やっぱり湧き水 フラっと東久留米
旅好きな捻くれ者、じゃんロブと申します。
今回は東久留米駅周辺、特に落合川周辺をブラブラしてきた。 例によって絵日記形式で残していく。
少しでも性癖に刺さる方がいますように…
新秋津駅からスタート。
今回は秋津から西武線に乗ることにした。
財布には150円分の小銭があり、切符代として消化する為だ。
秋津駅から150円で行ける区間は、所沢駅~秋津駅~清瀬駅~東久留米駅間
今日は東久留米の気分だったので池袋方面へ
電車を待っていると、営団7000系と西武001系(愛称ラビュー)がすれ違ったので、すかさず撮影。
70年代から活躍するベテラン車両と池袋線特急の座を任されたルーキー特急車両の2ショットを収めることができた。
ホームの隅っこで興奮していたら、乗車する準急・池袋行きが来た。
何故か西武線に乗る時は大抵最初に6000系が来てしまうのだが、今回も例外では無かったようだ。
最初は毛嫌いしてしまったのだが、毎回乗る中で親近感が湧いてきた。
ライト周りの処理もどこか愛嬌がある顔をしている。
今日もよろしく、6000系。
東久留米駅に着いた。
早速歩いていこうと思う。
公園に咲いていた綺麗な花。
鮮やかなピンク色が眩しい。
落し物を見ると写真を撮ってしまう癖があるが、今回の落し物は年季がかなり違っていた。
靴のべろはボロボロで、使えない状態になっている。
親切に置いてあるのだろうが、ここまで来ると最早オブジェであり、アートである。
畑の向こうに東横イン。
住宅街と畑が共存しているのは西東京の日常風景である。
足場がかかっているビルは新しく出来たのだろうか?
河川敷に来た。
どうやらここが落合川のようだ。
ちなみにもう1つ、黒目川が流れている。
黒目川は埼玉県も通るため、馴染みのある川だ。
相変わらずきれいな水。
水草の繁栄がそれを裏付けている。
奥のグラウンドからサッカーを楽しむ声が聞こえてきた。
空を見上げてみた。
鉄塔と空を跳ね返すカーブミラーがとても眩しかった。
建設事務所が設置した注意喚起の看板。
スケボー禁止の趣旨なのか、絵がめちゃくちゃファンキーで面白い。
少しポパイのような絵に見えてしまう。
注意喚起の看板なのにピースサインで決めてるところもなかなかシュールだ。
落合川。
すぐ奥には西武池袋線の線路が通る。
底が見えるほど透明な水。
ここだけで何かの壁紙に出来そうだ。
住宅街を流れる落合川は傾斜をつけて加速していた。
勢いよく流れる水と、白波のように荒れる様子は最早滝のようと言っても過言ではない。
夜中は少しうるさそうだなと思った。
川へ続く階段。
川遊びをしている親子も見つけた。
東京で川遊びができ、住宅街の中にあるのはおそらくここくらいだろう。
貴重な景色を堪能した。
大きいキノコだ。
種類は詳しくわからなかったが、食べたら無事ではすまなさそうなことはわかった。
それにしても都内でここまで大きいキノコを見たのは初めてだ。
いい感じにツタが絡まっている。
ここまで来ると東京らしさはもはやどこにも無い。
これを絵にかけたらと後悔するが、才能がないので仕方が無い。
久しぶりの青空に心も澄んでいった。
年季の入った水門やらなにかのレバー。
昭和何年頃に作られたのだろうか?
意外に平成なのかもしれない。
柿がなっていた。
柿ドロボーに狙われそうな感じだが、美味しい柿ができるまであともう少しといった感じだ。
公園を発見。
入口からジャングルみたいな雰囲気。
奥から恐竜でも出てきそうな感じだった。
夜には満点の星空が見えそうな公園内。
昼間なのに森におおわれた園内はとても幻想的。
異世界の入口に来たみたいだった。
しかし、それはあながち間違いではなかったようだ。
公演を抜けると、先ほどの住宅街とはうって変わり、森林に囲まれた集落と立派な神社が現れた。
彼岸花を発見し、早くも彼岸になったことを実感した。
先ほどの南沢氷川神社を参拝。
彫刻が立派な本殿。
都内の神社は住宅街にどっしりと構えている場合が多いのだが、ここは深い森に覆われている周囲の集落全体が、パワースポットのような感じだ。
境内だけでなくこの周囲にある木々や川の水、空気全てからパワーをもらった。
参道だけ木がない為、自然光が一直線に差し込んでくる。
自然を活用した。よくできた演出だと思う。
進んでいくと池が現れた。
どうやらここが知る人ぞ知る、南沢緑地の湧水のようだ。
透明な湧水を更に堪能するため、我々は雑木林の奥へと向かった。
日光を全て眩しく照り返すような水面。
その恩恵にあやかる様に群がる草花。
ここはまさに都内のジャングルなのであった。
湧水池はとても涼しいが、それ以上に自然のパワーが限りなく溢れていた。
静かな穴場ということもあり、しばらく無心で眺めていた。
いい瞑想ができそうだった。
遊歩道は奥まで続いているようだったが、足場が悪く、蚊も多くなってきたので引き返すことにした。
池に別れを告げ駅に帰る。
パッと見えた古民家と青空の風景が、脳裏に焼き付いた。
その瞬間に写真に収めることが出来た。
思った通りに撮ることが出来て嬉しい。
落合川を渡り、住宅街を歩く。
五分も歩けば駅前通りまでたどり着く。
名残惜しいが、駅から近いので、また訪れてみたいと思った。
いつかまた来る日まで…
ちょっとだけ欧風かぶれな東久留米市役所。
三角屋根の建物があまりない中、これは一目で分かるので、市を代表する建物としては効果的なのかもしれない。
東久留米駅まで帰ってきた。
秋津から150円を握りしめ向かった町は、穴場ゆえの自然のパワーと静けさに溢れていた。
様々な場所を訪れているが、ここは最も楽しめる場所のひとつになったことは間違いない。
帰りの東京メトロ副都心線10000系に乗って東久留米を後にした。
今回はここまで、
適度な暑さの秋、寒くなる前に、マイナスイオンを感じる湧水探訪はいかがだろうか……
次回もどこかでお会いしましょう。
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