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社内勉強会を開催しました。

ジオロジックでは月に一度エンジニアの勉強会、通称ジオロジックカンファレンスが開かれます。
ジオロジックカンファレンスでは、各エンジニアが10分程度で気になっているトピックについてプレゼンします。

先日、8月度のジオロジックカンファレンスが開催されたので、そこでのプレゼンを紹介します。


「Go言語について」@kinoP

今回、Goの紹介をKinopさんがしてくれました。


Goは2009年Googleが公開したプログラミング言語です。
現在エンジニアが学びたい言語ランキング1位らしいです。

スクリーンショット 2020-08-13 13.04.54


しかし、Goの言語シェア率がまだ、Python、Java、Javascriptと比べて低いことを、データを使って説明してくれました。

http://pypl.github.io/PYPL.html

他にも、Goの高速コンパイル機能やWhile文やdo-while文がないことも紹介してくれました。

最後に、実際のコードを書いて、
Hello World、並行処理、例外処理などの実行確認もしてくれました。


「Angular入門へ」

AngularはTypeScriptベースのWebアプリケーションフレームワークです。
今回はAngular ⼊⾨時には是⾮やっておきたい、読んでおきたい情報等を紹介してくれました。


Angularは3⼤フレームワークの中で最も要求されるスキルが多く、
学習コストが⾼いというイメージがあるらしいです。
しかし、実際はリソースが豊富で、
初心者の方にもおすすめのフレームワークらしいです。

例えば、
⼈材派遣会社に所属するヒーローを管理するアプリを構築しながらAngularの基本を学べるサイトや、
より実践的な実装パターンが紹介されているサイト
他にも、TypeScriptの基本が学べるチュートリアルを紹介してくれました。

最後に、Angularを勉強する際におすすめのtwitterアカウントも教えてくれました。
@ng-japan
@laco2net
@okunokentaro


「連結リスト」 @matz

今回は私、matz がC においてのLinked List について話しました。

Cの連結リストではそれぞれのノードが任意のデータを持ち、なおかつポイ`ンタを使い次(または前の)のノードを指しています。


struct node {
	int datum; //この場合データはint型
	struct node *next;
  	(struct node *prev;)
};

CではArray(配列)のsizeは変更できません。
ですが、連結リストを使えば挿入や削除を定数時間(0(n))で行えます。
もし開発段階でリストの長さがわからないときや、
リストに定数時間でinsert/deleteをしたいときは連結リストを使ったほうがいいかもしれません。

連結リストに関係する問題はエンジニアのインタビューなどで頻繁に見られます。
例)
連結リストのreverse, delete, insert

もっと興味があれば以下のサイトにたくさんの問題があります。
https://leetcode.com/problemset/all/?topicSlugs=linked-list
https://www.geeksforgeeks.org/top-20-linked-list-interview-question

興味がある方はぜひ、やってみてください。

※今回は諸般の都合で資料の公開はありません


「プライバシー保護に対するGoogle(Chrome)の取り組み」 @haru

近年、ターゲティング広告がユーザーのプライバシー情報を取得する、
などのニュースを頻繁に見ます。

プライバシー保護に関するGoogleの宣言をharuくんが紹介してくれました。

ターゲティング広告の廃止!と言っても、
Googleの収入の約70%が広告収入なので,ターゲティング広告を出せないとGoogleはヤバイです。

なので、Googleはプライバシー保護とターゲティング広告を両立する、Privacy Sandbox という仕組みを提案したらしいです。

Privacy Sandboxにはプライバシー情報の制限のための機能が2つあるらしいです。

ひとつは、Client Hints とは広告主が、
必要なものだけを取得できるようにする取り組み。

もうひとつは、Privacy Budget とは個人の識別に利用可能な情報量の上限(Budget)を決め,送信を制限するブラウザの機能。

最後に、webサイト毎のBudget がどう作成されているかを教えてくれました。

※今回は諸般の都合で資料の公開はありません



「これからのUXの話をしよう」 @yabooun

今後どのような時代がくるのか、
ビジネスルールがどのように変わるのか、
ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)の考え方がどう変わるのか。

 アフターデジタル と アフターデジタル2 をもとに、
yabooun さんが紹介してくれました。

近い将来、
オンラインとオフラインを区別しなくなるOMO(Online Merges with Offline)の時代が到来し、
今オフラインと呼ばれている、店舗での購買活動や移動、車の運転などに至るまですべてがデジタルになるらしいです。

例えば、
オフラインの店舗でなにかを購入したとしても、
何を購入したのか、決済サービス上ですべて記録されます。
タクシーの運転は、加速度センサーなどの様々なセンサーによって、
どの程度安全運転しているか記録されます。

すべてのデータはデジタル上で管理され、
これまでオンラインやオフラインと区別して見られていたものが、
横断したひとりの「ユーザー」として蓄積されるらしいです。

すべての行動が記録される世界が到来したときに、
最初は「自由がなくなった」「監視されている」と拒否反応を民衆は示すそうですが、これがディストピアとなるのか、ユートピアとなるのか
中国の事例をもとに紹介してくれました。

最後に、そのためのキーとなる、
「ユーザーエクスペリエンス」の考え方について、
アフターデジタル時代ではどのような思考法を用いるのかを紹介してくれました。


KinoPさん 、haruさん、 yaboounさん、ありがとうございました。


ジオロジックカンファレンスは毎月開催予定です。
来月もお楽しみに!

また、定期的に合同勉強会も開催しているので、
興味があるかたはぜひ @yabooun までご連絡ください。


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