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#1708 愛するということ

私が今年読んだ本で(今のところ)

「愛するということ」
という、エーリッヒ・フロムさんの書いた物を鈴木晶さんが改訳和訳された本です。

この本では聖書の言葉や人物が多様に使われ、比べています。
私はたまたま、小さい頃から親の宗教の関係で
聖書を少し読んでいたので伝わりやすかった。理解できました。

親が宗教信者というのもあって、そことこの本の内容を比べ見ることもできました。

「人を愛す」
というのは、恋人はもちろん
親、友達、そして自分自身

愛の形というものは人それぞれであり、とても沢山あると思います。
その中には正しいも間違いもあるということ。
また、あるということはないもあるということ。
愛を知らない、愛されたことがない方もいるのが現実。

愛するということは、とても簡単でとても難しい。
両極端なものだと感じました。

そして、最終的に一人一人が共存する中で依存し合う愛ではなく
独立した中で育む愛の方が強いのではないか。
私の中で一番難しいと思った、自分自身を愛してやることが実践できていけばいいなぁ。と考えさせられました。
それは、自分を愛せずにして他者を本当の意味で愛せないと思ったからです。

愛してほしい。ではなく、愛したい。と与えられる人間になりたい。

この愛する、愛されるといった欲求は目には見えなくても
誰しもが一度は抱いたことがある感情だと思います。

もし手に取る機会があれば、読んでいただきたい一冊です。

この本を読んだことがない方も、「愛する」とは何か「愛」とは何か一緒に考えれたらいいなぁと思います。

最後に、本の帯に谷川俊太郎の感想があるのですが
【読む者の人生経験が深まるにつれて、この本は真価を発揮すると思う。】と残されています。
節目節目で、読み返していきたいです。

#1 葦原の不審者 様

愛する事とは想う事でしょ
自分にとっちゃこれ以上でも以下でも無い。
こんな野暮な事物に言の葉を尽くすのはいかがなものか

#3 霧雨 様

愛するということ。
それは、
パイズるということ。

という冗談は置いといて

人と人とのつながりの温かさ、つまり愛を重視すれば、この世から戦争はなくなります。

お互いに手と手を取り合って、一歩前に踏み出す必要があるのだと思います。

#5 GIRON-3yxZ 様

長く生きてきて、愛することについて考えてきたが未だに掴めていない。人を愛することよりも自分を愛することの方が難しいのかとも思う。そして、愛について頭で理解しようとしている自分から死ぬまでに脱却したい。無償の愛、親が子供に対して持つ本能から生まれる愛がそれなのかなと思う。動物ですら生まれたての赤ん坊に母親が寄り添う姿を見るとそう思う。
遠藤周作の「沈黙」の最後に、隠れキリシタンを拷問から救う為にキリストが修道士に対して「踏み絵を踏みなさい」と語りかけた場面があったと記憶する。たとえ我が身が地獄に堕ちようとも人を救う為なら信仰に反してでも踏み絵を踏む…それがキリスト教が最も大切にしている「愛」…と遠藤周作は考えたのかもしれない。キリスト教がいうところの信・望・愛…どれも難しい。答えや満足は得られないかもしれないが、死ぬまで探し求めていきたいとはおもう。頑張って探してみたけど、やはりわからなかったと思いつつ死ぬことになるのかもしれない。わかったと思った時、謙虚さを失うのではないかとも思う。

#6 GIRON-51el 様

>>1
想うこと、それは本当に大事なことですね。
野暮な物事だとしても、話し合ってみればもっと色々な意見が思いがあるのではないかと私は思い投稿いたしました。
誰かの想いを受け入れ知る事も大切ではないでしょうか。
貴重なご意見ありがとうございます!

#10 GIRON-51el 様

>>5 深い、、と思ってしまいました。
愛するということに答えなどないかもしれないし、もしあるのだとすれば追求したい自分もいる。
宗教においても様々な愛の形がありますね。
その方々、皆さんが過程は違えど結果が一緒であれば愛するということを探し求め合いたい。
でも、その過程ですれ違い反発し合った末に、戦争や差別に繋がっていくのかとも思います。

国も環境も言葉も違えど同じ人間同士、言葉を交わせる者たちが言葉を交わし擦り合わせながら見つけていく永遠のテーマなのかもしれませんね。
だからこそ、私はおもしろいと思ってしまったし自分の事をまず愛すことからしていこうと思いました。それが一番難しいんですけど、その苦難を乗り越えた先にどんな感情や自分の目で全てがどう映るのか見たい。という好奇心たちが私の中で動いてます。

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GIRON編集後記

こんにちは、GIRONの粟津です。

今回ご紹介するのは”愛するということ”です。愛は考えれば考えるほど、深みに入って行く気がしますね。歳を取るにつれて、愛は与えるものだと思うようになりましたね。そうみんなが考えると、もっと慈悲の世界が広がるような気がするのですが、どうなんでしょうね。

このほかにもさまざまなGIRONが繰り広げられていますので、GIRONアプリで覗いてみてください!

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