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実践・体感したシングルマザーの話:嫌いな自分を愛するWant toの本質

こんにちは!
きりんと申します。Webクリエイターをしています。

今、私は”認知科学”という学問を学んでいます。
詳しくは前回の記事を御覧ください。

今回の記事は、主に開講初日で学んだことについての覚書です。
でもそれだけじゃ面白くないので、

”認知科学”に少しでも興味を持っていただいた方
「今の人間関係を改善したい」
「自分の事を好きになりたい」

と思う方のチカラに少しでもなれたらと思い、実践できる内容も記載しました。

「ご自身のことを、今考えている100倍ぐらいは、愛せるようになるんじゃないかなぁ。」

李学校長からの初回メッセージ

講義初日の前日に飛び込んできた校長の言葉で、とても胸が高鳴りました。
「私なんかが…」と自分を落としてしまう自分が嫌だし、要領が悪いし、忍耐力ないし。
私たちって、どうしても嫌なところが目立ってしまいがちですよね。
だからこそ「自分を100倍以上愛せる」という言葉に、胸が高鳴ったんです。

#1 DAY1 「自分の嫌いを愛せるワーク」

2023年4月29日(土)が、8期のMindset coaching schoolの開講初日で、6時間の授業でした。総勢60名でのZoom講義。実は先行メンバーが半数いらっしゃって、3ヶ月の学びの差を感じる一日でもありました。感じる必要のない焦りも感じた一方、その先行メンバーのお陰で、ペアセッション、グループセッションも面白いほどスムーズで、スクールの仕組みづくりに対して非常に感動しました。

スクール自体が気になる方向けの#Day1スケジュール公開

  • 李学校長の挨拶

  • 認知科学コーチングとはどういうものか

  • 自己紹介(4人組2週)

  • 認知の仕組み

  • 認知を変える

  • 「忌み嫌う対象に対する認知を書き換えるワーク」

  • 「自分の嫌いを愛せるワーク」

びっくりするほど面白くて、あっという間に過ぎた、13時から19時までの講義でした。終わる頃には「えっ、もう終わり?」と、一瞬で外も暗くなっているほど強烈でした。
学校長は、経験や例え話をたくさん交えて、理解が難しい内容もすごくイメージしやすいように話をしてくださいます。全く初めての分野の勉強なのに、スイスイとイメージが湧くんです。一瞬で李学校長のファンになりますよ!

認知科学コーチングはカウンセリングやマネージメントとは違う。

そもそも、私のような「認知科学コーチング初心者」からすると、コーチングってなんだろう?というところから始まります。人の相談に乗るカウンセリング、組織やプロジェクトを管理するマネージメントは想像が付きますが、「コーチング」とは?
創始者の一人が、テニススクールのコーチをしていた方ということなんです。テニスコーチは選手を勝利へ導くために、指導やサポートをしていくイメージ、湧きますよね。日本では元テニスプロの松岡修造さんが「頑張れよ!やればできる!」と熱い声援を送る姿に濃い印象があると思います。

まさに、それなんです。
”認知科学コーチング”は、クライアントの未来を信じて、「頑張れよ!やればできる!」という応援団なんです。
めちゃくちゃ噛み砕いた言い方ですが、本質は間違ってないはずです。

相手の悩みに傾聴して、共感して、時にはアイディアなどを提案したりサポートをするのはカウンセラーのお仕事です。
組織やプロジェクトの進行の管理や、リスク管理、タスク管理をしていくのが、マネージメントです。(大雑把ですみません。)

コーチングは、クライアントのコンテンツ情報などに介入せず、傾聴せず、共感せず。クライアントの未来へのプロセス過程・道のりを管理するんです。弱音を吐けば、背中を押し、未来へ迷走を初めそうになったら、方向を確認するように気づかせます。クライアントよりも、クライアントの未来を信じて、本質をサポート、応援していくんです。

認知科学コーチングの魅力は、仕事面だけではなくオールライフでサポートしていくことにある。

仕事を通して認知科学を知った私は、なんとなく「仕事をうまくやっていくために学ぶもの」という第一印象でした。間違ってはいないんですが、そんな薄っぺらいものではなく、今はもうその認識は捨てました。
認知科学は、人生を最大限楽しむために学ぶものです。

