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パワハラモンスターが現れた!


こんにちは、首長じらふです!

「業界を変えてやるんだ!」と意気込んで転職したけど、パワハラモンスターに苦しめられた話をしようと思います…
(しんどかったぁ…)

最終的にはモンスター自身が退職してくれたので、なんとか耐え忍びましたが、それまでには、外部に助けを求めたり、社内のホットラインを使ったり、各方面に対して、エビデンスがあること以外は一切発言をしないようにしたりと、いろいろな角度から戦いました。


そもそもパワハラって何?

自分の話をする前に、
「パワハラの定義」について調べてみました。

職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。

厚生労働省


①の定義は上司と部下、先輩後輩など、関係性に関わるものなのでわかりやすいですが、②③については「どの程度から?」という加減が難しい領域です。(これが理由で訴えづらい人も多いと思う)

パワハラ加害者の中には、カモフラージュが異様に上手い人がいます。常に周りからの見え方を気にし、その一点だけに集中しているからです。

「なんとなく自分にだけ辛く当たられてる気がするけど、気のせいかな?」「相談すると、周りの人はそんなことないって言うんだよね…」どうやったら相手が大人しくなるか、アイツらは分かっているんです。

パワハラはその性質から、6類型に分類されます。

①身体的な攻撃
 →殴る蹴るなど
②精神的な攻撃
 →人格否定など
③人間関係からの切り離し
 →別室での業務など
④過大な要求
 →実現困難であったり、
  負担が大きすぎる業務など
⑤過小な要求
 →自分の能力を活かせない、
  簡単すぎる仕事など
⑥個の侵害
 →思想・信条などを理由として
  集団から隔離したり監視するなど

ちなみに私は、②③⑤の被害に遭いました。

パワハラモンスターの攻撃!
「人間関係切り離し」

出社初日。呑気にるんるんしていた私。
やりたかった仕事ができるぞー、業界よくしていくぞー、と、期待と期待を持って入社しました。

今日から一緒に働くのは経験豊富な大先輩。
(以後、モンスターと呼びます)

面接の時、この人のバックグラウンドが非常に魅力的だと感じ、「この人のもとで学びたい」と本気で思ってました。

が、入社当日。
選考中とは打って変わって、
めちゃくちゃ素っ気ない。

周りにはニコニコしてるのに。

違和感を感じつつも、都合の良い解釈を信じたくなってしまうのが人の常。
「忙しいのかな〜」ぐらいにしか思っていませんでした。

オリエンテーションもなく、過ごしていましたが、入社数日後に唐突にランチに誘われます。


もちろん喜びましたよ、ええ。

ランチ中にも、ある違和感に気づきます。
会話のキャッチボールができないんです。
ずっと自分の話。しかも自慢話。

そして、唐突に始まるチームメンバーへの愚痴。
「Aさんは怖いから近寄らない方がいい。Bさんも曲者。うちのチームは酷い。」
「上司のそばには近寄らないようにすること。あなたの身を守るためにも。」

当時、まだまだ素直だった私。

次の日から言う通り、
上司から離れた席に座るようにしました。

今思うと、自分の行為がバレないように、うまく情報操作できるように、切り離そうとしてたんだろうなぁ。

また、入社から1ヶ月たったころ、転職の疲れからか、運悪く高熱を出してしまいました。
休みを伝えた時にチャットで言われた言葉。

「上司が怒っていた。こんな時に休むなんて問題があるって。ひどい人だよね」

高熱を出しながら、死ぬほど落ち込みました。
そしてすぐに上司に謝罪の連絡を入れました。
その日から上司が怖くなりました。

ほとぼりが覚めた頃、上司に聞いたら、
モンスターの真っ赤な嘘でした。

パワハラモンスターは
「過小な要求」を繰り出した!

入社から数週間経ったある日。
ようやく業務のレクチャーMTGが設定されます。
が、向こうから一切のインプットはなく「何か質問ある?」と聴かれてひたすら質問するだけの時間。

業務を渡してもらっていないので、
質問する内容なんて、ない。

唯一もらえた業務は、MTGへの同席。
そして、モンスターがタスクを対応したら、
進捗表にチェックを入れるだけの仕事。

(モンスターから報告はないので、適宜進捗をCcに追加されているメールなどでチェックしに行ってました。)

「あなたの能力で仕事をしたら、自分のチームの信頼が堕ちるから。まずは私の動きを見て。」
「あなたが目指すべきは、私のコピーロボット。」

しかし、この唯一もらえたタスクが後に、
モンスター自身の首を絞めることになります。

モンスターの仕事だけを観察していたことで、
モンスターが隠し続けた業務のミスや、恣意的な情報操作、そして何より「とんでもない虚言癖」に気づきます。

入社から1年程度、一緒に働きましたが、その間も、私の能力不足を言い訳にして業務を渡してきませんでした。

これが一番きつかった…
「精神的な攻撃、情報操作」

モンスターの仕事の酷さや、
各所への発言の矛盾に気づいていた私。

極度に仕事ができない人のようで、
例えば資料の名称がバラバラだったり。
他部署名の表記が間違っていたり。
誤字脱字が異様に多かったり。
一回のやり取りで済むメールを5往復していたり。
いつまでも未完了のタスクがあったり。

少しでも上記のことに触れようものなら、
ものすごい剣幕で捲し立ててきます。

徐々に警戒され始めたのか、会議で発言すると「今質問することじゃない。立場をわきまえなさい。」と言われるようになりました。

他の部署の人と話していると、横から入ってきて、会話を制するようにもなりました。
おそらくですが、他の部署に悪評も流していたでしょう。

そして、精神攻撃が過激になっていきます。

「あなたにはできないでしょう。」
「やる事全て、私の許可を得なさい。」
「依頼した事やってないよね?(依頼されてない)」
「全然ダメ。やり直し。(何がダメかは言わない)」

当時のことを思い出してしまい、疲れてきました。

「モンスターの正体」とはなんだったのか

人に業務を渡さず、相手を堕として自分の評価をあげ、自分が意図しない発言は全て認めない。 
結局モンスターは何がしたかったのでしょうか。


人並外れて仕事ができない自分を隠す為の生存戦略として「必要不可欠な人」ポジションを保ちたかったのです。
そして、成果が出ない理由を「周りの人が悪いから」と、嘘で罪をなすりつけていました。


本来は「仕事ができるように努力する」べきところを、「嘘で塗り固めて仕事ができるように振る舞う」能力だけ磨いてきたのでしょう。




高すぎるプライドの奴隷です。

モンスターの正体は
「虚言癖があり、自己愛の強いお局」でした。

次回予告!
「仲間と武器を集めてモンスター退治」

思い出話をしていたら疲れてしまいました。

次回のnoteではモンスターが退職するまでのお話を通して、「パワハラとどうやって戦うべきか」考えていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回は暗い内容でしたが、次回のお話ではスカッとすること間違いなし!

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