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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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20240516 日記356


48時間じっくりとカフェインを抜いた

日に3杯のコーヒーが常態化していたので、先週の月火に2日間カフェインを摂らずに過ごしてみる。

結果、1日目の段階から全く頭が働かず、休日2日間をぼんやりとした頭で横たわりながら過ごすことになった……。

調べたら徐々に量を減らした方が良いと書いてあった。(それはそう)

ただ、その後は1日1杯に制限したところ、習慣で飲んで別に眠気がさめてなかった頃と比べて、明確にカフェインで脳が覚醒する感覚が戻ってきたのは良かった点だと思う。

あと、動けないほどではないけど、ずっと身体の芯のところが怠い感じが抜けた気もする。睡眠の質が上がったのかもしれない。

それは同時に脳がぼやけている時間も明確になることを意味していて、そういう時間を差し引きすると3杯飲んでた頃と±0な気もするのだけど、スイッチを入れるタイミングを自分でコントロールできる状態の方がいいと感じるので、続けていこうと思います。

ケイスケくん(5)の記録

一瞬実家に帰った際、幼稚園の頃に先生がつけてくれていた日々の記録を持って帰ってきた。

やたらと廃材を利用して何かを作っていたことが明かされており、俺の創作の原点はここにあるのかもしれない……。

ケイスケくん(5)はちょっと先生のことが好きだったのだけど、ちょっかいをかけすぎて、絵本の管理に関することで執拗に先生を責めて泣かせてしまったという最悪エピソードが存在していた。

そんな先生から、卒園の時のお手紙で「だいすきなけいすけくん。りんごぐみのときは、じぶんだけであそぶことがおおかったけど、ばななぐみになってともだちをたくさんさそって、なかよくあそべるようになったね」と、2年間の成長を見守る言葉をもらっていたことを32歳になって自覚することになり、涙してしまった……。

卒園(1997年)当時のイラストコーナー、男子は80%以上がポケモンの絵を描いていて、完全にポケモン覇権環境なのが面白かった。

意外とどのイラストがどのポケモンなのか分かるけど、右上だけ何を描きたかったのか全然分からない……。有力情報を待っています。

トラペジウムの感想(微ネタバレ注意)

個人的にはとても好きな映画でした。

主人公の東ゆうが「東西南北の美少女を集めてアイドルグループを結成する」という野望の下、アイドルグループを結成するのだけど、それぞれの願いの中で4人の想いは少しずつすれ違っていく。

それでも、4人がアイドルとして過ごした瞬きのような時間の先で、それぞれの本当の願いに向けた一歩を踏み出す物語だと思った。

東ゆうは行動力もあり、頭もいいのだけど、自分のスタンスが正しいことや、自分の願いが他の人たちにとっても幸福になる道であることを疑わず、それぞれの大切なものがある中で、東ゆうの正しさと行動を共にしたり、受け取った誰かがどう思うかということを想像できない幼さがあった。

同時に、東ゆうは作中でその幼さに気づいて、東西南北のメンバーや関わってきた人たちのことを知ろうとする

俺はステージの上を見つめ、たくさんのものを受け取ってきた立場だからこそ、観客席にいる一人一人のことを知ろうと手を伸ばしてくれることが、アイドルの本質の一つであると信じてきた。

多くの人に支持されるアイドルというのは、それだけ多くの人に手が触れた人でもあって、決して規模は大きくなかったとしても、その人の心に触れられたのはただ一人だったりもする。

それが観客側の幻想なのだとしても、ステージの上から伸ばしてくれる手が、伝えたい言葉があるからこそ、それぞれに違う人生を生きるあなたと私の想いが奇跡的に重なる瞬間があるのだと信じている。

だからこそ、自分が正しいと思った、美しいと信じた願いの形が崩壊したあとで、一人一人の違う想いを知った上で、彼女がアイドルになることを諦めずにいてくれたことが、俺にとってはとても大きな救いのように感じた。

48グループに対して詳しいわけではないけど、現代日本におけるアイドルという概念の圧倒的なマス側である乃木坂46のメンバーが書いたこの物語が、アイドルの狂気を描きながら、最終的に至ったのが誰も観客のいない場所で、メンバー以外は誰も知らない曲を歌う東西南北の4人の姿であり、そのステージの先にある1人1人の願いを叶えた姿だったことは、とても大きな希望のように感じた。

俺が、いわゆる世間一般が考えるアイドル像を舐めすぎているだけで、アイドルも観客側も人間である以上、最後に残るのは私(あなた)がどうするかという命題でしかないという点は、別に真新しいことではないのかもしれないな……とも思った。

万人受けするわけではないのかもしれないけど、俺が信じてきた美しさを勝手に救われた気持ちになったという感想も含めて、俺にとっては紛れもなくアイドルの映画だったと思っています。

続・メダルゲーム物語

みなさんもメダルゲーム依存症に気をつけてください。

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