやっても修理費と弾薬費で収支がマイナスになってしまい、一度積んでしまった。

実機とゲーム本体が手元に無いため公式のPVの画像から(しかもポータブル版)
画面の四角いサイトを動かして敵を捉えていないと攻撃が当たらないというなかなかハードな仕様

だけど不思議なことに、なぜか頭の中では「なんとかできないかな…」と考えていて、起動しては諦め…起動しては諦め…を繰り返していた。

複雑で不便な操作システムだけど、それが逆に「ロボットを動かしてる」感に繋がり、だんだん自由に動かせるようになるとミッションもクリア出来るようになってきて、着実にレベルアップしていくのが楽しかった。

そして6へ

実を言うと自分は、3の後の作品は当時の友人がプレイしてるのを見て満足して、自分が買ってプレイしたのはLR(一応全ルートは見た)、PS3時代のものはほとんどプレイしていないニワカ野郎です。
fAは手元に残ってるけど、満足に機体を動かせずに積んでいるうちにPS3が壊れてそのまま放置状態。そんな折に出た『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』は、まさに福音。

ターゲットアシスト機能があるので過去作の「難しい操縦でロボットを動かしている感」は無くなったけど、機体を自在に動かすことへの快楽の追求は変わらず「これはアーマードコアの新作だ」と直感できるような作品だった。

スーパーロボット大戦シリーズ(J・UX)

カッコいいロボの動く姿を”観る”

初めてスパロボをやったのは友人から借りた『スパロボR』。そして自分で初めて買ったのが『スパロボJ』で、最終的に10周してた。

その理由はヒロインの揺れ…もあるけど、一番の理由は任天堂機過去作から圧倒的に進化した戦闘ドットアニメーションとカットイン。

めっちゃ揺れる。なんなら版権モノのデカいキャラ(SEEDのマリューさんとか)も揺らしてる。
今だと流石に目のやりどころに困るし、近年の作品では揺れなくなったけど、
当時を経験してる身だとちょっと寂しい気がしないでもない。

前作のDからアニメーションは一新されて、後のWでも使われるくらいにはグリグリと動くスーパーロボットの戦闘は何度観ていても飽きなかった。

さらに後期主人公機の最強武器が同乗させているヒロインによって変わるのも魅力だった。
でもグランティードにはテニア、ベルゼルートにはカティア、クストウェルにはメルア…って感じで機体とヒロインを固定にしてたから、アニメーションが全12種類あるのに気づいたのはYoutubeで動画を見てからなんだけどね。ラフトクランズで各種最強武器の種類が変わるのは隠し機体ならではの仕様なのかと勘違いしてたあの頃…。

ACE・ACの3Dロボとはまた別の、2Dで動くロボを”観る”魅力。それを知ったのはスパロボがキッカケだ。観るだけでなく「この敵にトドメを指すならこのユニット」「こいつとこいつは小隊を組ませて…」と自分だけのロボアニメを考えて楽しむことも面白さの一つだと思う。

少し時代が飛んでUXの話もしよう。

3DSになり、ボイスも再生可能になったのも嬉しいところ。
3DSソフトのダウンロード販売が終了して手軽にオススメできないのが惜しい…。
(中古価格4000~5000円)

参戦機体があまりにもオレ好みすぎたうえに、ストーリーのクロスオーバー具合も絶妙。「一番好きなスパロボは?」と聞かれたら必ずUXと答えてるくらいには好き。特に25話、ファフナーの一騎とSEED DESTENYのシンとの掛け合いとディスティニーの乗り換えイベが非常に良くてねぇ…。

スパロボはクロスオーバーのアツい展開が魅力的で、知ってる原作が参戦してるスパロボから入るのもヨシ、スパロボのシナリオから興味を持って原作に触れて違いを楽しんだりするのもヨシという作品。原作では死んでしまうキャラが条件を満たせば生き延びたりできるif展開を楽しめるのもスパロボならでは。



幼少期~小学生の頃はポケモンから始まり、ロックマンエグゼや遊戯王など、友達と遊べるメジャータイトルばかり遊んできた、割と普通 ミーハーな少年だった(思う)。

今思うとロボゲーとの出会いが、オタク属性に変質した瞬間かもしれない。そういう意味では、自分の人生に深く影響を与えたジャンルだ。



それにしても、昔の思い出を書いてみると、手元に実機とゲームが無いと画像を撮ったり内容を思い出したりが難しいのはけっこう不便…。
ACEなんかはアクションも割と面白かったような気もするけど、もう記憶が鮮明じゃないし、AC3も今やってみてどうなのかは気になる。
やっぱ買い直した方がいいのかなぁ。でもPS系ってすぐ起動しなくなるのが怖いんだよね…(2敗)。


次に挙げる準備稿は「泣きゲー編」を予定…してるんだけど、振り返ってみたら結構挙げる必要のあるタイトルが多くて、併行して書いてるやつを先に挙げるかも。気が向いたら読んでください。


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