凛とした旅

「カチカチっと予定を組んでの旅」というのも面白いのかも知れない。
ようやくそんなことを思える様になってきたのは、それこそ旅行らしい旅行にいけてないからかも。

「何も決めずにハプニングを楽しむ」ことに意地になっていた自分を見直す余裕が生まれたのかなんなのか。

カリカリに予定を決め込んで出かけても、悪天候やら臨時休業やらハプニングは起きるかも知れない。
その時にいかに対応できるか?というマクガイバー的な(わかりにくい)楽しみ方ができればいいのであって、ハプニングが起きることを前提としていた時点で、意地汚いというか心根の貧しさというか、なんかそんなのを自分に感じてしまったわけでございます。

悪いまさかのときにどれだけ「凛としていられるか」
良いまさかのときにどれだけ「凛としていられるか」

少なくとも「野暮な田吾作」だなんて思われない様にシャキッとした服に身を包み、顔が直せないならせめてだらしない表情だけは鍛え直して、式典の時の衛兵のように姿勢を正し、頭から爪先までピンっピンに意識を行き渡らせて… そんな「凛とした」をテーマとした旅を計画すべく体調管理に今とても気を配っているのです。

カッコよさげなことを書いといてなんだけど、こんなことに気がついたのは、関わりは無いまでも、よく見かけるとある人物が、見た目も行動も何もかもどことなくだらしなくて鼻につくことをふと思い出したからかも知れない。
遠回しの悪口だね。

吐き出してスッキリさせるのも精神衛生のため。
(読む人の身にもなれよ。という話ではあるけどね)


GIO.

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