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2ヶ月目の「僕が僕であることをちゃんと取り戻す」

「本来の自分を取り戻す」という名目でnoteで書き始めてから、もう2ヶ月。

「僕が僕であることをちゃんと取り戻す」ことを意識しながら過ごしている影響なのか、最近やたらと過去に関わりのあった人々を思い出す。

なんの前触れもなく急に思い出すので、「わぁ、こういう人がいたな!」と驚いてしまう。


そうそう、昨夜なんて僕がまだ小学生低学年の頃にまだ若くして亡くなってしまったおじいちゃんの夢をみた。

同居はしてなかったけど、近くに住んでて遊びやお泊まりに行くたびに可愛がってくれてた祖父。

夢の中では、なぜかキャバクラみたいなお店で、僕と父親と祖父が偶然はちあわせて、気まずい思いをするというへんてこりんな夢だったけど、おじいちゃんは笑ってくれたのが心に残ってる。


あと変わったことといえば、味覚と嗅覚が鋭くなってきた。復活してきたといってもいいかもしれない。

もう何年も鼻が半分詰まったような状態が続いていて、微妙な香りの違いどころか、いまいち匂いがよくわからないというような状況だった。

知り合いとバーに行ったときなど、マスターがいろんなウィスキーを飲み比べさせてくれるんだけど、香りの違いがわからない。

(周囲には、風邪ひいてよく匂いがわからないといって誤魔化してた。)


ところが、noteを始めてからというもの、突然嗅覚が敏感になった。

毎朝、キッチンに置いてある生ゴミメインのゴミをまとめて、外においてある専用のダストボックスに放り込むというのが僕の担当なんだけど、ある日、生ゴミまとめようとしたところ、「うっ・・・」と強烈な異臭が。

前日も、キッチンのゴミ箱のゴミをまとめて捨ててるわけだから、そこまで生ゴミの匂いがひどくなるわけもない。

それだけでない。

窓を開けてるとどこかでタバコ吸ってる匂いにも気づく。僕は二階の部屋で仕事をしてるんだけど一階にあるネコのトイレが汚れたのも匂いで気づくようになった。

そうそう、いまにも雨が降りそうなときの匂いを感じたときは、そういえば小さい頃こんな匂いしてたなぁと懐かしく思ったり。

(・・・ 嗅覚がこのまま鋭くなり続けたら、いずれ炭治郎みたく鬼殺隊になれるんじゃないだろうか。)


味もそう。

味もまったく味覚がなかったというわけではなくて、辛いものは辛いと感じるし、美味しいものは美味しいと感じはしてたんだけど、最近はちょっと違う。

辛いものが、めちゃくちゃ辛いのだ。

台湾出身の妻が作ってくれる料理は、激辛なときも多い。激辛鍋を作ってくれたときなんて、一口で汗が吹き出すときもあるんだけど、食べれないわけではなかった。


なのに、急に辛いものに弱くなった気がする。弱くなったというか、めちゃくちゃ辛いのだ。辛く感じる。妻に言わせると、それでも僕に合わせた辛さに薄めてくれてるらしい。

汗が吹き出すどころか、あまりに激辛で箸が止まってしまいそうな経験をほんの数日前にしたばかり。


自分を取り戻すということは、こんなにモロに感覚にあらわれるものなのだろうか。我ながらびっくりだ。


この2ヶ月、自分を取り戻すためになにをやっていたかというと、

・noteを書く
・少しわがままになる
・嫌な仕事は受けない
・本を読む
・ビジネス書や啓蒙本は読まない
・土日はできるだけ仕事しない
・ビールは本当に飲みたい特別なときだけ
・興味あること、勉強したいことを絞り込む
・イラッとしたら自分を俯瞰してみてみる
・お経を毎日読まないとダメだ!と読んでたのを、読みたいときに読む
・毎日掃除機をかけながら、鼻歌を歌う
・他人と比べそうになったら、過去の自分と比べる

ざっと頭に浮かんだことは、こんな感じだろうか。

シンプルに「こうあるべきだ」「これはダメだ」ということは自分に課せないようにしてる。妻の目も含めて、他人の目も気にしない。


そうだな、食器洗い。以前はちょっとの汚れも残らないように神経をとがらせて洗ってたんだけど、そこまできっちりやらなくてもいいんじゃないかと思うようにした。

洗い物が多い時は、スマホでアニメをみながら食器洗いするようになった。

そうすると多くても全く苦にもならない。最近はキングダムのアニメをみながら食器洗いするのがちょっとした楽しみになってる。


「本来の自分を取り戻す」という意識は、僕にとってはいいことばかりのようだ。

雨の匂いを感じたり、遠くの山がすごく近くに見えたり、そういう心が動く感覚というか。そういえば、子どもの頃によく感じてた感覚だと気づく。


「私が私であることをちゃんと取り戻す」

偶然、塩谷舞さんのnoteで出会ったこの一文は、僕の生き方・あり方を大きく進路修正してくれてる。塩谷舞さんには感謝しかない。


僕には「会いたいと思った人に会える」という能力がそなわってるようで、結構な確率で会いたいと思った人に会うことができる。(と勝手に信じてる)

なので、塩谷舞さんにもいつかお会いできる日がくるはず。(と勝手に信じてる)


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!いただいたサポートは気になるnoteの購入費に使いたいと思います。