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2021年のグラグリッド10大ニュースを発表します!

皆さま、2021年も大変お世話になりました!
おかげさまで、グラグリッドとして様々なプロジェクトや取り組みに参加させていただく機会に恵まれました。メンバー一同感謝いたしております。

2021年の活動を振り返ると、次のようなキーワードが浮かび上がります。

“ビジョンデザイン”
“オンラインでの協創ワークショップ”
“未来洞察による機会領域探索”
“共創のためのwebシステム開発”
“ビジュアル思考ツールのオープン化”

新しい目標、ビジョンを創出し、一歩前にあるきだした組織に伴走してきた1年でした。そんなグラグリッドの活動をふりかえり、10大ニュースとしてまとめてみました!

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1.企業の経営戦略を考える場でビジョンドローイングが大活躍!

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企業の存在意義を問う重要性が再認識された2021年。人間中心から地球や環境、社会を中心にこれからのビジネスのあり方を捉える必要性の高まりが、その背景にあるものと考えられます。

その状況で、言語化や共有化が難しい経営のあり方を検討する場での視覚化は、社内マネジメントやブランディングの再構築や合意形成を進める役割を果たします。

今年はそのような検討のタイミングでグラグリッドへお声がけをいただき、様々なモデリングをしたり、一枚の絵にまとめたりするして、次へのアクションを生み出す価値を提供することができました。

2.共創プラットフォームのWebサイト開発でサービスデザインを担当!オンラインでHCDプロセスを実施

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オンラインで多様な人と出会い、創造的な活動に参加できたり、関連する知識や情報を入手できる共創のプラットフォームを構築するプロジェクトに参画しました。

プロジェクトでは、ターゲットユーザーへのインタビューからユーザー要求をまとめて、ビジネス要求と統合したり、サイトのプロトタイピングやその評価、ブラッシュアップも実施。

オンラインを駆使して、一連のHCD(Human Centered Design)のプロセス全体に関わる、グラグリッドとしても専門性をフルに発揮できたプロジェクトでした。


3.未来洞察のワークショップファシリテーションの機会が増える!
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不確実な未来を、いかに捉え、どのような価値を生み出していくか、未来洞察に関わるプロジェクトでのファシリテーションを、大手メーカー様やシステム開発会社様など多様な企業の皆さまと実施しました。

一橋大学との連携では、オンラインでの未来洞察ワークショップができるMiroのテンプレートを作成。対面ワークショップ同等の成果をオンラインでも創り上げる試みを形にすることができました。

4.グラグリッドのビジュアルファシリテーションノウハウが形に!

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これまで多くのプロジェクトで採用してきたビジュアルを活用したアプローチ。プロジェクトの目的によって描き方を変えていくその技術は、暗黙的なものでした。

その暗黙的な技術を解説し、書籍としてまとめた「ビジュアル思考大全」をグラグリッドの三澤が執筆しました。デザイナーだけでなく、多くのビジネスパーソンにも業務の様々な局面で活用できる内容となっています。

5.遠野、浪江、伊勢志摩、富山、多様な地域プロジェクトを実施!
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地域では様々な課題があり、その課題解決には多様な関係者による協働的な活動が求められます。それらの活動のファシリテーションを担当し、新たな価値の創造、合意形成を行うプロジェクトに参画しました。

遠野市のプロジェクトでは、観光施設の施設コンセプトを再定義するテーマで、フィールドワークからワークショップ、コンセプトの可視化までを担当。関係者と共に施設の今後に向けた方向性を打出し、次への一歩を踏み出すことができました。

6.小学生の学び方変革プログラム「ノート学」キッズデザイン賞受賞!
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落合第六小学校で実施してきた「お絵かきシンキング」の授業を進化させ、ノートのとり方を変えることで創造性を育む「ノート学」を、グラグリッドパートナーの皆さんの協力を得ながら体系化。

この取り組みで、キッズデザイン賞を受賞することができ、関係者一同、喜びを分かち合いました。

7.コ・デザインのためのシンキングシート「デザインのしたじき」公開!
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グラグリッドが携わってきた多くの共創プロジェクトにおいて活用してきたワークシート。それらをブラッシュアップさせ、活用の目的に合わせて選べるシンキングシート集を「デザインのしたじき」というWebサイトとして公開することができました。

プロジェクトを進める上での検討の下敷きとして、プロジェクトリーダーやファシリテーター、はたまた個人での活動など多くの皆様に活用いただけることを目指しています。

8.CXマンガが大盛況!「マンガで伝える」をサービス化!
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概念的な企業の理念やサービスコンセプトをはじめ、説明の難しい「商品」や「取り組み自体」などを、マンガで伝えるサービスを開始しました。

マンガが持つストーリー性や没入感を生かしながら、伝えたい内容が伝わるためのアプローチとして、クライアント様からはポジティブな評価を頂いております。

9.クリエイティブを楽しむためのキット付オンラインレッスン「Lakit」で三澤,小野がクリエイターデビュー!

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三菱鉛筆様がサービスを開始された「Lakit」。そのクリエイターとしてグラグリッドの三澤と小野のコンテンツが登録されました。

ビジュアル思考大全でも紹介しているツールを題材に、詳しい解説をオンデマンドで視聴しながら、楽しく進めることができるものとなっています。

10.さいたま・寄居の空き家拠点「rutsubo」でコ・デザイン探究スタート!

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埼玉県の寄居町で、つばめ舎建築設計の根岸さんとはじめたコ・デザインプロジェクト。空き家を拠点に、地域の方々が集い、地域を楽しく、地域をより面白くするための話し合いを気兼ねなくできる場「rutsubo」として展開。

ここで盛り上がった話を、実際に試してみようとツーリズム企画やBarイベントを実施しました。来年以降、この小さな動きがうねりとなって、地域の魅力を向上させる大きな流れになっていく期待が高まっています。

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以上が、2021年のグラグリッド10大ニュースでした。そして、グラグリッドにとって、今年は10周年を迎えた年でもありました。ふりかえると、一つひとつの活動の蓄積が、今につながっていると実感します。

これもひとえに、支えていただいた皆さまのおかげです。
ともに活動する機会をいただき本当にありがとうございました。

これからも、オリジナリティのある活動を創造してまいります。
引き続き、ご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いします。

グラグリッドメンバー 一同



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