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心理機能診断で遊ぶ

ヘッダーは特に今回の話題とは関係のない直径100の球体と直径200のクレーター。気にしない気にしない

で、ここ最近割と内省が続いているが、後から見たら自分の理屈をこねくり回して遊んでいるだけで内省としての色は薄いな、と思った。

協調性を捨てたESTPか、考えるより先に突っ走るISTPか

 一見してESTPかISTPか若干迷った(ESTP: Se-Ti-Fe-Ni/ISTP: Ti-Se-Ni-Fe)。このグラフをどう読むかはさておいて、補助機能を意識しすぎて主機能と順列が逆になるケースはそこそこにあるらしい。たぶんISTPだと思いたい。ESTPの特徴読んでてもなんかしっくりこないし、Feに対する根源的な恐怖感・嫌悪感・不信感を鑑みてもESTPにはなりようがない。

 また最近でこそだいぶ緩和されてはいるものの、思考の根幹に性悪説と人間不信が渦巻いているので、その点でもやはり自分を外向型として見るには無理がある。あと、やっぱり動く前にはよく考えたい

 そもそも5世代前のPCかと見紛う己のスペックやハンディキャップをどうブン回して生きるかを考えるなら、結局は現実を見て対策を考え、実行するしかないだろう(Ti, Se)。感情も想像力も、育てる手間の割にメリットが少ない(そもそも適切に扱えない)ので優先順位は下がる。想像力があっても無意味に悪いことばかりを考えてうつ病になる(なった)。学生のころなどは将来に対して不安しかなかったし、「きっと無意味に、悲惨に●ぬに違いない」と鬱屈して過ごしていた

 そういうわけで、私は必要に迫られない限り想像自体をしない、ように心がけている。味気ない人生とよく言われるが、そんなことはない。少なくとも、肉を煮込んで食えばうまいのだから。

 そういえばサキノルバ認知機能診断なるものを見かけたのでやってみた。

先生、Feが息をしてません

 さっきの心理機能診断と比較すると、明確にFiが発達しているように思える。が、基本的に自分の感情は「まあいいか(許容)・おもろ(興味)・ブチ●す(殺意)・なんもない(虚無)」の4種類でおおよそ表現できるため、そこにFi-userのような多彩な感情は乗ってこない。どちらかといえば、快適に生きるための指針や、個人的な信条(ex. 施しに見返りを期待しない、仕事のやり取りで差別しない、心理的安全性の確保にもある程度はリソースを割くetc)が大きく影響しているだろうか。

 Feが死んでいる件について、原因について思い当たるものはクソほどいっぱいあるが、それをここでいちいち挙げ連ねることはしない。


 今の時代、誰とどのような関係性を持つかは己の好きなように選べるし、挨拶と礼儀さえ失しなければ多少は生きやすいという点でいい時代になった。Feが無くともなんとかなる立場を得られたからこそ、Feを死体のまま放置することもできる。いい年した大人が他人のことを察せないのは恥ずかしいという論もあるようだが、個人的にはわからないことをわかったふりして生きるよりはマシだろう。嫌なら付き合いを持たなければいいだけの話である。

 私にできる唯一の協調は、同じ釜の飯を食わない選択を尊重することだけだ。

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