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okinawa'n route R6

離島である最北端の伊平屋から最南端の波照間を含めると、沖縄県は縦横にとても広い。本島面積自体の数倍の海域を含んで、米国やアジア諸国との関係はもとより、国家保安に必要な領土の意味合いでも日本に於いて重要な価値を保ち続けている。

ま、そんなことはいいとして、さっきカミキリムシを拾いました。
暖かい季節になると、マンションの駐車場の地面などにいきなりオニヤンマが停まっていたりして、車に轢かれたら可哀想なので近くの公園まで手に乗せて運んだりします。
今朝はカミキリムシ。指を差し出すと弱く掴んでくれた。まだとても幼い感じ。いつもの通り公園に運んで、いつもの通り雑草のある広場でお別れ。
そうしていつものように
「たぶんすぐ死んじゃうんだろうな」
と思いながらその場を去る。

ほんとうに助けるつもりなら、自分の部屋に連れて帰ってちゃんと飼ってあげることも出来るはずだ。
けれど私はそれをしない。
もしも前世があるのなら、私はきっと虫だった。
ただそれへ拠るだけの、ひとさじの気まぐれ。

明るいことだけ書いていきたい。


 



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