マガジンのカバー画像

7インチ盤専門店雑記

793
清澄白河にあるGINGER.TOKYO内のショップ・イン・ショップ「45rpm」のオーナー的視点から、レコード周辺情報や雑感を書いています。
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

7インチ盤専門店雑記347「ナポレオン・ソロ」

9月25日にデヴィッド・マッカラムが90歳で亡くなられました。合掌。少し前から、彼について書…

7インチ盤専門店雑記346「シンプリー・レッドとルーシー&ケントス」

開局当初のJ-WAVEでパーソナリティを務めたルーシー・ケントさんの声、好きでしたねぇ。「J-J-…

7インチ盤専門店雑記345「大ヒット後」

ヘッダー写真はグランド・ファンク・レイルロードの「ウォーク・ライク・ア・マン」の7インチ…

7インチ盤専門店雑記344「タイムマシン盤」

新品同様とかミント盤、ニアミント盤などというものがあります。最初はみんなミント・コンディ…

7インチ盤専門店雑記343「余剰在庫の発生原因」」

お店がレコードで溢れかえることになって、一生懸命減らす作業をしております。売れれば最も有…

7インチ盤専門店雑記342「B面の愉悦6:ラリー・カールトン「昨日の夢」」

ラリー・カールトンの「昨日の夢 (It Was) Only Yesterday」、日本では非常に人気がある名曲「…

7インチ盤専門店雑記341「B面の愉悦5:グランド・ファンク・レイルロード「パラノイド」」

グランド・ファンクの「孤独の叫び Inside Looking Out」はアニマルズのカヴァーですが、元々はアラン・ロマックスがフィールドワーク的に収集してきた囚人のチャントがベースの曲ですね。グランド・ファンク・ヴァージョンは、赤盤と言われる1969年のセカンド・アルバム収録曲でして、9分半ありますが、そのままシングル・カットしてしまいました。当然ながら33 1/3回転です。 この異例のシングルのB面が「パラノイド」でして、ギタリストのマーク・ファーナーの書いた曲です。グ

7インチ盤専門店雑記340「B面の愉悦4:Billy Joel「ストレンジャー」」

2024年1月、ビリー・ジョエルが来日するそうですね。ドームでワンナイト・オンリー、行ける方…

7インチ盤専門店雑記339「B面の愉悦3:Rickie Lee Jones「リッキー・リー・ジョーン…

リッキー・リー・ジョーンズの「Woody And Dutch On The Slow Train To Peking」という曲が大…

7インチ盤専門店雑記338「B面の愉悦2:The Police「Someone To Talk To」」

ザ・ポリスの、と言うよりは、アンディ・サマーズの「サムワン・トゥ・トーク・トゥ」と呼びた…

7インチ盤専門店雑記337「B面の愉悦1:U2「Endless Deep」」

先日「I Will Follow」について書いたとき、ちょいと正確ではなかったなという部分がありまし…

7インチ盤専門店雑記336「Rocky Mountain Way」

ジョー・ウォルシュの1973年の「Smoker You Drink, Player You Get」からシングル・カットされ…

7インチ盤専門店雑記335「I Will Follow」

U2の「I Will Follow」という曲をご存知でしょうか?1980年にファースト・アルバム「Boy」から…

7インチ盤専門店雑記334「余剰在庫ボックスは面白い」

ジンジャーには7インチ盤専門店がショップ・イン・ショップで入っているわけですが、如何せんカフェの中にあるレコ屋です。そんなに売り場スペースを広げることもできません。今の状態が限界かと思われます。7インチ盤に限って申しますと、2,000枚ほど販売ボックスに出してあり、2,000枚ほどがストックとしてカウンターの下などに置いてあります。ウェブ通販もやっておりますが、そんなに動きがあるわけではありません。 一応飲食店ですから、お店の中にレコードが溢れかえっている状況に嫌気がさし、