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知的障害 戦争

(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡当分糖分製作所です。
心配事の97%は起こらない!
を信じて、心配事がたくさんある僕です☺
今日は知的障害について。

□学ぶ□
今日は思った事を一筆書きにしたいと思います。

昨日、【利他のすすめ】と言う本に出会いました。
日本理化学工業の大山会長が書かれた本です。
これまで読んだ本の中で、一番感銘を受けました。

この本は【利他】について書かれています。
大山会長がどうしても断れずに、知的障害者を雇用したところからすべてが始まる話です。

障害者の方は、それはそれは懸命に働いてくれるそうです。
しかし、【働ける】様になるまでにとても時間がかかるんです。
いきなり騒ぎ出してしまったり、うまくいかないと商品を壊してしまったり。
しかし、【人】を問題とせず、【環境】に目を向け、障害を持たれている方が働きやすい環境をどんどん整えて行きました。

「仕事とは結果である。」
と言う大前提を置いたうえで
「結果に行きつくまでに、無限の道筋がある。誰でもわかる事、出来る事を【普通】と呼び、それ以外の道筋を通る人を異常と見る世の中。【障害者】を作り出している人間は健常者です」
と語られていました。
とても考えさせられる言葉です。

「環境を変化させれば、皆、結果に辿り着けます」
確かに!です。

そして、施設に入れば苦労なく人生を送れるのに、なぜ働くのか。
この疑問をたまたま出会った住職に質問したそうです。

「人の幸せは物やお金じゃない。次の四つです」
①人に愛される事
②人に褒められること
③人の役に立つこと
④人から必要とされる事

「①以外は【仕事】で手に入ります。だから人は働くんです。」
この答えが返ってきたそうです。
本当にそうだなって思いました。

そして、大山会長は仕事ができた事を褒めた時に返ってくる【笑顔】それが一番自分にとっての幸せと感じたそうです。
そして、気が付いたら【人の為に生きている】人生になっていて、その人生こそ、自分が追い求めていた人生だと語っていました。

人間として、一番大切な事が書かれていると確信しました。
気になる方は是非、読んでみてください。

□読み終わって□
前々から、利他的に生きる事は大切だと感じていました。
相手にとっての一番を一緒に考えて、行動する事が一番自分のためになると【仕事】を通して、学びました。

確かに、経営をしていると、【売上】【利益】など、とても大切だと思います。SNSを見ても、【経営戦略】や【マーケティング】【お金の稼ぎ方】【使い方】などたくさん出てきます。
必要です。その根底にあるものが大切だと感じております。
【利他的な考え】で稼ぐのか。
【利己的な考え】で稼ぐのか。
贅沢な暮らしはみんなの憧れです。
本当にそうでしょうか?
洋菓子店を経営している時、売り上げが良い時より、クッキーを子どもにプレゼントして、喜んでくれ時の方が嬉しいです。

「あなたのお店にケーキをお願いしたから、最高の誕生日を過ごせました」
と言われたとき、本当に嬉しいです。
きっと、僕だけじゃないはずです。
その【喜び】こそ本物の仕事なんだと、大山会長に教えて貰いました。

【誰かが必要としている事】が仕事になります。
仕事の根底とは、やはり人間関係の構築です。
いつのまにか、本来の姿を変え、
【稼ぐためのマーケティング】
になったりしている気がします。
きっと、みんなが【誰かの幸せを願う】事で、仕事が円滑に回ると思います。
そして、争いが消え、共有が世界の【当たり前】になっていくのだと思います。
【健常者】は世の流れ、時代に影響されます。
【障害者】はその影響を受けにくい存在です。
人間としての【定点】を教えてくれる存在が障害を持たれている方なんだと知りました。

自分の出来る事を伸ばし、誰かのためになり、必要とされ、その存在自体が【個性】になります。
これは、健常者、障害者 関係なくです。
いつの間にか【人の為】を忘れ、自分自身にすら影響を与える事が出来なくなり、非生産的になっていく事が本当の【失敗】だと思います。
逆に、【人の為】を根底に置けば、【失敗】はあり得ないと確信しました。

その考えこそ、【これからを生きていく為の手段】です。
大山会長は何年も前に、預言書を書いてくれたのだと思います。

奪うんじゃなくて与える
その人の環境を俯瞰してみる

争い、血を流す。そんな世を作っては先人たちに失礼です。
1人の力は小さいです。しかし、みんながみんな【相手の事を考える】ことが出来たら、大きい力に変わって行きます。

この記事を読んでくれたあなたが【利他的に生きる】選択をしてくれたら、とてもとても幸せです。

長くなってしまいましたが、以上です。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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