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清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 砂町文化

昨日は江東区砂町文化センターの「レコードの魅力」講座の第3回でした。雪の心配もあって、レコード等がクルマで持ち込めるかどうか不安だったことに加え、先週後半からお店が妙に混んできており、猛烈な疲労を抱えて臨むことになってしまいました。加えて当日も猛烈に混んでしまい、閉店後に慌てて買い出しに行かなければいけない始末でした。毎度収録や講座の日は混むというジンクスのまんまでして、もう笑うしかない状態でした。

それでも前日までに準備は終えてますから、レコードをいっぱい乗せたクルマで、そろそろと、超慎重運転で運びこみ、サウンドチェックと展示を済ませたら、ちょうど開講1時間前。…なんですが、受講生の方が入り始めました。前回同様、展示も気合い入れてますからね。皆さん、楽しんでいただけたようです。

オビの太さの変遷、どんどん細くなって行くんです
丸ジャケ2題
カージャケ最新事例
ロータス、サンタナの曼陀羅…凄いです
ピラミッドに、アナグマに、ジッパー…楽しい変型ジャケット各種
ロジャー・ディーンにドナルド・ローラー・ウィルソン、ポップアート・ジャケット。ロバータ・フラックの変型ジャケも見えておりますね
有名オマージュ・ジャケ
ブルーノートのオビはオーディオファイル向け
ジャケ本各種
英国盤仕様国内盤と米国盤の比較

講義の方は、前半ブラック・ミュージックの流れ、中盤から後半はレコードの高音質化の流れをご紹介しました。やはりエポックメイキングな盤というものはあるもので、結果的にベタな選曲だったかもしれませんが、「楽しめた」「面白かった」という感想をいただきました。

アナログ技術の絶頂期ともいえる1988年のレコードは、正直どれを鳴らしてもいい音なのですが、ものを上手く選べばさらに印象的な内容にできると思います。エディ・ゴメス「ロコ・モーティヴ」やエンヤ「オリノコ・フロウ」あたりは定番でしょうが、やはりいい音で鳴ります。

寒い中、大勢集まってくれましたからね、やはり楽しんでいただければ、こちらも嬉しいです。いやはや、疲れた、疲れた。でも面白かったな…。


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