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#5 サッカーの基本原理。ゴールを狙い、ゴールを守る。

こんばんは。
クリスマスですね!今日は昼間は日本好きのドイツ人友達とゲームをやりながらドイツ語練習してきました。少しそちらのお母さんと話したんですが早すぎて何を言っているのか聞き取るのが大変です。

今日はサッカーの基本原理と試合の局面の整理を簡単にまとめます。ちょっとメモっぽく📝

「サッカーの目的はなんですか?」
「ゴールを奪い、ゴールを守ること。」だと思います。パスやドリブルをすることが目的ではないです。ポゼッションをすることが目的ではありません。
ドイツ人コーチが多くの日本人選手をこう評価するそうです。「ペナルティエリアからペナルティエリアまでのプレーは素晴らしい。だけどゴールへの思いが欠けている。」
たしかに、僕も選手と一緒にプレーするとなかなかゴールまでのアイデアやイメージが出てきません。我々指導者にそもそもゴールへの強い意識とアイデアがあるのか?と自問自答していきたいです。
DFBは様々なデータを分析しゴールについてこう結露付けました。
「ペナルティエリア内かりのダイレクトシュートが一番ゴールにつながっている。」
中でもペナルティスポットとゴールエリア両角が多いそうです。そこで我々指導者は最もゴールに繋がるここからのシュート練習やここを使う練習をどれだけ行っているでしょうか?そんなとこから決めて当たり前かも知れませんが最も多いここを最も練習すべきだと感じます。しかしシュート練習と言うとミドルシュートのイメージが強いですね。それも大切ですがこの一例のように何が優先順位として高いかを整理していきたいです。そこでさらにゴールを守ることは、ゴールを狙うことの逆の見方ができる。どこが最も危険な場所なのかを知識として持っていると両方に役立つ。攻撃の練習をするのには良い守備も必須。そもそも守備がボロボロな相手には攻撃の質を高める必要がない。守備についてはしっかり相手を見てブロックを組むのが目的ではなく、ボールを奪うことが目的ということを忘れないようにしていきたいです。「ボールを取られるかも、、、」と常に心理的プレッシャーをかけ続けることができるのが良い守備の条件です。

・局面の整理
サッカーの局面の整理と育成年代を指導するにあたって大切なことを簡単にまとめます。メモ📝
サッカーは基本的に攻撃・攻撃から守備への切り替え・守備・守備から攻撃への切り替えの4つの局面がサイクルし続けている。
本書では6つの局面を切り出し書かれていた。

1.ビルドアップ(攻撃)
意図する攻撃を発動させるための起点作り。味方の攻撃陣に最適なタイミングでボールを送る。
・必要なスキル
正確性が求められる。スペースへ運ぶドリブル、味方への確実なパス、正確性重視のトラップ。スペースを作るためにピッチを広く使う戦術性。冷静さと縦パスのチャンスを逃さない勇敢さ。

2.チャンスメイク(攻撃)
思い切りの良さがゴールを生む。思い切りの良さと一か八かは違う。何が自分の武器でどう使うかを精査する。シュートまで持ち込まないと怖くないが逆にボールを失うとカウンターを受ける可能性があることを把握する。常に同じスピード、リズム、パターンでの攻撃は守備陣が慣れてしまうので意識的に変えていきたい。周囲を見ながら最適な選択をすることができる判断力と冷静さそしてチャレンジする勇敢さが必要。

3.攻→守の切り替え
ボールを失った瞬間何をすべきかの状況判断が大切。相手がボールをコントロールできていない場合あるいは味方が多くいる時はすぐに全員で奪い返しにいきたい。相手がボールをコントロールし、味方が周りに少ない場合はボールに近い数人がプレスし他の選手は帰陣し陣形を整える。注意したいのはプレスをかいくぐられると即カウンターをくらうことを頭に入れて状況判断する。

4.守備陣形を整える(守備)
守備のファーストステップは陣形を整える。そのためにチームとして基本的なポジションを整理する必要がある。しかしポジションに固執しすぎてはいけやい。例えばSBが上がってボールロストした場合はそのままSBがSHの位置に。SHがSBの位置に。状況に合わせて入れ替わる。油断して隙をみせないように集中力が必要。

5.ボールを奪う(守備)
陣形を整えたらボールを奪うプレーが求められる。自分達で狙いを持ってスイッチをいれる。加えて相手がトラップミスをした状況、パスが乱れて背中を見せた状況になった時もスイッチを入れたい。プレスに行く場合はかいくぐられると、ピンチを引き起こすことを忘れてはいけない。そこで「絶対に奪う!」という積極性が必要。その後の攻撃を勢い付ける。良い守備から良い攻撃へ

6.守→攻への切り替え
攻→守と同じで状況判断が大切。相手の守備が整っているかが大きな判断材料。まずはカウンターを狙いたい。相手が前がかりになっているなら守備を整える前に攻め切るチャンス。逆に相手が守備の体制を整えている場合はボールキープに移行すべき。相手の隙を見逃さない積極性と冷静な状況判断が求められる。

まとめました📝
各局面の大切なことを理解し選手達に正しいヒントを与えられるようにしていきたいですね。
まとめて思ったのは積極性、冷静さと反対のもを同居させることが必要であることとどの場面も判断力が必須であることでした。攻守の切り替えでは特に状況判断が求められますね。その判断をするためには昨日まとめた認知と準備が出来ることが必要で、普段の練習で準備→認知→判断→実行を正しく何度も行うことがトレーニングには必須だとより感じさせられますね。繋がりました!

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