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気象病_耳を揉みましょう!

学生の頃、低気圧が近づくと酷い頭痛に見舞われ、時には起き上がれない程に辛いことが度々あった。

幼少期から、頸が安定しない/おさまりが悪い気がして頻繁に頸を動かすことが多く、母に注意されることが多かった。ちょうど”オレたちひょうきん族”で、ビートたけし氏が同じような動きを繰り返していたことを覚えている。「たけしのマネはやめなさい!」そう言われていた。
その原因が4歳の頃の交通事故の影響、跳ねられた時に頭を地面に打ち付けた影響であろうことに気づいたのは、もう少し大きくなってからである。

話を学生の頃に戻す。
病理学の講義の後、担当されていた循環器内科で耳鍼を外来診療でなさっているK先生に、「先生、頭痛が酷く辛いです」と話すと、耳を掴まれ「硬いね〜、とりあえず耳をしっかり揉みなさい。柔らかくなるまでね。それで改善しない時に薬を飲んだらいいよ」と。
言われたとおりに耳を揉んでみた。日頃耳たぶなんてそんなに触らないのだけど、冷たくてとても硬く、少し揉むだけでもかなりの痛みがあった。言われたとおりに痛みがなくなるまでしっかり揉んでみた。柔らかくなる頃には頭痛は随分軽減していたことも今も覚えている。もう25年も前のことである。これが私の耳ツボとの出会い。鍼灸師になるだいぶ前の話。

ドイツには、天気予報と一緒に気象病予報があるとのことをゼミの時に向野先生に教えていただいた。
今は、スマホアプリに「頭痛ーる」という気象病対策アプリがあり、低気圧が近づいてきたら注意情報を知らせてくれる。
予防は大事、まずは耳を揉んで頭痛予防をしてみましょう!

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