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『50歳になりまして』の光浦さんとわたし。

こんばんはクラちゃんです。

会社員時代から自社まで30年間続けた靴屋のデザイナーをこの春辞めまして、現在はお母さん最終コーナーに差し掛かりながら、ふらふら迷走中。

#たまに自己紹介しておきます

今日は昨日の『ONE PIECE』から一転、光浦靖子さんの『50歳になりまして』を読みまして。

わたしは『めちゃイケ世代』だから

20代の頃からめちゃイケファンです。
90年代に自分のガーリィラウンジという遊びのホームページのbbsでもめちゃイケ話しをしていたっけか。

#話が戻りすぎてますが
#正直メンバーが増える前のめちゃイケが1番好きでした

まさに20代の時の同世代の笑い

当時からメンバーの光浦靖子さん。どこかおしゃれの趣味とかも『こっち側』な気がしてましたし。

#どっち側?

仲良くなりたいって思ってました。

そんなわたし達も50代に

『50歳になりまして』この本は楽しみにしていました。
文藝春秋の記事がネット掲載されたのを読んだのが昨年秋。びっくりしました。
そしてますます光浦さんが好きになりました。

光浦さんは昨年の春に留学するはずでした。慎重な光浦さんに背中を押してくれる偶然がいくつか重なり2020年4月カナダへ行く段取りでした。

それが、直前にやってきた緊急事態宣言。予定は一転白紙です。
2019年にあったであろう決心と準備。家もレギュラー番組も失って妹一家に居候したエピソードから、1年間の心のひだひだが記されています。
私たちには痛い話がたくさん。

#ちょっと泣けます

これも更年期か

光浦さんは昨年は、優しい大人同士の距離感が保たれる『踏み込み過ぎない』人間関係を英会話スクールで楽しみ、
忖度無い友人関係を少ない友人と楽しむ。
居候した妹一家と生活する事によって、子供のいる家庭で味わう現実も楽しむ。

側から見ると1年無駄では無かったと思わされる充実度に見えなくは無いですが、それは彼女の文章力の成せる技。

いよいよ7月からカナダに留学されたそうで、過去の事として吐き出してますが、それはそれは辛かっただろう。

で、読んでいると自分の去年と重ねてしまったりして。
自分は予定変更を力技で泳ぎきってしまったけど、昨年はじっくり構える年にした方が良かったのかな。
その分今年にそれが来てますが。

更年期や閉経の話も書いていてやはり同世代には沁みます。元気だと思っていたけど頭痛、鼻の穴の渇きなども更年期の症状だって。

そうなのか。

自分の選ばなかった人生

東京にいるから更に多いのかも知れませんが、わたしも同世代で家庭を持たずに働き続けている友人は複数います。
わたしは遅めの結婚をして仕事しながら子供もいますが子も一人だけですし家庭人としてはあまり優秀じゃありませんから。

立場は人それぞれですがきっとこれまではお互い、選ばなかった人生を羨んだり、やれなかった事を自分の今いる場所のせいにしたり。

そんな事は無駄だともう50歳になればわかります。これからははその環境を押し切ってまでやりたいかどうか?を自分に問い、大なり小なりやっていこうか。
というところでしょうか。

迷ったら面白い方へ

光浦さんは、たくさんの事ができるのにあえて自分のできていない事に再度突っ込みを入れて、これからの人生をもう一回いきいきとさせようとしています。

『おばさんだから』は言い訳にならないな。誰かが何か言ったら
「で?何ですか?」
って言い返して、やりたいことを。

彼女だったらカナダで何があっても最後はネタにして帰ってくるだろうな、と。楽しみです

もしもわたしがこの本で元気になりました。なんて直接言う機会があったとしてもても
「ふーん、そんな事で励まされる人もいるんだ」とさらっと交わされそうです(笑)

#きっとわかってくれているんだとおもうワ

わたしもじわじわ準備することを靖子さんに誓って

ありがとう

ではまた

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