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ノーコードではなく、ノーミートの話

妻はベジタリアンだ。

ベジタリアンといっても、いろいろなタイプがあるんだけど、妻は肉魚は口にしないが、卵や乳製品は食べるタイプのベジタリアン。

ヴィーガンみたいに、卵や乳製品を食べないというのは妻にとっては信じられないそうだ。なぜなら、チーズ、ケーキ、アイスクリームが大好物だから。

ぼくにとっては、それと同じくらい美味しい唐揚げやお刺身が食べられないというのは信じられないことなんだけど。笑


そんな妻が食事に出してくれるものはベジタリアン料理なので、必然的に我が家の食卓には肉・魚は登場しない。

結婚したてのころは、僕のために肉料理も用意してくれてたんだけど、わざわざ手間を増やす必要はないので、家では妻と同じものを食べるよと宣言している。


ちなみに、妻は肉や魚を食べないように他人に強制しないし、肉魚を食べる人に対して批判もしない。

なので、外食のときは僕は肉でも魚でも好きなものを食べるし(ここぞとばかりに!)、子どもたちに対してもベジタリアンを押し付けたりしていない。

日本でベジタリアンでいることは、結構大変なことだというのは妻と結婚してから知った。日本はベジタリアン文化が根付いていないので、妻にとっては外食のときの選択肢がかなり限られる。


例えば、回転寿司に行っても、たまご、いなり寿司、コーン巻きくらいしかないし、ファミリーレストランでも、マルガリータピザやフライドポテトくらい。

お弁当屋さんにしても、スーパーのお惣菜にしても必ずと言っていいほど、食材だけでなく、出汁や調味料などにも動物性のものが含まれている。

今住んでるところが田舎町というのもあるけど、ベジタリアンを意識したお店というのはかなり少ない。


妻は台湾出身だが、台湾ではベジタリアンはごくごく当たり前の存在だ。どんな店に入っても、立派なベジタリアンメニューが用意されている。

イタリアンやタイ料理のお店だけでなく、焼肉屋さんにまで、ベジタリアン向けメニューが用意されているらしい。

そうそう、台湾では「お肉もどき」がとても進んでて、大豆やキノコなどを原料にして肉っぽい食材にしたものが売ってある。魚の「シシャモもどき」まであるのには驚かされた。


妻の話では、最近では東京などの都会ではベジタリアン料理を提供しているお店がたくさんあるらしい。

都会に移住して暮らすのも悪くないなと思うのには、そんな理由もある。

それなら、妻に申し訳ないなと思いながら、外食で自分だけ食べたい料理を食べるという事態も減りそうだ。


結婚前の一人暮らしでは、野菜をほとんど食べてなかった。


肉魚をあまり食べない食生活を4年以上続けてきたが、風邪などひきにくくなったみたいだ。体調壊しても、以前に比べてずっと早く治る。

夜はよく眠れるし、お酒も以前のように必要なくなった。

妻はまったく肉魚を食べないが、病気一つせず元気いっぱいだ。


僕は唐揚げもお刺身も大好きなので、ベジタリアンになりきるのは無理。

ピュアなベジタリアンになるのは難しくても、健康のためになるべくベジタリアン(略してなるベジ)でありたいと思ってる。

コード書こうが、ノーコードだろうが健康第一ってことで。

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