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できない自分を演じる

こんにちは。
5月ももうすぐ終わりというのに、こちらは随分と冷え込みます。風邪などひかないように、身体を暖めてのんびりと時間を過ごしてくださいね。

今日私が書きたいことは、「できない自分を演じてしまう」についてです。
これ、共感される方いますかね?
私もつい最近になって気がついたのですが、できない自分を演じている自覚をするようになりました。
私はもともと要領がとても悪いわけではないと思います。クラスでいう中の上というところでしょうか。まあ、努力を意識的にしなくてもテストで50点はとれる、といった感じです。
でも努力はしないと100点は取れません。当たり前ですね。

私にとっては50点も100点も同じ「できる」の範囲に入ります。つまり100点を取ることに特段魅力を感じていなかったわけなのです。
100点を取るための努力とは相当なものなのでしょう、私は努力することが嫌いでした。

努力をしているのに結果を出せていない自分は、みじめで先が見えず自分自身も嫌いになっていきます。

そこで、私はできない自分を演じるようになりました。
実際に努力していないから結果が悪くて当たり前、そういう理由づけをしたのです。今考えるとバカな話です。
高校での定期テストではノー勉で何度時間に挑んだことか。勉強していないことをテストの点数の低さの言い訳にしていたのです。
そういったことを繰り返すうち、努力しないことが私の当たり前になっていきました。やればできる、やらないだけだと見栄を張っていました。

努力さえすれば他人よりも上手くできると、傲慢さを胸の内に秘めていました。
最近になって、それを自覚しました。きっかけは分かりません。長い思春期が終わったからなのか、モラトリアム期間を抜けたからなのか。

努力は裏切らない、とよく言いますが、私はそこまで肯定的にはなれません。
時には努力しても努力を全て活かすことができているのかが、他人から見て分からないからです。
自分と他人は違う人間で、努力のものさしも、価値観も全てが違います。
でも、自分という存在は同じです。私が努力したと思えば努力している。自分自身を素直に今日も頑張ったと褒めてあげてください。


長々と書いてしまいましたが、要は私は臆病だった、というお話です。

それではまた、お会いしましょう。おやすみなさい。

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