見出し画像

【5月度】 社内勉強会を開催しました。

こんにちは!ジオロジックでインターンをしておりますkantokuです。

ジオロジックでは、毎月月末に「ジオロジックカンファレンス」という勉強会を行っています。今回は、5月分のエンジニア勉強会、ジオロジックカンファレンスの様子を紹介します。

「fork, vfork, posix_spawn」 @anzai


anzaiさんにシステムコールについて発表していただきました。

今回は特に、別プロセスを起動するシステムコールとして「fork, vfork, posix_spawn」について扱い、それぞれの違いを比較しながらその特徴を解説していただきました。
後半では、これらのシステムコールをJavaアプリケーションでどのように利用するかといったことや、JDKでの linux環境におけるposix_spawn の導入状況などについても紹介していただきました。
普段触る機会の少ないシステムレベルの話だったので興味深かったです。

「Magnet PatternとMethod Overloading」@sue


sueさんが静的型付け言語のscalaで問題となる名付けの問題の解決策として、「Magnet PatternとMethod Overloading」について話してくれました。

名付けの問題というのは、sclalaで型の定義の際に使用するListGeneratorのgenerateメソッドの名前を適切にしなければならないという問題です。
そこでMagnet Patternを用いた Magnetを引数とするメソッドを作ることで適切な型変換を行うことができるとのことです。

ZennHubにも記事(Magnet PatternとMethod Overloading)を用意してくださっているので、ぜひ読んでみてください。

「もう一度RDRAについて考えてみる」@yaboon


yaboonさんには、リレーションシップ駆動要件分析「RDRA2.0」について発表していただきました。

RDRAとは、神崎善司氏が考案したリレーションシップ駆動要件分析ですが、今回はその最新バージョンである、「RDRA2.0」の各モデルについて、実例を交えて解説していただきました。
また、モデルの使い方や作る際の注意点などについてはyaboonさん独自の解釈をもとに「RDRA2.0」をさらに展開して説明してくださいました。

後半では、その上で、RDRAをツール系システムやデータプラットフォームなどに応用していくためにどうすれば良いのかということについて話してくださいました。RDRAはこれからも進化を続けていくのだと思います。


anzaiさん、sueさん、yaboonさん、ありがとうござました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?