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ワクチン接種の感想(1回目)

・はじめに

 パヨクの皆さん、こんにちは。反政権活動の一環としてnoteを書いている、ゲジゲジです。さて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が蔓延する中、希望の一つであるワクチンが開発され、ついに接種開始となりました。今回は、実際に筆者が医療従事者枠で1回目の接種を終えたので、そのことについて感想を述べたいと思います。なお、私はいわゆる「コタツ記事」を書く素人反政権活動家ライターなので、記事のクオリティや“設定”についてはご了承を。

・新型コロナウイルス感染症とそのワクチンについて

 まず最初に、新型コロナウイルス感染症とそのワクチンについて正確に説明・案内されているいくつかのサイトを紹介したいと思います。

一つ目は厚生労働省のHPです。

二つ目は首相官邸のHPです。

三つ目はこびナビです。こちらは、特にワクチンに関するFAQに対する答えがまとめられていて非常に読みやすくオヌヌメです。

このほかに、各自治体のHPを確認することも推奨します。

・ここから感想

 さて、ここからは接種をした私の感想を述べたいと思います。「あなたの感想ですよね?」「なんかそういうデータあるんですか?」と言われても、「はい、私の感想です」「ねーよそんなもん」と開き直って述べさせていただきます。なお、反ワクチン反政権活動ガンダムにあまり興味がない方は、この部分は読み飛ばして「最後に」を読んでいただければありがたいです。

・接種前

 さて、私はワクチンを接種する前に以下のツイートを発見しました。

 なお、この方のアカウントは現在(2021/05/21)の時点で制限されているようなので、念のため以下にスクショをおいておきますね。(追記:2021/06/11の時点で、この方のアカウントは凍結されていました)

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 これを見て私は驚きました。ワクチンをうつと遺伝子が組み換えられる、と言っているのです!!「そんなバカな!」と思いました。今回のワクチンはmRNAを用いた新しい物だ、ということは周知の通りでしょう。ここからはBiologyを学んだ人なら誰でも理解すると思いますが、「セントラルドグマ」という原理があります。これは、逆転写酵素を持たない限り「DNAから転写を経てmRNA、mRNAから翻訳を経てタンパク質が合成される」という、一方通行に情報が伝達される原理のことです。我々人間は普通、逆転写酵素を持ちません。したがって、mRNAが体内に注入されると、タンパク質は合成されますが、DNAが書き換えられる・cDNA(相補的DNA)が合成されるといったことはないはずなのです。
 しかしながら、この福山なおみ氏によると、ワクチンをうつと遺伝子が組み換えられるのだそうです。ということは、ワクチンを打つことで我々は逆転写酵素を得る、ということなのです!こんなことを聞くと“ワクワク”してたまりません。“ワク”チンだけに。
 さらに、ワクチンにはマイクロチップが入っていて5Gの電波を受信するという趣旨のことを主張しているではありませんか!「ええぃ!mRNAワクチンは化け物か!」(※機動戦士ガンダムを見よ)という感じです。ちなみに、私のポンコツAndroidスマホは4Gです。早く5Gを体験したい、とちょうど思っていたところでした。こうなるともう、自分が実験台になってでもワクチンを接種したいと思うようになりました。

 以上のようなことがあり、接種の順番が回ってきたので私はすぐさまワクチン接種を決断しました。よく副反応の不安があると言いますが、そんな些細なことはどうでもよかったのです。そもそもコロナウイルスに感染することのリスク・損失だってあるのですから。そして何より、「どんな代償を払っても、オレはワクチンを打ってニュータイプになるんだ!!」「チャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ。」「見せて貰おうか。mRNAワクチンの性能とやらを!」(※機動戦士ガンダムを見よ)としか考えていませんでした。

・接種時

 接種の流れは非常にsmoothでした。予診票を書いて予診を受け接種、その後15分間待機。予診は数分、注射そのものは数秒でした。接種時・接種直後はマジで無痛でした。

・接種後

 かくして、私はニュータイプとなったのです。副反応としては、接種の数時間後に筋肉痛、一日経って少しの倦怠感がありました。「しかし!私もニュータイプの筈だ!」「死ななければどうという事はない。」(※機動戦士ガンダムを見よ)という気持ちもあり、接種から数日経った現在でもなんということはありません。

・スガやめろ

 しかしながら、上で紹介した福山なおみ氏が言っていたような5G受信は今のところできていません。話が違うじゃないか!そもそも、5Gが使える地域は現在はまだ限定されているはずです。ちくしょう、騙された!!これはスガのせいに違いありません!!スガは早くオレを5Gにつなげろ!!でなければ、スガやめろ!!
 ...............ふぅ。。失礼。少し取り乱してしまいました。冷静になって考えてみると、もしかしたら福山なおみ氏は2回の接種が完了することで5G受信が可能になると言いたかったのかもしれません。ともかく、2回目の接種を待つことにしましょう。

・最後に

 さて、以上を読んで皆さんはワクチンに対してどう考えますか?世間では、上記したような私とは違う目的、すなわち、集団免疫を獲得する感染を予防する発症・重症化を防ぐという目的でワクチン接種をしているようです。新型コロナウイルスに打ち勝つ、つまり元の生活に戻るのは長くなりそうだと当初から考えられていましたし、事実1年経ってもまだまだ打ち勝っていません。しかし、「はじめに」で言った通り、これまで我々が行ってきた自粛・三密回避・手洗い・マスクといった感染防止対策に加えてワクチンが登場したことは希望の一つであることに間違いありません。もちろん、接種するかしないかは個人の自由です。私とは違い、副反応が不安な方、ワクチンでアナフィラキシーなどが過去に起きた方もいるでしょう。「選択はあなた次第」です。医師に相談し熟慮した上で決断すればいいと思います。
 ただ、頭の片隅に置いていただきたいのは、先ほどの「新型コロナウイルス感染症とそのワクチンについて」で紹介したサイトが参照している論文や先に多くの人が接種を終えた海外の例を見る限り、「ワクチンを接種する人が多ければ多いほど、そして、ワクチンを接種するのが早ければ早いほど、元の生活により早く戻る可能性が高い」と考えられることです。逆の言い方をすると、「ワクチンを接種する人が少なければ少ないほど、そして、ワクチンを接種するのが遅ければ遅いほど、元の生活に戻るのがより遅い可能性が高い」と考えられます。
 ご存知の通り、緊急事態宣言(自粛)が長引いても政府が補償するとは限りません。アベは選挙の票ほしさに10万円給付をしたという設定ですが、2回目があるかはわかりません。そうした不安の中、多くの人がワクチンを接種して集団免疫が獲得され十分安全と判断されない限り、元の生活には戻れず自粛は長引き行動は制限されるでしょう。また、一律給付があったからといって十分な額とはいえず困っているところにピンポイントに金が回らない、ということも考えられます。加えて、補償があったとしても「これだけ補償を出したんだから、その分コロナ後に増税する」ということになりかねません。そうなれば、いわゆるMMTer・積極財政派・反緊縮派・リフレ派(その他名前は何であれ)が発狂するでしょう。しかし何より、早く元の生活に戻りたいというのは、(「補償はいらない、増税も平気」という人を含め)誰もが思っていることなのではないでしょうか。

 かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。何度も言いますが、ワクチンを接種するかしないかは個人の自由です。この記事を読んで、ワクチン、反政権活動、ガンダムに興味を持っていただけたら幸いです。

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