仕事だけでなく、健康美容、家族、趣味、ファイナンスお金、知性、社会貢献、人間関係。このバランスホイールや人生の輪と呼ばれる、人生に欠かせないポイント毎に、want toやりたいことをベースにゴールを設定していきます。want toを重視して設定するからこそ、人生を楽しめます。

こういうお話を聞くと、すぐに私は、「私のwant toってなんだろう?」と考え始めるのですが…実はすぐに思いつかなかったんです。結構私には難しくて。何が難しいって、経済状況は正直厳しいし、子供のこともあるし、仕事もあるし…なんていって困ったことに、どんどんwant toが隠れていってしまったんです。

その案外難しい、want toが呼び起こせるようにするのも、コーチングの醍醐味です。対話をしながら、どんどんなぜ?それはどうして?とコーチが深堀りを促していきます。本当、これが面白いぐらい、隠れてたwant toを見つけてくれるんです。自分ひとりじゃ、かなり難しいです。現役のコーチも難しいからこそ、コーチを依頼すると言うほど、自分って難しいんですって。

コーチとペアセッションしていくからこそ、want toを確信し、ゴール設定をしていき、最高にオールライフ人生を楽しむ方向へ持っていくことができるんです。
これを想像しながら書く私も、未来のクライアントのどんどん明るくなっていく笑顔を見るのがとても楽しみになってきました。もちろん、自分自身に対してもです。

Want toを素直に出すためには、自分を認知すること。

一日目の講義では、”認知は変えることができる”ということに比重を置いて、心の動きや意識無意識の動きについて、様々な視点から話がありました。

例えば、「サプライズがあるよ!!!」と事前に言われると、どう感じますか?ある人は、”喜び”を感じます。ある人は”わくわく”します。ある人は”不安”になります。ある人は、”恐怖”を感じます。(ちなみに私は不安を感じます。)
このように、人の感じ方は千差万別です。それがどうしてかと言うと、”認識の違い"なんです。

Input入る →[ 内部モデル ]→ Output感情

認知科学的では、”サプライズ"というInputがあって、内部モデルの処理の仕方で、Outputの感情が決まると考えられています。この図解を見たときに、とても私の感情がクリアになりました。
感覚ではわかっていたんです。でもこう、視覚的にわかるように式で表すことはなかったので、なるほど!と、革命が起きた気持ちでした。

この内部モデルを変えることで、自分の認知が変わるという簡単な仕組みだったんです。ビールが美味しくないと思っていても、大人になったらビールが美味しいと思うようになって飲み始めるというのも、内部モデルの書き換えが何かしらで起こったから、ということなんです。

あなたも私も、今のままで、そのままがいい。内部モデルの書き換え実践編〜覚書〜

まずは認知の書き換え、要するに”内部モデルの書き換え”を実践しました。1つ目は、自分が忌み嫌う対象に対する認知の書き換えです。中途半端にすると適応障害になる可能性があるとのことなので、一人でするのはオススメできないとのこと。

  1. ステークホルダー自分にとって権威のある人を設定

  2. 負の感情の書き出し

まずは自分が嫌いだとか苦手だとかそういうものがある人の認知の書き換えです。親だとか、上司だとか、そういう人を設定して、負の感情を書き出します。
名前出さなくていいから、嫌いだと思うところを一つ書いてよって、学校長が言うもんで、みんなZoomのチャット欄にずらーっと60人分悪口が載ったんです。60人分集まったら笑えるぐらい多種多様な悪口が載ってて!
面白いだけじゃなくて、ただそこでも感じたのが、”自分でなんとも思わないことも嫌だと思う人”がいること、”共感できる内容を書いた人"がいることなんです。コレが"内部モデル"の違いです。60人いれば60通りあるわけです。

