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「推し」という概念の考察

そもそも「推し」とは?

最近よく聞く「推し」という言葉。
ここ数年はメディアでもよく取り上げられるようになりました。
「推し」とは好意を寄せたり応援している
人物やもの、またそれを他人へ広めたい
(布教したい)と感じるものを指します。
平成の時代でもアイドルオタクは存在しましたが、最近では実在する人物に限らず幅広い「推し」が存在しています。
そんな「推し」という概念について考察していきましょう。

現代の「推し」とはどんなもの?

現代人が推す対象は様々です。
アイドルや歌手はもちろん、漫画やアニメのいわゆる「2次元」作品のキャラクター、
最近では食品や鉄道、歴史なども当てはまります。
「歴女」という言葉もよく耳にするようになりましたね。
まとめると自分が好いていれば何でもあり、それが「推し」です。

平成のドルオタとの共通点・相違点

2000年代ではAKBなどのアイドルグループが一世を風靡しました。
メディアでも多く取り上げられ、「推し」というものが認識されるきっかけになりました。
しかし、20年以上前と現代では「推し」という概念も異なっています。
当時の「推し」の範囲はアイドルなどの特定の芸能人のみであり、いわゆる「オタク」という人たちだけが信仰するものでした。
しかし、デジタルネイティブの世代が増えていくに従ってSNS上での「推し」が急増しました。

「推し」と宗教

近年、推しに貢ぐために生活を切り詰めている、というのをよく耳にします。
なぜ、そこまでして推しのための生活をするのでしょうか?
僕は「推し」はある種の「宗教」の一面があると考えています。
推しを神のようにあがめている人はお金を費やすことに躊躇がない、お布施のように正しい行為だと考えてグッズを買っています。
また、他人に推しを「布教」することもあります。
本人が楽しんでいるのであれば良いんですが、行き過ぎると恐ろしいですね。

まとめ

このように、「推し」の文化は日々進化しています。
みなさんも節度を保ちながら推し活を楽しみましょう。

読んでくださりありがとうございました。

参考文献


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