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マスクしてないと感じる迫害感

久々に外に出て、ご飯を食べて電車に乗った。やばい、マスクしなきゃと思ってカバンの中をみるとマスクがない。恐らく置いてきてしまったか、落としてしまった。

仕方ない、なるべく口を閉じてさっさと帰ることを決意して電車に乗ってると感じる迫害感。周りがみんなしているマスクを自分だけしていない。新しいノーマルがこの数ヶ月で出来上がったことで、こんな些細なことで迫害感を感じるのは日本人の性なのか。

人との共通意識が強い人にとって感じる迫害感は、少し恐怖じみてる。一緒のことをしないと自分はダメな人間だ…なんて思ってしまうからだ。

今回の場合はマスクだったけども、これは色んなところで起きがちだ。

学校では、みんなが知ってるテレビのことや有名人のことを知らないと知らないの?!なんで?みたいな雰囲気になることも学生時代はしばしばあった。そりゃ、生活している水準が全く違うのであるから当たり前なのだけど、なんとなく孤立を感じる。

同じように社会人になってもこういう経験はどこにでもある。あの時代のあの歌手、今やってるプロジェクトのクライアントの癖を知ってるかどうかで親近感や親密度が一気に変わる。

人生の進み方も他と違うと、「凄い!」となるか、「何やってんの笑」となるかどちらにもなれる。日々仕事して恋愛して生きて、普通ってなんだろうとたまに思う。

海外にいた時には感じなかったこういうことが、日本にいると頻繁に感じるようになる。なんでなんだろう…自由に生きてるつもりがいつのまにか箱に押し込められてるときがある。まあ、答えを見つけようとしてもこれに関しては、色んな要因があるからこそ1つを見つけ出すのは難しいな…

マスクはつけることで自分の身を守る一つの手立て。マスクは大事だしこのご時世、つけてないで歩き回るのは本当に危険。だからこれからは予備も持ち歩くことにした。無くしてしまっても、大丈夫なように。


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