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メガネ1 度数の見方(SPH)

こんばんは!すず🥸です。自己紹介に引き続き最初の投稿をさせていただきます。

今回はメガネ投稿の1発目ということで、度数の見方について説明したいと思います👍🏻

皆さんは自分のメガネの度数を正しく言うことができますか⁇自信のない人も多いのではないかと思います🧐

メガネ屋で働いていると、「私の度数は0.1くらい」と言われるお客様が結構いらっしゃいます。しかし、0.1は視力の値なのでメガネの度数とは別物なんです…。

今回はメガネの度数の見方について説明していきたいと思います!

これはJINS様の保証書の一部です。

以下のURLから画像を引用しております。https://weekly.jins.com/library/library13-frequency.html

①は遠用か近用かを表しています。つまり遠くを見るために使うメガネなのか、本などの近くを見るためのメガネなのかを記載しているということです。

②〜⑤は少し長くなりますので、順番に説明しますね!


②SPH(球面度数)

SPHとはSpherical Lenzの略で球面度数という意味です。球面度数と言うと難しく感じますが、要するに「近視」「遠視」の強さを表す数字です。

SPHは➖か➕のどちらかの符号が必ずつきます。➖の場合は近視、➕の場合は遠視または老視(老眼)であることを示しています。符号の後の数字は矯正するパワーを表しており、0.25刻みで大きくなっていきます。

・「近視」の場合

「近視」のは遠くが見えないため、凹レンズ(真ん中が1番薄くて、端に行くほど厚くなるレンズ)を使って矯正します。度数が高い方ほど厚いレンズになり、SPHがレンズの矯正力の強さを表しています。つまり単純に考えると、➖の後の数字が大きいほど目が悪いことになります。
※厳密には度数が高いほど目が悪いとは限りません。

近視度数は…
-0.50D〜-3.00Dまでが軽度近視
-3.25D〜-6.00Dまでが中等度近視
-6.25D〜-10.00Dまでが強度近視
-10.25以上が最強度近視
※Dは度数の単位です。

と分類されています。(諸説あり)

・「遠視」「老視」の場合

「遠視」はモノを見るのにピント調節能力をたくさん使うため、凸レンズ(真ん中が厚くて、端に行くほど薄くなるレンズ)を使って矯正します。

「老視」は老眼のことで、ピント調節能力が低くなっているため、遠視同様凸レンズを使って矯正します。

※「遠視」と「老視」のメカニズムは少し複雑なため別の記事で紹介します。

➕の後の数字が大きいほど、矯正力が強いことになります。

遠視度数は…
+0.50D〜+2.75Dまでが軽度遠視
+3.00D〜+5.75Dまでが中等度遠視
+6.00以上が強度遠視
※Dは度数の単位です。

と分類されています。(諸説あり)

つまり、画像の例の方は右目が-2.50(軽度近視度数が、左目が-3.00(軽度近視)ということになります。左右の度数が違うことに驚かれる方もいらっしゃいますが、左右の度数は違う人の方が多いです。(私自身はかなり特殊ですが、左右で符号も違います😂)

SPH(球面度数)については理解していただけましたでしょうか⁇本当はこの記事で①〜⑤まで全て説明する予定だったのですが、長くなってしまったので、③以降は後日投稿いたします。

この記事が少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです😌🤍







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