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キミがいた・・・・ ~キミがいた恋~(短編小説)

朝、早くに激しく家のチャイムが鳴った。
ピーポン!ピーンポン!ピーポン!
「ん。、、、うるせえなぁ」

まだチャイムの鳴る音が消えない
「うったく、誰だよこんな朝っぱら」
チャイム音はまだ鳴り響く
「は、はいはい!今出ます!」

アパートのドアを開けると。
「やっと逢えた!僕ずーっと飼い主さんを探してたんだよ!!」
いきなり俺よりでかい青年が瞳いっぱい涙を溢れさし抱きしめる。
俺は何が何だか分からずに青年を落ち着かせた
「僕、寂しかったんだよ!飼い主さんが家を飛び出して帰って来ないし!」
「帰ってきて僕は嬉しかったのに僕に目も合わさずまた荷物抱えて出て行っちゃう」
俺には何のことやら分からず困り果ててた。

「僕。横浜の家で病院になって天国に行ったのでも飼い主さんがに逢いたくて神様に1日だけで良いから人間にさして飼い主さんが居る所へ
行きたいって頼んだの鼻を気かさて色んな所で探したよ」
”俺の知り合いでこんな美青年いないしな”と考えていると

「僕だよ犬のタロだよ忘れた」
「人間になってれば分からないよ」
「ま。。。。」
「タロは忘れてないよ」
「ホント!嬉しい」
「あの時はごめん…」
「せっかく逢えたんだからデートして」
「デート?」
「遊びに行く事デートって言うんじゃないの?」
「デートって言うのは好きな人どしで行く事を言うんだ」
「えー僕の事、嫌い?!」
そういいながら俺の顔をのぞく。

嫌いじゃないけど・・・」
「じゃあデートしよう早くどっか連れていって」
あんだけ泣いてたタロは漫勉の笑顔をで覗き込む
「わ、分かった、分かった海が見える水族館へ行こう」
「やった!!!飼い主さんとデートだ!!!!!」
と言う事で行くことになった

つづく・・・



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