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退職してから2ヶ月。大きな変化と小さな変化

完全に退職してから、早くも2ヶ月以上が経ちました。時間が経つのは早いです。
4月末日に退職して7月はじめまでの2ヶ月間、その間の変化や学び、今後について、拙い文章ですが簡単にまとめておきたいと思います。
同じような状況の方に、どこか、なにかの参考になれば幸いです。

体質の改善と心の余裕

退職してからというもの、運動と食事など、すべての物事に時間をかけ、自分の生活を取り戻すことが出来ました。

例えば近所の公園をPodcastニュースを聞きながら1時間程度、散歩をしています。その日にやることを整理しながらボーッと歩く時間は、気分も一新しますし日々の生活にかかせません。公社が運営しているフィットネスにも通っています。1回数百円程度で都度利用できるので、行きたいときにいつでも通える気軽さと、人も少なくしっかり体を動かせるのは助かっています。

食事も外食から自炊中心に切り替えることが出来ました。自炊をすることで、調味料や食材、調理方法を自分で選択出来ます。切り替えてみて、日々の外食の辛さに気づきました。それは出費以上に富栄養だったことです。日々の外食ランチは、脂質や糖質塗れの大盛り大満腹ランチでしたが、今はオートミールなど栄養を落とすことができます。
お陰で退職してから2ヶ月で、既に10キロ近くも落ちました。脂肪が落ちて筋肉が付いているはずなので、自分で言えるほど見違えました。

生活リズムも完全に自分本位となりました。心の平穏も取り戻せた気がします。思えば今までは、周りとの競争や生産性の向上、成果の達成を追い求め、足掻き藻掻いていました。今は一歩身を引き、穏やかな気持ちと、周りを見る余裕が生まれました。川の匂いだったり、野鳥の声だったり、季節の変化だったり、そうゆうのがいいものだと、改めて気づくのでした。

税金が辛すぎる

退職後の唯一の懸念としては税金です。私は退職時期と、税金の決定時期が重複していたため、住民税・国民年金・国民健康保険が直接的に負担としてのしかかってきました。こればかりは受け入れるとして、今後退職する場合は、やはりある程度の備えは必要です。減免手段などはありますが、対象者は限られますし、失業給付も待機期間があります。

税金の支払いについては別途記事にしたいと思いますが、とはいえチャンスでもあります。会社を辞めたことで、改めて税金・社会保障費と直接向き合う、深く学ぶ機会でもあるわけです。普段どれだけ負担が重く、そして企業勤めの社会人から巧妙に隠蔽されているかがよくわかります。

そして、退職したからには自己責任、裏を返せば、例えばQR決済とクレジットカードを組み合わせて上手に節税することも可能です。税金をよくわからないもの、難しいものとして決めつけず、上手に付き合いたいものです。

正社員を目指すのか、果たして。

私はしばらく失業給付を受給します。失業給付関連だと、待機期間が2ヶ月、給付期間が4ヶ月、ちょうど半年ほどがタイムラインです。その期間は就職活動を行い、就職を目指す姿勢を示すということに他なりません。

しかしながら、就職は慎重でありたいと思っています。というのも、今までまっすぐ正社員としてキャリアを築いて来ましたが、今回は意図的にキャリアブレイクにしたいとも思っているからです。自分に何が出来るのか、何がしたいのかを学び、自戒し、やりたいこと、やるべきことを見てみたいのです。

というのも、H.アーレントが言うように、労働と仕事、活動は違うとしみじみ感じます。今は労働至上主義だと改めて感じています。その中で、自身を最大化する活動とは何なのか、考えてみる時間がたくさんあります。

とはいえ、良縁は突然転がり込む、チャンスの女神と遭遇するかもしれません。その機会を捉える事ができるように、アンテナも張っていたいものです。

個人事業主になり、簿記や決算と向き合う

とはいえ何もしないと堕落するのが人の性なので、とりあえずIT系・セキュリティ系のエンジニア/専門家として個人事業主になってみました。個人事業主になるというのは、開業届を税務署に出したということです。合せて、確定申告のステージを上げたいと思い、青色申告承認申請も出し、複式簿記にも取り組んでいます。

なるほど、今まで経理の人にお願いしていたのはこうゆうことなのか。自分で色々進めていくのは難しいですが合理的ではありますし、(今の自分の簡素な業務範囲では)不可能ではないと感じています。むしろ税理士に丸投げではなく、課金サービスに丸投げでもなく、自分でやってみるからこそ学びや気になる点が見えてくる、血肉になり説明できるではないでしょうか。

というわけで、しばらくは求職活動的なものをしつつ、色んな人と話したりご飯を食べたりして、自分のできることをやっていきたいと思う次第です。

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