2020年1月 円山動物園
今年は正月からインフルエンザで寝込んでいて、ようやく復活したので「どこか行きたい!」と思い、札幌へ行くことにしました。
旭川市の自宅を朝6時に出発し、9時20分に円山動物園到着。片道3時間半くらいで考えているので、予定通り。
円山動物園で一番好きな施設は「ホッキョクグマ館」。2017年に完成した新しい施設です。地図から計算すると施設全体で50mくらいあり、ホッキョクグマの放飼スペースは35mくらいあると思います。
ホッキョクグマの気分次第で壁際にいる時は、「遠すぎて見えない」という動物園っぽくない状況になることも。
この日は、お客さんの観覧スペースに近くにずっといてくれました。
ホッキョクグマ館はプールの底に水中トンネルがあって、お客さんが中を通ることでき、ホッキョクグマが泳いでる姿を間近に見ることもできます。でも残念ながらこの日はプールに飛び込まなかったので、泳いでいる姿を見ることはできませんでした。
下の2枚の写真は以前に撮影したものです。ホッキョクグマがプールに飛び込んだ時は、タイミングが良ければ衝撃的な光景を目撃できます。
ホッキョクグマ館にはアザラシもいて、ホッキョクグマのプールの水中トンネルはそのままアザラシのプールにもつながっています。
しっかり仕切りがあるので共生はしておらず襲ったり襲われたりすることはありませんが、施設の構造が絶妙で仕切りが透明なので、同じプール内に共生しているかのように見えます。
2019年に完成した「ゾウ舎」もお勧め。ゾウ舎も全長50mくらいある大きな施設です。冬は屋内だけですが、それでも十分に広くて、のんびり生活しているゾウを見ることができます。
円山動物園は広くて施設が大きい!広大な土地に大きな施設がドン!と建てられています。私の地元・旭川の旭山動物園とはコンセプトが全く違うのでしょう。
両方とも動物の事をよく考えていて、お客さんに対しても動物の本来の様子を見せるという目的は同じだと思いますが、それを実現する方法が違う。限られたスペースの中で動物が気持ちよく動きやすい施設を創る旭山動物園。広々としたスペースを確保して動物が自由に暮らしやすい施設を創る円山動物園。
違うコンセプトの動物園を見ることができて、私は両方とも大好きです。
ライオン、トラ、ユキヒョウ、など大人気のネコ科の猛獣達もみんな元気!
ミーアキャットは子供達に大人気です。でも場所が分からずに困っている人が結構多いみたいです。ミーアキャットはキリン館の2階で、休憩スペースに併設されています。重要なことなので2回言います。ミーアキャットはキリン間の2階!
円山動物園には「爬虫類・両生類館」があります。北海道内にも爬虫類がいる施設がいくつかありますが、円山動物園が一番面白い。「動物はそんなに好きじゃないけど爬虫類は好き」という人も、爬虫類を見るだけの為に円山動物園に行ってみてもいいのではないでしょうか。
この日は、駆け足で園内を周り(比喩じゃなくて本当にほとんど駆け足で周り)、滞在時間2時間ほどで、午前11時半には円山動物園を出ました。
そして次の目的地はノースサファリサッポロ。
夏なら自動車でいくらでも走れるので、それぞれの施設で丸1日を過ごして札幌と旭川を何度でも往復しますが、冬は雪で移動が変なので、1日で円山動物園・ノースサファリサッポロの両方を周る予定。
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