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【安芸銀治の苦しかった時期のお話(青森編)】

どうも!

今回の記事は、【安芸銀治の苦しかった時期のお話(青森編)】です!

めっちゃ長いので、本として読んでね😂

#青森が恋しい安芸銀治です

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【チームの為が自分の為になる】
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秋田での失敗を経験し、僕の中でのFW像が確立していた。

それは、「チームの為に献身的に守備をしたり、走ったりをゴールとは関係ない所でも一生懸命する。そしたら最後のおこぼれで自分にゴールも付いてくる。」

という考え方だ。

だから当時の僕は、守備を凄く一生懸命やったし、チームの攻撃の潤滑油になる為にビルドアップにも積極的に参加した。

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ひたすらチームの為に行動する】

これを徹底的に続けた。

更に監督がパスサッカーを好んでいたので、僕の考え方とマッチしていた。

身体が圧倒的に強くない僕は、チームがパスを繋いでいる中で、タイミングを見てボールを受けるやり方(パスサッカー)の方がやりやすかった。

全てがフィットしていて、キャンプでもスタメンだったし、練習試合でもほとんど点を取っていた。

そして開幕戦を僕はスタメンで迎えた。

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結果は2-2で引き分け。

得点こそならなかったものの、負けてはいないし、初戦の固さもあったので、次に繋げられればいいなと考えていた。

次の週に起きる事件までは。。。

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【いきなりスタメンから外れる】
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そして次の週いきなり僕はスタメンを外された。

理由は、「ボールを失う事が多いから。」という理由だった。

ただ僕としても言い分があって、チームは開幕戦の緊張感もあり、ロングボールが多めで、前線に蹴る事が多くなっていた。

今までチームはパスサッカーを主体にしていたので僕はハマっていたが、開幕戦でチームはパスを繋げないと判断した監督は、ロングボールを収められるFWにシフトチェンジしたのだった。

今まで監督がパスサッカーを推奨していたのに、急に変えるのはどうなのかと。

開幕戦まではそれでチームも機能していたのに、たった1回上手くいかなかったからといって、急に変えるのか?と。

それにチームも負けていないんだし、まだメンバーはいじらずに行くべきだ!と思っていた。

「でも矢印は自分。」

そんなこと言っても変わってしまったものは仕方ない。矢印を自分に向けてまた1から頑張ろうと思った。

そう自分に言い聞かせ、僕はロングボールにも対応できるようになる為に自主練でもトレーニングをし直した。

結局自分が変わらなきゃいけないと分かっていたからだ。

ただ得意ではない事を得意にする事は当然時間がかかる。

僕はまた出場機会を失った。

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【辛い時に人間力は磨かれる】
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僕はいつもそうだ。

チームが変わったり新しい所に行くと、凄く調子が良い。

きっと性格的な問題もあるけれど、環境が変わるとパフォーマンスも上がる。

ただそっから楽観的な僕は満足して、どん底まで落とされる。笑

満足できるレベルでもないのに本当にバカだなぁって今では思う。

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これが楽観的である自分の究極のデメリットだと言い切っていい。

人より危険センサーが疎いから、どん底まで落とされてからようやく自分の過ちに気付く。

ただ人間は上手くいかない時期ほど人として成長できる。

悩む事が多くなる分、誰かの格言にグッときて、スッと自分の中に落ちていく。

僕は上手くいかない時期をたくさん経験している人間こそ、人間力が高いと思う。

これは間違いない。

周りの人を見ても、苦しんだ時期を多く過ごしている人ほど人間としての味が凄くあって、深みのある性格をしている。

苦しい時は人間力を上げるチャンスなのだ。

そういう意味では秋田と青森での経験は僕の人間力を飛躍的に上げてくれたと思っていて、感謝している。

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【監督に不満爆発】
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この事件は、内容が過激すぎてあまり話せないので、本当に僕に興味がある人だけ後で聞いてほしい。(他言厳禁)

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【夏にスタメン奪還そしてまた失う】
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中断期間後、チームはまたもや繋ぐサッカーにシフトチェンジする。

そして僕にチャンスがまた転がってきた。

僕は練習試合では必ずといってもいいほど、点を取ったしアピールしまくった。

仲間からも信頼されているなって感じていたし、次こそは絶対にスタメンを維持する!と意気込んでいた。

そして僕は中断明けにまたスタメンになった。

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この日は前回と違って勝利!

僕自身も得点は無かったが、持ち前の献身性を生かして、めっちゃ守備をしたし、ロングボールにも体を張りまくった。

チーム感もあったし、さすがに今回は大丈夫という手応えもあった。

しかし。また僕は次の試合からスタメンを外される。

もうね、夏から必死に頑張ってきただけあって不満爆発しそうだったけど、ここでも僕は「得点を取ってない自分が悪い」と矢印を自分に向けて、今やれる事を一生懸命やろうと考えた。

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そこからもそれなりに前向きに頑張って、途中からではあるが試合には出場していた。

でもスタメンになる事はもう無かった。

もちろんこれはもう僕の実力不足である。

他のフォワードの方が点を取っていたし、僕は取れていなかった。

本当にそれだけだ。

その結果に納得している。

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【個人の正解は組織によって変わる】
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いくら僕が「これを白だ!」と言っても上の人間が「黒だ!」と言ったらそれは黒になる。

明らかに白でも黒になるのだ。

結局何が正解かなんて組織のトップが決める事。

自分に圧倒的な実力がないからなのはもちろん前提にありながら、その現実を受け入れて、上手く合わせながらやっていかなきゃいけない。

ただいつでも言える事は、「矢印は常に自分」。これだけは忘れちゃいけないと思う。

自分を変えなければこの世界では生き残っていけない。

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何も考えずにフィットできている時は良い。

ただ問題は上手くいかなくなった時だ。

実力の壁にぶち当たり、自分を変化させていかなければいけない時が必ずくる。

その時に自分を変えられない人間は消えていく。

壁にぶつかって自分を変えてを繰り返していくうちに自分を知るようになって、自分なりの生き残り方を確立していく。

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【苦しんでいるあなたへ】
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今回僕が伝えたい事は、

【苦しい時こそ、たくさん悩んで考えて人間的に成長できるチャンスだ!】

という事だ。

これを見ている人の中でも、何かが上手くいかなかったり、苦しい思いをして立ち止まっている人がいるかもしれない。

そういう時は色んな人と話したり、こうやってブログを見たり、本を読んだり、歌や漫画から格言を拾ってみてほしい。

きっと暗闇の中に光が刺すような感覚になって、やる気が満ち溢れてくる。

だから諦めないで行動し続けて欲しい。

ぼくもまだまだこれからたくさん壁にぶち当たるし、今でも当たりまくっている。

でももう、下手に自分を傷つけたり、他人に矢印を向けたりもしない。

ポジティブに考えて、その環境でやれる事を探してやるだけだ。

それしかない。

まだまだ人生頑張るよ〜💪

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たくさん悩んだ男:安芸銀治より

もうちょい入り込んだ闇の部分を知りたい方は下の方にある有料記事からご覧下さい。


*これより先は有料記事になります。

もう少し深くまで話に入っていきます。

他言厳禁です。

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