見出し画像

ゲストハウス ハイジのサウナ

新潟、湯沢の地に新しく出来たゲストハウスハイジさんに行ってきました。
湯沢はスキーシーズンには多くのウィンタースポーツ観光客で賑わう反面、シーズン以外は閑散とした街並みとなります。
そんな地域に誰とも会わずにチェックインからチェックアウトまで出来る無人のペンションはノスタルジックで、旅行に来たというよりは村上春樹の小説を読んでるような気分になります。

『希望のあるところには必ず試練がある。あんたの言うとおりだよ。そいつは確かだ。ただし希望は数が少なく、おおかた抽象的だが、試練はいやというほどあって、おおかた具体的だ。』
『1Q84』より

チェックイン

無人の受付でチェックインをしたら暗証番号を入力して本館へ

館内の様子

こちらは中の様子
私、写真撮るの下手ですね。光で見えません。
せっかく読んでくれた皆様、申し訳ありません。写真の撮り方も勉強していきたいと思います。

これは積み上げられた薪で勝手に暖をとってもいいんですかね?ちょっとわかりませんでした。

いざサウナへ

館内散策もほどほどに早速サウナへ
電気ストーブで温められたサウナの中はとっても気持ちの良い暖かさ
照明は足元の間接照明だけで、余計な情報が入ってこない精神と時の部屋、目でも楽しむことが出来ました。静かな室内は自分の呼吸と、ストーブの小さな音だけ。

『この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものなのだ。』
海辺のカフカより


正直、こちらのサウナを体験するまで電気ストーブをナメてました。
サウナは薪!って思ってたんです。
しかし、一度ロウリュウをするとこれがもう灼熱で、いつもは12分入るところが8分でギブアップ。
電気ストーブの醸し出す都会的で無機質な暖かさと灼熱ロウリュウがマッチしていて大変気に入ってしまいました。

大きな水風呂

そしてすぐ隣の水風呂へ
こちらの水風呂は広いし深い
水温は体感で12〜14℃くらいでしょうか?
小さなプールのような水風呂で火照った体をキンキンに冷やし、
外の木製の椅子でゆったり外気浴をすると、
『ととのったぁー』
いやぁ気持ちいいなぁ、、、
もう何も考えられませんね笑

お風呂

館内のお風呂も入らせて頂きました。
折角許可を頂いて撮った写真、カメラマンの腕が無く、あまりいい写真が無くて申し訳ありません。

ハイジはとっても素敵なサウナ付きゲストハウスでした。値段も手頃ですからウィンタースポーツで近くに来る際は是非予約をしてお立ち寄り下さい。
冬には雪の中にダイブすることも出来るみたいです。
皆様、是非ともこの村上春樹の世界観のようなサウナを堪能下さい!

『可能性がまわりに充ちているときに、それをやりすごして通りすぎるというのは大変にむずかしいことなんだ。』
ノルウェイの森より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?