なぜ人はあの人に惹かれるのか

人を動かしたい。
けど動かせない。
動かせる人はなぜここまで人を動かせるのか。
実績?立ち振る舞い?経歴?
よくわからない。

今回からは、この"よくわからない"を「カリスマ 人を動かす12の方法」を用いて紐解いて行こうと思う。

まず、今回学んでほしいのは
「サトルティ」だ。
実際用語はどうでもいい。
サトルティとは、潜在意識へのさり気ない示唆のことで、これを巧みに使いこなす事が必要なのだ。

ここでは、12のサトルティを紹介する。
すると昨日の自信に繋がるものが、あなたの心に宿るだろう。

1. あいづち

頷く回数は、主導権を握る。
頻繁に頷く人より、溜め込んで深く頷く方が上位置を取る。
理由は、緊張と緩和の原理である。
きつい事を言った後に優しい事を言うみたいな事で、伝わってるかどうかの不安を潜在的に感じてきた時に、あなたは深く頷く。すると相手は受け入れてもらえたと認識する。

その時に必要なのは、あくまで真剣に話を聞く事。

2. ポジション

人は潜在的に、右にいるものを「より優れたもの」と認識する。だから人は、右にいるものに従いたくなる。

3. 肯定

人は自分を受け入れてくれる人には必ず従う。
ここで、一つポイントがある。
「否定語を使わない」てこと。

部下「この仕事はとても納期には終わらない」
あなた「確かにスケジュールきびいしな、でも可能な範囲でいいから努力してみて」

これは、相手の要望を打ち消し、自分の要望を命令してる形になる。
正しくは
部下「納期に終わらない」
あなた「たしかにきびいな、だから可能な範囲でいいから努力してみて」

これは相手の要望に対しての打開策になっている。
「でも、しかし」を使わず
「だから、そして」に言い換える事が大切。

4. 話し方

これは、前提でも伝えた自信に関するもの。
そこで、なり切ると言うものがあったが
究極論、「人を騙すには、まず自分を騙す必要がある」のだ。
そうすると、つまらない話だとしても、喋る本人がそれを信じ、情熱的に話すと、聞くものたちは引き込まれる。

逆に信じてないことは口にしない方がいい。
それにより、あなたの口数が減るかもしれない。
だけどそれはとてもプラスで、発する言葉の重みが増すと言うことだ。

5. 表情

怖い目は絶対にしてはいけない。威圧は相手に不安を与え、結果あなたの余裕のなさを感じてしまう。
すると人は、無意識にその人から逃げてしまう。
人と話す時は、話し相手の後ろに、愛する人や大好きなものがあると考えるといい。
一流のカメラマンは「笑って!」ではなく、
「ペットの犬のこと思い出して!」と言うそうだ。

6. 動作

動作がゆっくりの者には勝てないとサトルティを感じる。
これは、2のポジションにも近しい話だ。
人は、自分よりもゆっくり動く人を、自分よりも偉いと感じてしまう。
ヤクザの親分は走らない。
他のものに振り回されないのだ。

これに関しては、走らない習慣をつけよう。
信号や電車、そんなものに振り回されてはいけない。


次回は、7から12へと続く。
ただ、順番は関係なく、
できそうなものから実践すれば良い。


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