じっちゃま（広瀬隆雄）議事録「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」2022/9/28 YouTube Liveまとめ【米国株投資】

【速報まとめ】2022/9/28 じっちゃまLive　北野誠のトコトン投資やりまっせ

👴「今を起点として今年の年末までのアメリカの相場を考えた時、『上か下か？』と聞かれれば、私は上だと思います。具体的には…年初からダラダラ安ですけど…"半値戻し"ぐらいは、いくんじゃないかと考えています。」

👴「S＆P500指数で言えば、ターゲットは4200前後…そこまでは取り戻せると考えています。今からショートはやめた方が良いです。目先は…一進一退を繰り返しながら…横ばい的な展開になるかもしれません。一本調子で戻すのではない。年末にかけて尻上がりにじりじりと良くなっていくと考えています。」

👴「パニック寸前…みんな臆病になってる。つまり今のマーケットは葛藤があるということです。私の意見としては、投資家の心の中に葛藤がある時…そういう時に恐怖を克服して建てたポジションってのは大ヤラレすることはないです。」

👴「それよか遥かに危険なのはブルマーケットの頂点で…欲ブタになって『みんな儲けやがって…俺も次のトレードで大きく振り込んでやる！』そういう風に魔が差して高値でポーンッと普段よりも大きくとったポジション…そういうのが一瞬にしてものすごくやられる。そっちの方を気をつけないといけない」

なぜ年初来からアメリカ株は下がっているのか？

👴「今はみんなビクビクしてるときに大損することはないです。そもそも、『なぜ年初来からアメリカ株がズルズル下がっているのか？』というと、それは”金利”なんですよ。FRBが金利を引き上げているからです。『なぜ金利を引き上げているか？』というと、それはインフレだからです。」

相場の癌はインフレ

👴「今の相場の癌…もとをつきとめれば、それはインフレです。今はみんな『景気後退がくる…』って心配してますけど、それは心配するべきことではない。景気後退は歓迎するべきことです。だって景気後退がくれば物価は下がる。いま一番の問題がリセッション（景気後退）がくれば解決する。」

景気後退は買いのサイン

👴「バッドニュースはグッドニュース。景気後退がきたという悪いニュースは"買い"なんですよ。『景気後退キター！』ってなったら、株式は猛烈に買われるかもしれない。だって、もっとも恐ろしいことは"無制限に金利を引き上げること"だから。」

👴「私は1988年にアメリカきましたけど、景気後退はこれまでに6回経験しています。でも今みたいなハイパーインフレは今回が初めてですよ！だから、どっちが怖い？っていったら景気後退なんか全然怖くない。なぜなら、我々は対処をよく心得ているから…ハイパーインフレの方が怖い…不況が来てほしい」

マーケットは景気後退を歓迎する

大橋ひろこさん「『景気後退だ！』ってなると、逆にマーケットはポジティブにする？」

👴「そう思います。たとえば、10月にCPI（消費者物価指数）がポロッといい数字出たら、マーケット急騰するかもしれない。」

👴「オッズ的には、住宅価格も下がってるし…過去10年で最大の下げを見せている。そしてエネルギー価格もガソリンも下げている。だから今、弱気になったって全然意味ないと思います。」

決算ボロボロだったら買い

👴「金利が上がったことで企業業績は悪くなる。ドル高だから。アメリカ国外でも売上たってるので…そういうGAFA的な大型株ほどドル高の打撃を受けます。だからる儀の決算はボロボロじゃない？その決算がボロボロだったら"買い"ですよ。なぜなら、バッドニュースはグッドニュースだから。」

👴「僕もアメリカきてから何年もたってますけど何回かこういう経験あるんですよ。グッドニュースもグッドニュースとして投資家に受け止められて、バッドニュースもグッドニュース…すべてグッドという風に都合よく解釈される…だから、マーケットが底入れする時はそういう感じなんですよ」

👴「これからは景気後退はグッドニュースだと織り込まれるはずです。歓迎されます。悪材料出尽くしです。だいたいヘトヘト相場で悪材料出尽くしになると、”相場は知ったらおしまい”で…悪いニュースが待ち構えてたところにスポーンッと入ってきたら相場反転の証拠です。」

物価のピークアウトに注目する

👴「我々は相場に優先順位をつけなきゃいけない。もっとも重要なことは、『いつ物価がピークアウトするか？』それだけを注意していればいい。そして物価がピークアウトするに先立って必要なことは、景気後退ですよ。だから景気後退は歓迎したい。景気後退さえくればマーケットは底入れする。」

👴「民主党負けるかもしれないけど、それもさっきと同じノリで好感されるかもしれない。なぜなら、共和党の方が伝統気にみると保守的だと考えられている。イギリスは減税するということでポンドが売られた。あれは無責任な景気刺激的な政策として売られたわけで…」

👴「でも、もしアメリカで共和党が中間選挙で勝てばそういうシナリオではないので好感されますよね。」

いま何を買うべき？

北野誠さん「いま買うならETF系ですか？」

👴「 $VTI みたいな全米株式をまるごと買う…そういうような投資先が良いと思う。個別株ではない。どうして個別株じゃないかというと業績はボロボロだから。次の決算は悪くなると思う。でも決算が悪ければ、それを好感する動きになると思う。」

👴「パウエル議長が…『ファイナンシャルコンディション』っていう風に繰り返し言ってますけど、あれはみんなのマインドが委縮して…すこし金詰り感が出て…それが景気に陰りをみせる原因になる…そういうシナリオをわざと演出してる。うつむき加減のニュースはパウエルが望んでいること。」

👴「それが出れば今みたいな0.75％とかの大幅な利上げを繰り返す必要はない。」

👴「10月いっぱいは一進一退の展開で買ってもすぐに気持ちよく儲からないかもしれない。だけれども、イコール買いタイミングを間違えたということではない。いまバトルが繰り広げられるわけだから、勝ったり負けたり一進一退しますけど、年末までには高い。」

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