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#なにげない日:16(修行)

高野山(こうやさん)は、和歌山県北部に位置する標高約800メートルの山上盆地で、真言宗の総本山である金剛峯寺がある場所です。平安時代の初めに弘法大師(空海)によって開かれた真言密教の聖地として知られています。

高野山は、周囲を1,000メートル級の山々に囲まれており、町全体が寺院の境内地とされています。ここには117の寺院があり、その多くが宿坊を兼ねており、宿泊や修行体験が可能です。

また、高野山は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。見どころとしては、壇上伽藍や奥之院などがあり、歴史や文化、自然を感じることができます。

旅は、私にとってただの逃避行ではありませんでした。それは、自己探求と日本の深い歴史と文化への探究心から始まった冒険でした。車を走らせること6時間、窓の外に広がる風景は、私の知らない日本の美しさを教えてくれました。高野山の豊かな自然と厳かな雰囲気は、私が日常で忘れがちな、人間としての謙虚さを思い出させてくれる場所でした。

そして、和歌山県のアドベンチャーワールドでの一日は、まるでタイムスリップしたかのような体験でした。パンダやサル、馬といった動物たちとの出会いは、ただ見るだけの観察を超えたものでした。彼らの生活を間近で見ることで、人間(私)がどれほど自然から遠ざかって生きているかを痛感しました。動物たちが見せてくれる生き方には、忘れかけている何かがあります。それは、便利な機械やテクノロジーに頼らずに、自然と調和しながら生きる智慧です。その日、気温は35℃にも達しました。園内を散策していると、熱中症の危険を感じ始めました。しかし、動物たちはいつも通りの日々を送っているようでした。茶室に入る際の江戸時代の作法のように、刀を抜いて頭を下げる必要はありませんが、自然の中で生きる動物たちの強さには、改めて感心させられます。もちろん、園内にいる作業員の方々もです。

旅行日記が纏まりませんが、キリンさんが私に伝えたかったことは、おそらく「ゆっくりと、でも確実に、自分のペースで歩むことの大切さ」ではないでしょうか。キリンさんのゆったりとした動き、高いところから見渡す落ち着いた眼差しは、大切なメッセージのように感じました。。。

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