この面白かった瞬間も一転して、
学校長「実はその嫌いなことって、自分も誰かにしてることなんだよね。」

3.被害者と、それを目撃した人の書き出し
4.被害者のメリット
5.負の感情がある場合の自分のメリット
6.ステークホルダーから負がなくなった場合のデメリット

突然のブーメランで意気消沈しながらも、認知の書き換えは6ステップ続きます。

「3の被害者とそれを目撃した人の書き出し」というところもとても重要で、狙いは自分にとってのネガティブな感情を透明化させることが目的です。嫌なところってどうしても人間、隠したくなっちゃうじゃないですか。自分のこととなると、罪悪感や羞恥心が出てしまう。それをもうバレてるんだから、隠したところで、と諦めさせ、自分に認めさせるんです。

こうして6ステップまで進んでいくと、あら不思議…。
もし、自分が嫌だと思っていたところが、相手から消えてしまったら。そう考えると、ものすごく違和感しかなかったんです。むしろ、自分にとってメリットがあることもわかったので、「もうそのままでいてほしい!!!」と思うようになってしまいました。
変わってほしいと強く願っていた部分が、むしろ好きになってしまうような感覚です。

もう一つの実践は、ステークホルダーを自分に置き換えて実践する、自分の嫌いを愛せるワークでした。自分のことですから、他者の嫌いを出してメリットに変換していくより、とても難しいと感じるワークでした。
ずっと嫌だったことが、それぞれたった6ステップを通して"内部モデル"の書き換えを行うことで180度変わってしまうという体験をしました。
「あなたはそのままがいい。」「私もそのままでいい。」と心の締め付けがすっと解けるような感覚でした。
先人は”気は心の持ちよう"という言葉、本当に上手く言ったものだなと感じます。いい加減なことを言うな!とおもってましたが、まさにそのとおりだったんです。

全ては真実の一つである。実は嫌いの中にこそWant toが見えてくる。

内部モデルの書き換えを繰り返すことで、実は自分の認知に繋がります。
嫌いなこと、恥ずかしいと思うことって、どうしても気軽には目を向けられないんです。でも実はそこにこそ、自分の want to が隠れているというからくりがあります。

このワークをすることで見えてくることがあります。
全ては真実の一つである。
ということです。

自分がネガティブを感じる相手の部分は、実は自分自身を投影して見ているんです。自分に対してネガティブに思っている、直したい部分であったり、羨ましい気持ちであったり…。

私は、実は…友人が「私なんて」と自分自身を卑下する人にとても腹が立ちます。はい、ブーメラン。まさに冒頭でも、前回にも、私のことを書いた悩みの一つです。私自身も未だに、「私なんて…」と思うことが多々あります。笑っちゃいますよね。相手を自分の鏡のように見てるんですよね。

ココから私が見えたwant toは、「人を応援したいからの幸せになってほしい。」という気持ちでした。
私の友人なんだから、幸せであってほしいという気持ちがすごく強く現れていたんです。だから私は、この友人がポジティブを考えられるようになるにはどうしたらいいんだろう、と自然と頭を使います。頭を使うということは、IQが上がるんです。試行錯誤をしてアイディアを出すことも楽しみだったりします。(私にとってのメリット)
こう考えていくと、友人が「私なんて」と卑下することに抵抗がなくなりました。もちろん、「私なんて」と思うことを推奨するわけではありませんが、よっしゃ、私の出番か。応援してやろう!とおせっかい魂がふつふつと沸き起こるようになりました。私のwant toですからね!

ちょっとした認知の変化だけで、ネガティブワードが自分のwant toに変わってしまって、エフィカシーやる気や自信まで上がるんです。
この内部モデルの書き換えをたくさんたくさん行うことで、ネガティブワードがどんどんポジティブに変わり、エフィカシーに変換されます。それって、とても人生が楽しくなると想像できませんか?
全ては真実の一つである。
この言葉が身に沁みるワーク体験となりました。

ペアセッションで他人の脳みそを借りることの優位性

スクールでは、認知の書き換えを2パターン行いました。
・ステークホルダーに対する認知の書き換え(上記参照)
・自分の嫌いに対する認知の書き換え
いずれにしても、自分の認識を180度変えるワークなので、かなり頭を使いました。長年信じてきた自分の考えを書き換えるって想像以上に難しいんです。

