体操女子の指導者 塚原千恵子さん死去 77歳
体操女子の指導者として長く日本をけん引し、1968年のメキシコオリンピックに出場した塚原千恵子さんが、先月亡くなりました。77歳でした。
塚原さんは長崎県出身で体操女子のトップ選手として1968年のメキシコオリンピックに出場し、日本の4位入賞に貢献しました。
現役引退後は、指導者として体操のクラブチームの女子監督のほか、日本代表監督や女子強化本部長などを歴任し、オリンピックの代表選手を数多く育ててきました。
夫はオリンピック3大会で金メダルを獲得し、日本体操協会の副会長を務めた塚原光男さんで、ともに後進の育成に尽力し、朝日生命の体操クラブでは鶴見虹子さんなど多くのトップ選手を輩出しました。
長男はアテネオリンピックの金メダリスト、塚原直也さんです。
日本体操協会によりますと、塚原さんは先月1日、病気のため亡くなったということです。77歳でした。
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