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成人の日に政治学な介護士が何か言う

こんにちは、こんばんは、K田です。昨日は成人の日だったということで、まず新成人の皆さま、おめでとうございます。このnoteを見てるとは思わないんですけどおめでとうございます!!!見てくれていたらありがとうございます!!!!!!!!あなたは超絶イケてる新成人です!!!!!!

今回は成人の日っぽいことをしたいということで(昨日だけど)、成人の日らしく成人に語るアレをやりたいと思います。新成人に向けてみたいなやつですね。一度やってみたかったんですよ。笑 K田はこの仕事を始めるまでは、政治学という学問を(本人なりに真面目に)勉強してたので、とりあえず成人っぽい話題と言うことで、まず政治の話をしたいと思います。


政治学は、政治について考える学問です。そのなかでも有名なのが、民主主義という言葉です。と言いつつ僕たちは普段仕事や何やらで政治にフルコミットできないため、代表をたてて、普段はその人たちに政治のあれこれをしてもらっています。そのため選挙は、我々の代表を選ぶ(ないしつくる)仕組みであるがゆえに、民主主義にとって最重要と言っても過言でない制度となっています。

さて、民主主義である以上、投票権を持つあなたは選挙に参加することが、義務ではないにせよ権利上可能です(まぁ今は18歳選挙権なので成人(20歳)=投票できる!というわけではないのですが、「大人になる」という話として、、)。そのため、「私は選挙に行かなかった、だから私はこの選挙結果に責任はない」とは言えなくなります。その選挙結果の一部は、限りなく「一部」であれど、紛れもなく、投票しなかったというあなたの行動によるものだからです。

民主主義にはこのように、あなたを勝手に巻き込んでいく類の性質があるように、僕は思います。そして民主主義というのは何も選挙に限った話では、当然、ありません。デモや街宣のような路上に出るスタイルのものから、パブリック・コメントのような制度的なもの、あるいは日々の誰かとの何気ない会話のなかでも、政治というのは存在するし、また自分から関わることができます。そして権利上可能であるという理屈から、これらの選挙以外の行動についても悲しいかな、結果責任が「行動しない」という行動をも含め、ついて回ります。

僕はこれをとても面倒くさいことだと思い、時にうんざりします。でもよく考えて見れば、仕事であったり、子育てや介護などをはじめ誰かのケアをするということも、似たようなところがあります。その状況に入り込んだ以上、自分の行動の一つひとつに責任がつきまとう。大人になるということは、こうした面倒くささを、もちろん時にうんざりした気持ちになりながらも、受け入れてあげることなのかもしれません。


次に、僕の今の仕事は介護なので、介護について話したいと思います。少子高齢化が嘆かれて久しい現代日本ですが、まさに高齢者ケアにおいては、高齢者の数が多くなる一方でそれを支える世代が減少したり、また経済状況のなかで疲弊し支える力が弱まったりと、難しい状況が続いています。介護需要は高まっていくのに対し、しばしば言われるように介護士の数は足りません。

「だからあなたも介護士になるのだ!!!!」と言う気は、僕はありません。職業選択の自由は認められるべきですからね。ただ、介護士という仕事が魅力的にもし映るのなら、それは嬉しい事だと僕は思います。ただ、介護士という仕事が魅力的に映らない理由も、分かります。介護士という仕事は体力が大変だとか賃金が低いだとか、まぁ色々なことを言われます。こうしたなかで、イケイケな企業で高収入を狙ったりYouTubeで一発当てたくなる気持ちには、割と頷けるものがあります。

他方で、たとえば介護士の給料などは介護保険制度である程度規定されている面があり、すなわち政治のありようによっては低賃金構造を解消できる可能性があります。介護の仕事へのイメージも、メディアの発信の仕方で変わるかもしれない。介護業界に直接参入しなくともできることはあるわけです。支える人を、支えることができるかもしれない。

色々なやり方で、社会を、世界を共に構想し、創造していくこと。面倒くさいけれど、でも大人も案外悪いもんじゃないのかもしれませんね。成人、おめでとうございます。


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というわけで今回は成人の日スペシャルということで、銀木犀と全然関係ない内容になってしまいました(笑) まぁ成人の日だしこの手の話があってもいいのでは? 新成人がこの記事にたどり着く可能性はだいぶ低いので、みなさん、新成人が近くにいたらこの記事紹介してくださいm(_ _)m笑 

あ、最後に、、コロナがとんでもないことになってますね。ウルトラとんでもないことになってます。。年末年始からの成人の日までのイベントづくしでしっかり波が来た印象です。新年早々ですが、油断せず感染対策をしていきましょう~~~。

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