簡易企業分析(株式会社チャレナジー)
1,対象企業
株式会社チャレナジー
(事業内容)
垂直軸型マグナス式風力発電機の開発
※マグナス力については添付参照
(注目製品)
添付の垂直軸型マグナス式風力発電機
2,簡易知財分析
(特許)
対象特許:特開2021-042696
・課題:
整流板のコストや軽量化、簡素化
・解決方法:
各組毎に組み立てられ、風力を整流板だけではなく、回転軸に「溝」もしくは「穴」のようなものをつけることによって、複雑な構造を取ることが不必要
(意匠)
意匠に係る物品の説明によれば「流体中で回転する略円筒形状の円筒翼が発生するマグナス力を用いた推力発生装置(中略)ならびに前記推力発生装置を用いて発電機を回転させる風力発電機、水力発電機、潮力発電機などの流体機械の円筒翼」とあり、技術を意匠でカバーしている
(商標)
企業名は登録しており、また更なる小型化を目指して、各家庭に太陽パネルが取り付けられたように、シリーズ化の予定があるのではないかと推測される。
一方で事業拡大は指定商品からは窺えない
3,結論
所謂「SDGs発明」にあたる。また、インフラにもあたるため、役所の許可がなければ設置できない場合もあるので、小型化・軽量化は必須である。
一方、新たな関係性や世界観とは無関係であるから「デザイン思考」「アート思考」にはあたらない。
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