そこでスクールでは、ペアセッションを行います。60人も受講生がいるのでランダムで組み合わせを行い、お互いの抽出できなかったメリットやデメリットを客観的にコレどう?じゃぁこれは?と案を出し合います。これで面白いほどアイディアが生まれるんです。

自分の顔は鏡を見なければわからないことと同じで、自分の考えを絞り出す、考えるって長年プロコーチをしている人でも難しいと言っているほど、難しい課題なんです。だって、自分は自分の人生しか知らないから、当たり前になっているからなんです。
でも、他人のことだと、不思議と考えやすくて、アイデアが湧いてくるんです。もちろん慣れや得意不得意もありますから、何でもかんでもアイデアが出てくるわけではないんですが。

ペアセッションでは、アハ体験がすごくありました。「そういう考え方をしたらいいのか!」ということばかりです。他人は自分とは全く違う人生を歩んできたからこそ、自分とはまるっきり違う考え方をしてくれます。自分が裏をずっと見ているとしたら、相手は表を見てくれます。これが他人の脳みそを借りる重要性です。

これまで、他者との意見交換や、協力というものにとてもいい印象を持っていませんでした。迷惑を掛けるかもしれないとか、間違ってるかもしれない…というネガティブな感情が主だったんですが、ペアセッションこそ、自分に足りていなかったもう一つの視点だったと強く感じます。

このアハ体験のおかげで、”間違ってるかもしれないけど、それが相手とのコミュニケーションになって、むしろ違う視点が見えることがある”というメリットが、ペアセッション、私も役に立てるじゃん!と背中を押してくれました。

まずは自分が変わることができることを、自分に証明する。これが第一歩。

「認知科学コーチング」では、オールライフ人生を通して、クライアントにとってより良い人生を送っていただくための応援をしていきます。そのために認知科学の学問を理解し、活用し、クライアントに最大限のサービスを提供します。

クライアントの背中を押していくのに、自分自身が自分の背中を押せないコーチって、自分の背中を押したことがないコーチって、嫌ですよね。こんな人にコーチングをしてもらってもなぁ…って、不安とか迷う気持ちが出てくると思います。私も嫌です。

だからこそ、今は自分自身を実験台にして、自分が変われることの実践を続けています。「私ができたからこそ、このやり方をクライアントに自信を持って伝えられる。」ということです。

私は、プロコーチになって人を応援したいな、という気持ちがどんどん湧いてきました。だって、人を応援して幸せになってほしい、というのが私のwant toなんです。
たくさん実践して、悩んで失敗して、「やればできる!でもやっぱりたまには失敗もする!」ってお話を、これから私を頼ってくれる人たちにお話していけるコーチになりたいな。と思っています。

あとがき

今回も長い文章をココまで読んでいただき、ありがとうございました。
もっと詳しく書きたいところなんですが、書き終わる未来が見えなかったので、「私のような人が知りたいと思う内容」を中心に書き出してみました。
この初日のワークだけで、私は「私なんて」と思える自分が好きになってきました。言わない・思わないのがBetterであるとは思うんですが、思ってしまったとき、メリットに変換できるスイッチを手に入れた気分です。コレを繰り返していくことで、自分が書き換わっていくんです。
嫌いの中に隠れたwant toをどんどん見つけていくことで、より自分のこと、そして周りのことを大好きになれそうだと、とてもワクワクしています。
一緒にワクワクしていただけたらいいな、という思いです。

次回は、Day2のワークを、覚書や実践内容です。
今後勉強して、「あっ間違ってた!」という内容があればどんどん修正・更新していきます。

自分の嫌いを愛せるワークの実践編

ステークホルダーを設定した認知の書き換えワークも、自分の嫌いを愛せる様になるワークも、それぞれメリットデメリットは多ければ多いほど、メタ認知自分を認識することでき、気持ちが軽くなります。
実践をしてみても、納得できないな…?と思ったときは、メリットやデメリットがまず足りていないことが挙げられます。私もそうでした。5つぐらいだしてもどうしても納得できなくて、同期にセッションを依頼して手伝ってもらったら、あっという間に増えて、「うわ〜〜〜〜!私、このままでいい〜!!!!!!」と叫ぶほどすっきりしました。

是非、私の結果も記載しながら解説していくので、やりたい人は参考にしてくださいね!

