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留学について

こんにちは、ゆくりです。今回の記事では、留学について書かせていただきます。GKA生は持ち前の英語力で大学入学後に留学に挑戦する生徒も多いと思います。私の通う東京工業大学の留学制度について紹介し、大学の留学制度のイメージをつかんでもらえればと考えています。受験勉強の一休みに、気軽に読んでもらえるとうれしいです。


留学に行く目的

具体的な留学制度の前に、大学生が留学することのメリットについて軽く話します。
本当は東工大のウェブサイトから情報を持ってきたかったのですが、情報が見当たらなかったため、東北大学グローバルラーニングセンターのウェブサイトから一部情報を引用させていただきました。

留学の目的:

  • 世界トップレベルの大学で、日本とは異なる教育環境で学ぶことができる。

  • 異なる価値観に触れ、多様な考え方を受け入れることができるようになる。

  • 精神的なタフネスさ、自発的な行動力を身に着け、自分に自信がつく。

  • 実践的なコミュニケーション能力を身につけることができる。

  • 世界中で、生涯続く人間関係をもつことができる。

  • 自分の可能性、将来のキャリアを世界に広げることができる。

このように留学することには様々なメリットがあります。
目的意識を持つことが難しく、留学に行く理由も見つからないという人であっても、新しい環境に身を置くことで、やる気を見出すことができることもあると思います。GKA生はせっかく英語が得意なのですから、その特徴を生かし、積極的に留学するといいと思います。

具体的な留学制度

では次に、東工大の留学制度について紹介したいと思います。そもそも東工大は留学に非常に積極的な大学です。学部生全員に留学することを進めており、三年生の2Q(東工大はクォーター制を取り入れており、2Qは6〜8月ごろとなっています。)には必修授業を組み込まないよう調整し、その期間中に学生が留学に行けるようなシステムを設けています。このように留学に積極的な東工大には、様々な留学制度が存在しています。

グローバル理工人育成コース

東工大では、グローバル理工人育成コースというカリキュラムが設立されています。このカリキュラムの目標は、東工大の学生を日本だけでなく、世界中の人と渡り合えるトップ理工系人材に成長させることです。多くの学生がこのコースに所属しています。
正直このコースに所属し、カリキュラム通り学習を進めればグローバル人材に成長できるかと聞かれると微妙なところではありますが、大切なことは、学校がグローバル力を鍛えたい学生を積極的にサポートする体制が整えられているということです。実際カリキュラム修了の条件には求められていないものの、外部企業と提携を結んだワークショップ、留学生と交流する機会などが設けられており、積極的に参加することでグローバル力を磨くことができます。大学生なのですから高校の頃とは異なり自分のやりたい事や興味あることを追求するべきです。学校から積極的にサポートしてもらえることは、自分の興味を追求するうえで非常にありがたいことだと思います。この機会を積極的に活かしたいですね!

超短期留学プログラム+長期留学プログラム

前に述べた通り、東工大は留学プログラムが非常に充実しています。派遣交換留学の留学先リストのPDFファイルをブログに載せたので、よかったら見てみてください。世界大学ランキングで上位の学校がたくさんありますよね。加えて英語要件の方を見てみると、TOEFL80〜90など、GKA生であれば問題なくクリアできそうなレベルになっています。実は東工大は理系に特化した学生が多いため、英語ができる学生が少ないのです。そのため英語が喋れて留学に積極的な姿勢を持つ学生は比較的楽に留学に挑戦することができます。
留学の期間も1年間と長期間に渡るものから、1週間程度と気軽に挑戦することができるものまであり、自分の要望にマッチした留学プログラムを選択することができます。

キャンパスアジアプラス

東工大には様々な留学プログラムが存在しており、それらすべてを説明するわけにはいかないので今回はキャンパスアジアプラスというプログラムのほうを紹介させていただきます。
キャンパスアジアプラスは日本の東京工業大学、中国の清華大学、韓国のKAIST、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の4大学が運営するプログラムです。どの大学もそれぞれの国の理工系大学を代表する大学で非常にレベルの高いプログラムになっております。留学期間は一カ月程度の短い期間の物もあれば4カ月とある程度期間の長いものもあります。留学先ではそこの大学の研究室に所属し、実際に研究を行うことができます。周りの優秀な学生と互いに切磋琢磨しあいながら楽しく研究を行い、トップレベルの教授からアドバイスを頂けることを想像するとワクワクしてきますよね!日本で過ごしてきた、経験したことだけでは得られなかった視点や考え方が得られる非常に学びの多い留学プログラムだと思います。
加えて、キャンパスアジアプラスのプログラムは渡航費、学費、生活費が支給されるためほとんど費用がかからないプログラムとなっています。お金のない大学生にとって非常にありがたいことですね!

最後に

キャンパスアジアプラスのように東工大には魅力的な留学プログラムがたくさんあります。このほかにも、OBの方から支援いただき、ほぼ無料で三週間、自分の行きたいアメリカの有名企業や大学を回ってそこで働く社会人や教授にお話を伺うことができるサークルなどがあり、意欲さえあれば留学を経験することができる環境が整えられています。このブログで伝えたかったことの一つは、レベルの高い大学であれば留学プログラムも優れているということです。東大、東工大など日本でトップレベルの大学に進学することができれば、ほかの国のトップレベルの大学に留学し、交流を持つことができます。これは、レベルの高い大学ならではの魅力の一つだと思います。
もし、あなたが留学に興味を持っているのであれば、ぜひ自分が現在行きたいと考えている大学の留学プログラムについて調べてみましょう!


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