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「Designship2018」にビジュアルシンキングパートナーとして参画しました

2018年12月1日〜2日の2日間、東京ミッドタウン日比谷内にあるBASEQにて「業界の壁を越えた、日本最大級のデザインカンファレンス Designship」が開催されました 。
グラグリッドはこの新しい試みの場に、ビジュアルシンキングパートナーとして参画しました。グラフィックレコーディングを活用した、「ビジュアルボード」を用いて、参加者とのインタラクティブなコミュニケーションや、場の活性化を行いました。
この記事では、私たちのイベントでの取り組みや、活動についてご紹介します。

Designshipとは?

デザインシップは様々な業界における一流デザイナーが集結し、それぞれの叡智や想いを爆発させる、日本最大級のデザインカンファレンスです。2018年は主にデジタル・グラフィック・プロダクト業界において各デザイン領域を司る精鋭たちに講演していただきます。
(Designship Webサイトより引用 https://design-ship.jp/

Designshipスタート!

Designshipオーガナイザー 広野さんの挨拶からスタートしました!

チケット販売開始からソールドアウトまで10時間!注目度の高さが伺えます。

今回は、イベントのビジュアルイメージに合わせて、特別に黒いボードに白い文字でグラフィックレコーディングをしています。

登壇者と参加者の想いをつなぐ、ビジュアルボードの活用

そして、見てください。
この黒いボードには、たくさんのカラフルな付箋が貼られています。これは、参加者たち自らが、感想、質問、登壇者へのメッセージを書き込んで貼ってくれたものです。

貼り出された付箋には、登壇者から受け取った想いや感想が溢れています。

参加者同士がインタラクティブなコミュニケーションをとれるように、私たちは、この付箋を貼ってくれるボードを「ビジュアルボード」と名付け、さまざまなな仕掛けをほどこしてきました。

ビジュアルボードの近くで参加者一人ひとりに付箋を配布したり、司会者からその意図を説明してもらったり、公式ツイッターからも「みんなでつくろう!」と呼びかけてもらいました。
付箋が貼られてようやく完成とも言える、このビジュアルボード。最初はみんな書いてくれるのかちょっと心配でしたが、現場の熱気がそのまま飛び火したかのように、コメントで溢れていきました。

2日間で描いたビジュアルボードと、コメントの一部をご紹介

2日間で書き上げたビジュアルボードは、なんと16セッション分!
16セッション分のグラフィックレコーディングと合わせて、各セッションに贈られた熱いコメントの一部をご紹介します。

1日目

■大塚 航生さん「トイレの美しさに向き合い続けて考えたこと

■きよえ氏さん「魅力を伝えるストーリーのつくりかた・つたえかた

■京谷 実穂さん「IoT時代における新しい音声体験のデザイン

■佐藤 洋介さん「クリエイティブを競争力に デザイナーを10倍輝かせる組織作り

■宮本 哲也さん「ビッグデータから導き出されるビジュアルトレンド

■柘植 秀幸さん「ライブにイノベーションを起こすUXデザイン

2日目

■難波 謙太さん「ロンドン歴18年の日本人が学んだ欧米のデジタルデザイン

■橋口 恭子さん「変身歌舞伎の体験設計 ―「観る」から「体験する」へ。歌舞伎の魅力を世界に発信―

■岩沢 卓さん「プロジェクトが育つ共創空間のデザイン手法 「リアルスケール・プロトタイピング」のススメ

■坪田 朋さん「エクスペリエンスデザイナーとしてチャレンジしてきた俺の屍を越えてゆけ

■畠山 糧与さん「平成の終わりに、デザイナーが医療に携わること

■太田 文明さん「「日本型サービスデザイン・プロジェクト」の成功の秘訣

■横井 康秀さん「カタチから造り方まで、自動運転モビリティ・マイクロEVの原型をデザインする

■堀田 峰布子さん「「つくる」X「つたえる」がもたらす新たなデザイン

■佐々木 智也さん「フルスタックより強い、オールラウンドデザイナーのつくりかた

■渡邊 徹さん「VRにおける視点のデザイン

迫力あるビジュアルボードを前に、生まれるコミュニケーション

ビジュアルボードの大きさは、高さ約180cm!
広いフロアの中でも目を引くボードの前で、登壇者と参加者の方が交流したり、コミュケーションが生まれる様子が見受けられました。

柘植さんのセッションを担当した、名古屋、菅本さんも一緒に記念撮影!
セッション内容を振り返り、参加者や登壇者をつなぐ他にも、フォトスポットとしてイベントを彩りました。

きよえ氏さんのTwitter。

Voicyさんの公式Twitter。

ほぼ等身大の似顔絵と一緒に撮影いただきました。イベントを彩るだけではなく、遊び心も!

2日間支えてくれた、ビジュアルシンキングチームのメンバー

2日間、私たちと一緒にパワフルに活動してくれたのは、静岡県にある常葉大学造形学部の「In & Out Lab」に所属する5名の学生さんたち。Designshipの他にも様々なプロジェクトで一緒に活動しています。

(左から、久保田さん、望月さん、遠藤さん、山川さん、菅本さん)

16セッションを走り切れたのは、彼女たちと一緒に活動できたおかげです。
瞬発力を必要とする現場で臨機応変に支えくれました。参加者に声を掛け、コミュニケーションを生み出しやすい場を一緒につくってくれました。現場力は普段の活動の中で培われた力なのではないかと思います。

1日目の参加メンバー

2日目の参加メンバー

最後に

常葉大学の学生さんたちが、それぞれが感じたことをレポートとして発信しています。

■望月琴未「designshipのレコーダーとして挑んだ2day」

■遠藤真緒「レコーダー視点で語るDesignship2018」

■山川千晴「Designshipにグラフィックレコーダーとして挑んだ2日間」

各業界のデザイナーとして活躍している方々の葛藤や、生の声、想いに触れられる機会は少ないのではないかと思います。
私は2日目のみの参加でしたが、社会や組織を変えていくために行動している皆さんのお話を聞いて、胸が熱くなりました。Designshipが立ち上がったこの機会に、ビジュアルシンキングパートナーとして、この場を一緒につくることができて、嬉しく思います。
ありがとうございました!
(小野)

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