我が人生一片の悔いなし。(生きてます)
(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡当分糖分製作所です!
今日は(今日も)忘備録として、我が社の現在地を記事にしていきます。
りゅーさん見てますか??
□Sweets銀の糸□
僕の会社では「洋菓子」を中心に色々な展開を行っています。
とはいえ、主軸は洋菓子。
「近くにある伝統」
をコンセプトに「味」を守り続ける事が仕事の主軸になっております。
「近くにある伝統」
価格も手に取って頂きやすい価格に。
味は本格志向。
なおかつ
「たまには贅沢」という洋菓子ではなく
「学校から帰ったら冷蔵庫に入っている」
こんな洋菓子を想像しております。
□味を変えない方法□
事業拡大や店舗展開を行っていると、必ずと言っていいほど
「昔と味が違う」
と言われます。不思議な事に、何も変えていなくても言われるんです。
言われた側が出来る努力はただ一つ。
「本気で変えない」
です。
色々試行錯誤しましたが、「気持ち」だけではちょっと難しそう。
これは根本的に考える必要がありました。
出た答えは1つで
「洋菓子の知識が無い人間を雇用する」
これです。
単純に「変えようがない」こんな理由です。
知識があるから変えたくなる(試したくなる)気持ちが出ます。
経験を経てそんな気持ちが出てきても「銀の糸」が知識のベースになっていたら大きくは変わりません。
新作だろうが何だろうが「いつもの味」を再現できます。
□横展開□
そんな洋菓子店「Sweets銀の糸」も始まりは山梨の田舎の小さな洋菓子店。
今は県内に4店舗。
法人化もさせ、個人事業主から代表取締役社長になった僕も沢山の経験を積ませて頂きました。
そんな経験を活かし、コンサルティングや様々な勉強会も開催させて頂いております。
この展開は単純に「利益を出す」これを目的に推進しております。
「儲け」はまだまだ先の話しで、今は洋菓子以外の事業で出た利益を全て洋菓子に投下しています。
物価高騰の影響で減った利益の補填です。
これをする事により「価格を上げる」という事をしなくて済みます。
僕個人としては、価格は上げた方がいいと思います。
価格を上げる事に抵抗はありません。
だけど
「近くにある伝統」
を作り上げるには「皆が買いやすい価格」にする必要がある。
価格帯含め「伝統」なので、ここも死守しなければなりません。
これこそ「企業努力」なんじゃないかな と思ってます。
そして目指すは全国展開。
なぜ、全国展開をしたいのか。
せっかく経営者になったのだから、もっと多くの人と出会い、もっと広い景色を見たい。この気持ちです。
僕は元々、人と話す事が苦手でした。
自分が誰なのかすらわかっていませんでした。
誰かの期待に応えるために、誰かの理想とする自分を作る事がうまかったです。
失敗しても
「お前だからしょうがない」
と言われ続け、「生きている」というより「息をしてる」だけの子どもでした。
そんな時に引き継いだ銀の糸。
引き継いだ時は、「誰かの理想の僕」を演じていたのかもしれません。
しかし、自分で考えて、行動して結果が出た時に
自分自身の可能性に気が付きました。
苦しい時に助けてくれた人が居て、自分自身が変化しなければならない時に出会ってくれた人もいます。
そして
「あなたが居てくれたから」
この言葉を貰った時に、自分の中の何かがはじけ
「仕事」「経営」の事で頭がいっぱいになりました。
そして、やればやるほど「人を助けられる」という環境が生まれ
今は「誰かの為の仕事」を続けたいと心から思っています。
30年かけてやっと「自分が理想とする自分」に出会えたんです。
その出会いの糸を繋げてくれたのは紛れもなく洋菓子。
母が作った洋菓子です。
その洋菓子を通して
「人生は仕事は楽しくなければ始まらない」
「だから全員楽しめ」
という自我に塗れた欲求を全国に伝えようと思っています。
山梨の
流行りから流行に変わり、歴史を刻んで伝統に昇華しました。
母も死にます。
いつか来るその時に、母の人生を「伝説」に変えてやろうと思います。
だから全国。
行くぞ!
お読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?