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この時代に生まれたならば、一度はウマ娘をプレイしてほしい


「サイゲームスが競馬を題材に使ったゲームを出すぞ」とどこかのゲームサイトの記事で見て公式サイトのビジュアル(とキャラのビワハヤヒデ)に一目ぼれしてから3年。待ちすぎて首が馬どころかキリン並みに長くなってしまったが、みんなに言いたいことはこのゲームは絶対にプレイした方が良いということです。


「女の子の徒競走」をゲームとして成立させたのがすごい

まず、「女の子の徒競走を眺めるゲーム」なんて他にそうそう見ないというのが理由です。徒競走というスポーツは、野球やサッカーのように攻守の戦略があるわけでも、チーム戦の華やかさ無いし、派手なワザもありません。速く走る、その一点だけの非常にシンプルなスポーツで、ちょっとゲームにしにくい部分が多い。けど、ウマ娘はそれがしっかりゲームとして面白いんです。それだけでも一度はアプリをダウンロードして遊んでみる価値があります。

普通の人間は100mの最速が37㎞、中長距離だともっと遅くなります。ゲームのファーストPVでは割と人間寄りの長距離走のスピードでレースの様子が描かれています。これだとさすがにスピードも遅くてちょっと見ごたえが無い。

どの段階で方向転換されたかは分かりませんが、第3弾PVではウマ娘たちもほぼ常に前傾姿勢で、かなりスピード感も増してます。アニメの1期が放映された辺りでウマ娘は実在の競走馬と同様に、時速60㎞以上を出せる脚力があると判明し、最終的にゲームでもその設定に反映されたスピード感がしっかり出ています。


さらに注目すべきはレース中のウマ娘たちの顔。アイドルでも通用するような可愛い顔の少女たちが、レース中に見せる必死の形相。特にゴール直前は鬼気迫る表情がアップで映される。

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そしてゴール後のウィニングランでは、勝って客席にガッツポーズを向ける子や手を振る子、負けて肩を落としている子、泣きそうな表情をしている子の映像が流れる。

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勝負の世界の残酷だ。勝てば嬉しいけど、負ければ死ぬほど悔しい。だからみんな必死になって走る。その表情によって、彼女達がどれほど真剣かがわかる。擬人化であるウマ娘だからこその、「ヒトが出せる表情」によって迫力を増しているのです。
このような、スポーツで発生する喜怒哀楽の感情の渦が、野球やサッカーの一試合より短い時間(一レース見るのは大体2分くらい)で表現できるのは、レース競技の利点でもある。この部分はある意味スマホゲーに向いている。


『プリティーダービー』とは名ばかりのガチレース

レース演出や彼女たちが駆ける想いのガチ度が全然プリティーじゃない。ストーリー展開的にも青春スポ根ストーリーの方が成分強いです。現在放送中のアニメ2期、ヤンジャンで連載中の『シンデレラグレイ』、アプリ内のメインストーリー、各キャラの育成シナリオ、どこから入っても面白いです。やるなら今です。3月10日からはPCでもできるようになります(スマホとデータ連携可)。








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