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【理解が深まる】 読書会で「読書共有シート」を使ってみた!

グラグリッドでは、数ヶ月に1度、読書会をひらいています。
本を読む際に、自分が大事だと思った箇所に線を引き、読書会当日に線をひいた箇所を紹介しあいながら対話を深めます。

今回は、「読書共有シート」を使って、読んだ本から最も印象に残った一節と、学んだことを整理し、共有していきました。

1.本を読み、大事なところに線を引く

まず、本を読み、自分が大事だと思ったところに線を引きましょう。

今回の読書会では、みんなで「集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学(エリック・クリネンバーグ (著), 藤原朝子 (翻訳))」を読みました。

2.丁寧に対話をする

自分が大事だと思ったことや、注目した箇所に線をひいた理由を、一章ずつ丁寧に対話をします。
対話から気づかなかったことや、新たな発見があるかもしれません。

3.最後に「読書共有シート」にまとめる

対話が終わったら、最後に自分の印象に残った一節を主観で選びとり、自分にとってどのような影響を与えたのかをまとめていきます
印刷して書き込んでも、直接データに書いてもよいので、ご自身がやりやすい方法でまとめていきましょう。

グラグリッドでは、テンプレートのデータをMiroにアップロードして、みんなで記入していきました

4.シートを共有してみよう!

書き終わったら、共有タイム!
読書会に参加したメンバーに、「もっとも印象にのこった一節」と、「あなたがこの本から学んだこと」をシートを見せながら共有してみましょう。
共有することで、共通点や新たな発見が見つかるかもしれません。

一人ひとりが描いた読書共有シートはこちら。

グラグリッドメンバーが選んだ「印象に残った一節」はそれぞれ違いますが、「この本から学んだこと」に書かれた内容から共通点が見えてきました。

・コミュニティづくりはハードよりもソフトウェア(人とつながるための交流や、活動)が大切だ。
・その土地や、建物、人や場など、それぞれにある物語から共感が生まれると当事者意識が芽生えたり、帰属意識が生まれる。

最後に1枚のシートにまとめ、共有することでより理解が促進されました。

「読書共有シート」を無料でダウンロード!

コ・デザインのためのシンキングシートを集めた「デザインのしたじき」から、ダウンロードすることができます。
利用登録(無料)をすれば、誰でもお使いいただけますので、ぜひご活用ください!

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