実践ステップ

  1. ネガティブな感情の理解(自分の嫌いなところ)

  2. ②全てはバレている(バレている相手やそれを目撃した人)

  3. ①をすることによって自分が得られるメリット(羞恥の消去)

  4. ①で他人が得られるメリット(罪悪感の消去)

  5. ①を反転した場合のデメリット(恐怖の消去)

  6. ①を手段としたら、どんな目的があるか(特性の高次の肯定的な意図)

自分の嫌いを愛せるワークの実践は、6ステップで行いました。

2.全てはバレている

自分の嫌いなところをもう既に周りの人は知ってるんだよ。隠そうとしなくて良いんだよ。ということを自分自身に認識させるための手順です。スクールではこの時間が一番空気の重い時間でした(笑)
学校長が妙に楽しそうな顔をして、「大丈夫大丈夫!最後はみんな笑顔になるから!!!!」って励ましてくれても、めっち
ゃくちゃしんどい時間になってました。

例えば私は、「私なんかが。自分では何もできないと思っているところ」がやはり一番のネックでした。でもそれ、私自身よく口にだしてることだったので、仕事仲間も、同期も家族もママ友も、twitterでも、友人にも、前の職場もその前の職場も、お客さんにも、私と話をしたことある人みんな知ってるな〜と書き出したら、100人以上になりました。
これが、透明性です。

3.羞恥心の消去

自分がデメリットと思っている部分をメリットに変えます。
傲慢でも、常識外でもなんでもいいんです。メリットになり得ることを都合よく書き出してください。私はそれが全然意識できなくて、ペアセッションでヘルプを出しました。

「私なんて」と思うことで得られるメリットは
・謙虚に考えるので、悪い意味でしゃしゃり出ない。
・優しい人は、私を助けようと優しくなってくれる。
(ポジティブな意見を出してくれたり)
・謙虚に見えるので、慎ましく見える。
・私なんて、と思うからこそ「他人より頑張ろう」と思える。
からの勉強に繋がって、知識が増える。
・仕事に関しては下調べが増えることになるから、ベースがしっかりする。
・自分を下げるからこそ、成果が出たときに振り幅がでかく、成果が大きく見える。

こんな感じに書き出しました。あれ、もしかして良いこと結構あるんじゃない?って思えてきました。

4.罪悪感の消去

②で書き出した、人たちに対するメリットを書き出します。ざっくり考えるより、バイネーム個人を指名するで考えるとより具体的に抽出できると思います。これもまた、相手に話すこともないことなので、自分に都合のいいように、いろんなメリットを出します。コレも私一人で出すのには相当苦労しました。

「私なんて」と言うことで起こる他者へのメリット
・優しくしてくれる人は「どう励まそうか」と頭を使うことでIQがあがる!
・私が、私なんてと足踏みしてる間に、私を越えていける。(嫌だけども)
・「きりん筆者より自分のほうが出来る」と相手に自信をもたせてあげられる。
・人のいいところを見つける訓練になる。上手になれる。
・ネガティブトークの手本のようなものなので、勉強になる。(人の振り見て我が振り直せ的な)
・カウンセラーになりたいと夢を見つけられる!(人が出てくるかも)

こんな感じに書き出しました。めっちゃ自分下げて、相手が得してる事あるじゃん!って気持ちになってきました。

5.恐怖の消去

自分の嫌なところを「反転」させることで起こる、自分へのデメリットを書き出します。どうしても自分の嫌で直したいところだと思ってる分、メリットが浮かんでしまって、好きになれない!という気持ちになりがちなんですが、デメリットを書き出します。間違えないように。
ここはペアワークが必要ありませんでした。だいたい③のメリットが反転してくるんですが、またそれが面白くて。

「私なんて」と言わなくなった私。
・何でも出来る!と思って傲慢になってそう。
からの人のことを馬鹿にするようになりそうで怖い。
・できないコトまでいいよ、と引き受けて、後悔ばかりしそう。
からのめちゃくちゃストレス溜めてそう。
・自分を下げないからめっちゃ平凡そう…。面白くない。
・勉強せずにのんきに過ごして、仕事も技術上がらなそう…。
・オブラートに包まず、どストレートな意見を返すようになりそう。
からの気が強くなってそう。

