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20230216 日記293 私立VRC学園4日目

昨日はお仕事が苛烈すぎて寝ちゃった……。

4日目の授業は『VRCと俳句』でした。

教室に入ると、るだっちさんLiLa-Lyさんがラップの話をしていた。(るだっちさんがラッパーを探しに学園に来てたらしいから)

LiLa-LyさんにHIPHOPとか聴くんですか?と聴いたらコクコクと頷く。

俺もHIPHOP聴かないわけではないので、どんなアーティストを聴くのかさらに聴いてみたら、VRChat上で活動してるラップユニットがあるらしい。

コロナ禍に入ったばかりの頃、トラヴィス・スコットがフォートナイトでライブイベントを成功させたみたいなニュースを観て、メタバースとストリートカルチャーというのは、結構相性がいいんじゃないかとは思ってた。

実際、そういうストリートワールドもあって、一人でフリースタイルバトル仕掛けられたらどうしよう……とドキドキしながら入ってたりもした(俺しかいなかった)のだけど、実際にVR上で活動してるラップユニットもいるんだなという気付きがあった。

ライブもあるよと教えてもらったので、観に行けたら行きたい。

最前ど真ん中を確保する俺(元気)

今回の『VRCと俳句』必修Bを選んだ理由の大きな一つの授業(もう一つが無言勢コミュニケーションの授業)だったので、張り切って教室の一番前に座る。

講師の柿崎あおい先生も、俳句はその瞬間にみて、感じたことを言語化することに意味があるもので、そういう意味でVRと相性がいい創作であるということを話していた。

俺がVRに感じた魅力も遠からず同じで、旅行について書いた文章と同じように、その場所で目にした風景や、過ごした時間、感じたことを文章として自然に表現できる場所であったことが、一番最初に感動したことだったかもしれない。

sarakiさん、大豆博士、T-fcさん、pyocopelさんと一緒のチームになった。

遠郷の冬めく夜という有名なワールド(らしい。始めてきました……)を散策して、いろいろなことを感じてチームで一句詠むことに。

pyocopelさんが和装に着替えてていいな~ってなった
授業中に鍋を囲うのはやめようね
Twimaさんが容量の問題で動けなくなってしまったけどぺたんと座っていてかわいかった

みんなと話して散策しているのは楽しいけど、楽しすぎて一ミリも俳句が思い浮かばなかったため、談笑の輪を離れて遠くからクラスメイトたちがワイワイ俳句を考える姿を眺める。

遠くからみたら、なんか夢のような景色で、まだ4日目の授業なのに、このクラスと久しぶりの学校で過ごした時間がとても濃厚で「あと1週間で終わっちゃうんだな……」と、急に終わりを意識して悲しくなってしまった……。(早すぎるよ)

感傷的すぎるので提出しませんでした……。

授業後、最後まで居残りして先生とVRChat上の文芸創作についてのお話や、俳句の話などをさせて頂く。

VR上だからこその季語みたいなものを、勝手に定義したら面白いのではないかという話もしたのだけど、17音だと単純に横文字が埋め尽くしすぎる問題があるね……。

後輩が路上歌会というのに参加したりしてたけど、それに近い形でVRC歌会はめちゃくちゃあっていいな……と思った。とても勉強になりました。

その後は、放課後を楽しんでいた10-4(えんじぇるじゅーしー)の皆さんに合流する。

この日はダンスグループとボードゲームグループに分かれていたのだけど、ひとまずはダンスグループに参加。

ジャージに着替えた(かわいい)
躍動感がある皆さん

めちゃくちゃ笑いながら色んな曲で身体を動かしました。

フルトラの皆さんは流石に動きがぬるぬるしているけど、2点トラッキングでも、スクワットくらいの運動はできるのだな……と改めて思う。美少女姿の方がテンションが上がるから、ゴーグル被って自室の鏡の前でスクワットをしようかな。

pyocopelさん(先日『アイカツ!』仲間であることが分かった)の計らいで「ケイスケさん『アイカツ!』の曲ありますよ」と言って頂き、アイドル活動を踊る。

テレビの前で姉と一緒に手だけで踊っていた日々が、今、美少女として蘇る――。となってめちゃくちゃ嬉しかったです。

その後は、俳句の授業を受けたこともあり、円周率さんの提案で『詠み人知らず』というリレーは行くゲームのワールドへ。

ランダムで回ってくる読み札を1文字ずつ埋めていくシンプルなゲーム。

現実世界でもできそう(多分あるゲームかな?)だけど、作品の掲示や、デカい読み札に字が書けること、シャッフルのアニメーションがカッコイイことなどの利点がある。

むんすりさん(かわいい)
これは比較的イイ句たち(本当か?)
2巡目は大分ひどくなってきた
脚でいくんかいってつっこんじゃった

連日の睡眠不足がたたっていたけど、皆さんとまだ遊んでいたいという想いの折衷案から「15分くらい遊べるゲームワールドに行かせてください!」というワガママを行って、行ってみたかったPRICE GUESSというワールドに連れて行ってもらう。

HATSUNE MIKU SWEATPANTS

画面に表示された商品がamazonでどのくらいの値段で売られているか、より近い金額を当てられた人から多くのポイントを得られて、全10問の合計得点で競い合うゲーム。

絶妙に分からない問題が多くて、ゲームとしてかなり面白かったし、クオリティが高え~となった。学園のようにみんなでやるにはとてもちょうどいいゲームだったようにも感じる。

みんなで金額を考える図
pyocopelさん優勝のポーズ(かわいい)

そんな感じで0時半にお別れ。

まだ入学式から1週間経ってないということに驚きを隠せない。

時間の動きまで学生時代に戻ったように感じる。きっと振り返るとあっという間なのだけど、そこに身を投じている時は本当に時間がゆっくりに感じる。

そこに仕事と生活がそのまま上乗せされていて、大変は大変なのだけど、とても充実した大変さだと感じる。人生でここまで多くの人たちと関わり、一人の時間が無かった週はこれまで無かったかもしれない。

今日の授業と通じるところがあるのだけど、そうした体験自体を求めて入学したところもあったので、見たことや感じたことを、少しでも多く書き残していこうと思います。


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