本当は、めちゃくちゃ暗くて、なにも、したくなかったら格好つけて強ぶって生きなくていい。一年前団地の屋上から飛び降りようとして警察沙汰になった私へ。

私の財布の中に在る100万
これは、自分自身を唯一認められる成績みたいなもんで
頑張ったら頑張った分、収入があがる事が
「愛しているよ。」「頑張ったね。」「可愛いね。」と
親に云われたかった言葉を変換したただの紙切れであり、尊い宝物、いや、揺るがないアイデンティティだった。

その頑張りには、18歳から28歳迄、
永遠に終わりがなかった。

恋人に「大好きだよ!」と云われても
「そこそこ美人でマンコがついてるからだろうが!」と

嬉しさの反面、腹の中で馬鹿にしながら怒る始末

それを、キルビルのGOGO夕張の真似をした
ドスが効いた可愛い口調で
「私の事考えて、何回オナニーしたの?」と聞き
恥をかかせつつ、濡れた目とニヤついた顔にさせる事に

侍従関係をわからせる為に、
優越感を感じているような女だった。

全てに自信が無いからこそ
これ以上、全てに傷つかないように。
目に見える物全て、私を愛してくれて
女も男もわかりやすくチヤホヤしてくれて

私に光が当たらなければ、気が済まなかった。

よく、全人類と比べては
絶叫しながら悔し泣きもしたし
"負け続けている自分"には
生きる価値みたいな尺度、全ては勝ち負けだった。


だから、26歳の時に本気で好きに成ってなりすぎて付き合った恋人に
呆気なく、フラれた時は本当に辛かったけど
やっと、人並みに成れた気がした。
本当に良い恋だった。

愛されている事を、に、実感出来ないまま
感じないまま、子供時代を過ごし
無理矢理、大人にならなきゃ生きられなかったこそ

ふとした瞬間に定期的にドン底迄
自信が無くなって、
身体が吹っ飛びそうな不安に苛まれる度に

私は、本来のめちゃくちゃ暗い自分を否定して

反ナチュラルな感情で格好つけて強ぶって生きていた
せめて、他人から少しでも
キラキラとした自由に生きている女性として
見られなきゃ自分の存在価値がわからなかったからだ。


世間では、私みたいな人間の事を「メンヘラ」と
嘲笑って呼ぶ。

(何も知らねー癖に、テメェらが変わりに苦しんで地獄味わいながら何とか、生きて、死ね。)

それが、また、コンプレックスに火をつけて
キラキラと幸せなフリしか出来なかった。

結果的に物質にしがみつく
わかりやすい紙切れにしがみつく
わかりやすい賞賛にしがみつく

でも、いつも、何をしたって "普通"と"自信"と
"自分を愛する気持ち"だけが生まれてこのかた無い。


手に入れたもの全部、一瞬で虚無。

見かけだけの幸せに、すぐ騙される人達の
「生き様に尊敬しています。大好きです!」と
褒め言葉を云われれば
「生きてて良かった」と思う幸せの数時間後は、

「いつまで、頑張れるのかな。頑張れなかった時、私は捨てられる。」と
泣きたい気分と「どうせ、裏切り者が‼︎みんな、私の事知らない癖に!君に嫌われないギリギリで表現してんだよ!」と

怒り散らかしたい気分だった。

(そりゃあ、プロ並みに毎日、演出してたらそうじゃんね。)

何故あの時、死にたかったのは
複雑性PTSDが作用してなのか
理由は思い出せないし、脳味噌もこれ以上考えるな!と、てか、幸せな今、考える必要も無いんだけど

身体が吹っ飛びそうな不安に苛まれて

もう、駄目だと思った。
今迄、何億回と死にたいって思ったのに程度が違った。

だから、こそ、今度はもう、終わらせよう。と
したところ…

通報され、タメ口の警察官に
「命は大切」みたいな綺麗事並べられながら保護されて

それも、めちゃくちゃ腹が立った。
お前らにわからない癖に…。芝居しやがって。と

結果、この思考をやめない限り
私は、自分を本当に大切にしてくれる人や
本当は自信持って認めていい自分を
死ぬ迄、ボロボロに捨てる事になる!と思った

何より、気が済む迄発狂したら自分がめちゃくちゃ馬鹿で面倒臭い人間だってわかった。

一年後の今日迄、恥を捨て、
徐々に格好つけない頑張らない訓練をして
マインドセットの勉強と行動を起こしてきた。

馬鹿みたいに高いプライドの高さをせめて、弱める
完璧主義はやめる、
困ったら人に助けてと伝える・甘える癖をつける、
無理して働かない、
気分が赴くままに行きたい場所に引っ越す、
嫌いな人間からそっと離れる、怒り狂わない、
健康の為に自炊をする、太陽を浴びる、
数えたらキリが無いくらい…

兎に角、生まれ変わりたかったから
"今迄" を 全て捨て去る覚悟でやった。


自分の内側に在る、自分を否定するものを
全部捨てないと何億回も繰り返して
馬鹿みたいと思ったから、
てゆうか、私、本当、馬鹿なんだと思ったのが成長した証拠。

あと、もう、二度とタメ口の警察官に励まされたくなかったから笑

今迄とは、別の生き方、格好つけないで生きるのは
本当に勇気がいる事だった


腹の底迄、ぶち撒けてるこのnoteも恥の産物だった。

だけど、良い加減に幸せにならないと
今日迄やり続けた

‼︎結果は、最高だ‼︎

マジで最高の毎日を送っている。

強くない、格好つけない、頑張らない=
死と同等だったがそんな事は無い。

マジでめちゃくちゃナチュラルに生きている。

この一年の価値、私は忘れない。

私も君も最高だ。

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