また書きたくなったから書く、そんなスタンス

2022年って数字より、令和4年という数字の方が驚きを隠せない年明け。
令和になってもう4年目やねんな。

2021の特に後半は激動の日々やった。

またしてもお久しぶり更新(n度目)

最後に書いたのが一昨年前の初夏。
ここまでなにをしていたのかざっくり説明すると、以前noteにも少し書いた「BIZIONARY」のメンバーで、小屋事業を茨城県は常陸太田市で始まるべく、ずっと準備をしていた。

実際に昨年8月末に滋賀から茨城に移住し、地域住民との交流や取引先開拓、現地調査などなど孤軍奮闘していた。

けれども、メンバーとの考えの折り合いがつかなくなり、11月上旬にプロジェクトから脱退。

元々ぼくを入れて3人のチームで動いていて、ひとりはBIZIONARYの主催でもあった、日本仕事百貨の社長、もうひとりは同じ参加者で、個人でデザイナー事務所をされている方、そしてぼく。

元々、会社自体は3人で話し合った結果、ぼくとデザイナーさんの2人の共同経営という形で始めよう、ということで動いていた。

けれども、10月の終わりくらいから、段々意見の食い違いや考えや捉え方に齟齬が生まれだして、色々と考えた結果、このままではこのひとと一緒に事業を始めて、やっていくのは無理だと考え、脱退を決意。

それからは、このまま常陸太田市に残って、なにかバイトでもしながら新しい仕事を探すかで悩んだけれど、そのときのぼくの気持ちの大部分を占めていたのは、「寂しさ」だった。

元々、ぼくがひとりで移住して、そこで地域の交流の輪を作ったり、実際に事業をするうえで小屋製作をしたりと、現場作業を担う役割だった。
対して、あとの2人は東京に住んでいて、そこからリモートを中心に、ときどきこちらに来て手伝う、そういうことで納得しあっていた。

とはいえ、初めての土地で友だちもいない、頼れるひとはもちろんいるけれど、みんな年上の方ばかりで気も使う。
そんな状態で毎日毎日ひとりで活動を続けることに、とても寂しさと疲れを覚えた。

またこの移住期間の出来事は、改めて別の機会に書き記すが、それも意見の食い違いの発端のひとつでもあった。

そんなこんなで、ずっとこの事業をやりぬくぞ、という気持ちで突っ走ってきたものが、予期せぬ形で終わってしまい、大きな喪失感と孤独感で、すっかり心が折れてしまった。

滋賀に、地元に帰りたい。

その気持ちがすっかり、心の中を覆いつくし、色んなひとたちの助けを借りて、そこから約半月後の11月の末に、短い常陸太田の移住期間を抜け出した。

たくさんの時間とお金を失ったけれども、得難い経験とたくさんの出会いと、なによりも自分自身の大きな成長を実感できた。

これも俺の人生か、と受け入れている。

そんなこんなで、今は地元に帰って来て、ひとまずアルバイトをしながら、次に進む道を探している。
こういう道かな、っていうなんとなくの方向性は見えているから、ひとまずそっちに向かってみるつもり。

今年はとりあえず、毎月1本noteに記事を投稿出来たら良いなぁ、を掲げてみる。
あくまで、出来たら。強制や義務になるとしんどくなるから。

移住期間のこと、あとはちょくちょく聞かれる心のこと、3年前にうつ病で引きこもっていたところから、どうやって回復して元気になったのか、ぼくなりの向き合い方、それと、前から書いてみたいと思っていた自分の自伝(のようなもの)も、ちまちま書いていけたらと考えている。

ぼく自身のこれまでの人生、辛く苦しいことだらけだったけれど、ひとつの物語としてみたら、なかなかどうして面白い人生歩んできたな、と自分なりに客観視したときに、だったらこれを物語として書いてみたら面白いな、と思ったのがきっかけ。

ぼくの人生の物語の一番の読者はぼく自身。

それがぼくの人生のテーマのひとつである。

そして、自伝のタイトルは「月の海をおよぐ」

実在はしないけれど、言葉として存在している「月の海」
そんな幻の海を泳ぐように、ぼくのこの波乱万丈で奇妙な人生は進んでいるんだな、という思いからつけた。
スイマーでもあるし、我ながらぴったりだと自画自賛。

「蛇の海=家族、両親」「雲の海=自分」「波の海=はたらく、仕事」「泡の海=夢、将来」

それぞれ月に数ある海の中で、4つの海をそれぞれのテーマとして、書いていきたいと考えている。
基本的には、4つがそれぞれ独立した話にするつもり。どれくらいの長さか、どこまで書くのかはまだ未定。
とにかく、ぼく自身がこんな形式の物語読んでみたいな、で書いていく。
あくまで一番の読者は自分。

あんまりあれこれ決めすぎず、まずはとにかくやってみるで始めてみる。

マイペースの気分屋なので、どういうペースかはわからないけれど、もし読んでみようかな、っていう方がひとりでもいてくれれば幸いです。

長くなったので〆。

ついさっき、仲良しのりんさんが新年初投稿の記事を読んで、これはぼくも書かなきゃと急にたって、慌てて書きました。

やっぱりそういう刺激がもらえる相手がいないと、なかなか重い腰あがらんなと思った次第。

りんさん、いつもありがとうございます。

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