こんな感じです。コレ誰!?!?wwwってなりました。私は穏やかに、流れる川に身を任せるように生きたいんです。めちゃくちゃ人生に疲れそうだと感じます。

ということは…「あ、今の私のままで良いんだ。」

デメリットがあるからこそ、今の私のwant toに繋がることがたくさんあったんです。内部モデルの解釈の違いで、これだけの違いがうまれます。ちょっとしたことで自分の気持がスッと軽くなるんですから、コレをマスターできたら自分自身や、人間関係、無敵じゃないですか。

全ては真実の一つである。忌み嫌う自分の行動は、真実の世界では起きている。メリット・デメリットは表裏一体であるからこそ、誰にとっても「等価」である。

李学校長の教え

6.①の特性の高次の肯定的な意図

最後に、忌み嫌う自分はこのままでいいと思えることができることがわかりました。でも、人間の思い込み、長年信じてきたものって、どうしても簡単に置き換えることは難しいんです。どこかで、「やっぱりこの自分は嫌いだ。変えたい。」なんて思います。下手したら、読み終わった後すぐにその気持が溢れてくるかもしれません。そこで「繰り返し」自分に気づかせることで、根強く置き換えていく方法を取ります。
ただ、置き換えるために毎回このワークを読むのって大変ですよね。

そこで、忌み嫌う自分を”手段”だと考えて、その先の目的はなにか、ということにネーミングしてしまうんです。
学校長が、スタンドジョジョの奇妙な物語よりをつけるみたいな感じ!というのがしっくり来ました。分かる人にはわかるんですが!

私の場合、「私なんて」という自分が手段だと考えると…
・無駄にしゃしゃりでて、無駄に荒波を立てず、穏やかに過ごすため。
・傲慢にならず、自分の成長を促進させるため。
この2つの手段に絞り込めました。でも二人もスタンドは要らないんです。

そこで、高次的に考えます。高次的というのは、抽象度を一段階上げることです。。

抽象度を上げる、というのは、対象範囲を広くしてより俯瞰ふかんできるようにするということです。
例えば、”犬”の抽象度を一つ上げると、”哺乳類”といえます。哺乳類といえば、犬の他に猫、人間、カモノハシ、クジラ、キリン…対象範囲が広くなりました。”哺乳類”の抽象度を一つ上げると、”動物”といえます。哺乳類だけでなく、爬虫類や鳥類といった、範囲が広がりました。"動物"の抽象度を上げると、"生き物"、抽象度を上げると"有機物"とかになるでしょうか。
イメージは湧きましたか?こうして範囲を広げていくことを、”抽象度を上げる"”高次的に考える"といいます。

そして私が思いついたスタンドの技が、「自然の中に溶け込み姿を隠す」、
技の効果「穏やかな時間を確保できるとともに、能力を発揮する機を伺うことが出来る」
めっちゃいいじゃん〜!ってなりました。
スタンド名はまだ決まって無かったんですが、「能ある鷹は爪を隠す」ということで、「能ある鷹」ってことにしておきましょうか!
ダサいとか、下手くそ!とかは受け付けません!!!!(恥ずかしい)

こんな感じで、私はだいぶ前向きに物事を考えられるようになりました。嫌いな自分の中に、自分の理想であるwant toが隠れていることが明確になったんです。
時間があれば自分の事を書き出して、内省していくことで、どんどんIQがあがって、脳内が鮮明になるそうなんです。まだまだ駆け出しなのでもっと数をしていって、沢山の人のサポートをしていけたら良いなと思ってます。

これを読んでくださった方で、一緒にしたい!という方があれば是非サポートさせてください。twitterのDMくださったら、メッセージでの返事でもいいですし、実際に一緒にZoomとか顔を合わせてするのでも良いと思ってます。私もコーチの立場を経験してスキルアップしていきたいので、是非気軽に声をかけてくださいね。

私もnoteを書いて頭の整理ができました。
一緒に読んでくださって、ありがとうございました!
また次回、お会いしましょう!!

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