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全員サンタになれる。~クリスマスの奇跡~

この記事は
「人と人を繋げる糸 Sweets銀の糸」
の提供でお送りします。


(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡当分糖分製作所です!
洋菓子店である僕は、今年もクリスマスをバタバタと過ごさせて頂きました。ありがたい事です。

そして、クリスマスに起こった事を記事にしていきたいと思います。

普段、運営や事業に頭を使っている僕も、クリスマスの2日間は現場で奮闘します。(毎日現場にいます。)
今年は、商業施設内の店舗に商品搬入をして、予約確認、オペレーション確認の作業をしました。
商業施設の閉店時間ギリギリに次の日の朝の注文分を納品する感じです。

冷蔵ケースにケーキを収めていると、後ろに小さい女の子がいる事に気が付きました。じっとケーキを見つめているんです。

決めつける事は良くないですが、プレゼントを貰ったり、ケーキを食べる余裕はあまりない家庭の子なのかな って感じたんです。
お母さんも「さっきまで働てました」という雰囲気でした。

僕はその子に
「ケーキ食べた?」って聞きました。
その子は
「食べてない」と
僕「おうちにケーキある?」
女の子「ないよ」
こんな会話をしました。

あまり良くない事だとわかっていても、体が動いてしまう。

持っていたクリスマスケーキを女の子にプレゼントしました。
凄く喜んでくれたんです。
ありがとうって何回も言ってくれて、最後に
「サンタって本当にいるんだね」って言ってくれました。

「そうだよ。実はサンタはプレゼントを配る前に、ケーキ屋さんで働いているんだよ」
そう伝えたら、言葉では言い表せないくらいの笑顔になってくれました。

僕は心が満たされすぎて泣きました。
もう本当に嬉しかった。
最高の気分です。

「洋菓子は想いを形にしたもの」

これを再認識し、より一層、目の前の仕事に気持ちを入れる事が出来ました。

「目の前の子どもが笑ってくれた。」
これだけで良いと思いました。
この【瞬間】こそ最高の仕事なんです。

さて、本当のプレゼントをもらったのは誰なのか。
本物のサンタが来たのは誰なのか。
どう考えたって僕に決まってます。
女の子さんたに ありがとう を言い忘れちゃった。
また来てくれるかな?

そして、もう一つ,女の子サンタが僕に知恵を与えてくれました。
それを新サービスとして、来年実行したいと思います。

自己満足記事をお読みいただき、ありがとうございました。


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